ラムの定番カクテルの1つ、ダイキリ。
暑い季節には、フローズンダイキリも人気ですね!
今回は、ダイキリについて、その意味から、作り方、ダイキリにおすすめのラムまでご紹介します。
ダイキリとは
ダイキリ(Daiquiri)は、キューバのダイキリ鉱山で誕生したラムベースのカクテルです。
レモンまたはライムを使うのでさっぱりした味わいになります。
夏にはクラッシュアイスをいれて味わダイキリがとても人気です。
ヘミングウェイが愛したカクテル
ダイキリと言えば作家のアーネスト・ミラー・ヘミングウェイが愛したカクテルとしても知られています。
「我がモヒートはボデギータにて、我がダイキリはフロリディータにて」というヘミングウェイが残した名言があります。
ヘミングウェイは生前キューバにあるバー「フロリディータ」で、1日10杯以上ダイキリを飲んでいたほどダイキリ好きだったようですよ。
ダイキリの由来や意味
キューバにあるダイキリ鉱山の名前がカクテルの名前に由来しています。
一番知られている説では、ダイキリ鉱山で働いていたアメリカ人のジェニングス・コックスがレシピを考案して名前をつけたそうです。
ダイキリ鉱山で働くアメリカ人たちは仕事の後にダイキリを飲んで疲れを癒していたのでしょう。
ダイキリの度数
ダイキリの度数は20〜30%前後です。
度数は強めのカクテルですが、分量とアイスの溶け具合で度数は変化します。
ダイキリのカロリー
ダイキリのカロリーは120〜180kcal前後です。
甘めが好きな方は砂糖を多めに入れるとカロリーも高くなります
ダイキリの作り方
道具
・シェイカー
・ショートカクテル用グラス
材料
・ホワイトラム:45ml
・ライムジュース:15ml
・シュガーシロップ:1tsp
割合
ホワイトラム:ライムジュース=3:1
作り方の手順
①アイスを入れたシェイカーを用意する。
②シェイカーに材料を全部入れてシェイクする。
③カクテルグラスに注いで完成。
作り方のコツ
ライムジュースは生のライムを使うとさらにキリッとフレッシュな味わいになります。
また、現在ではライムを使うレシピが世界的に主流になっていますが、元々レモンで作られていました。
お好みでライムの代わりにレモンを使ってもいいでしょう。
シロップの量は1tspとなっていますが、甘めがお好きな方は2tsp入れてください。
アレンジレシピ
フローズンダイキリ
夏に大人気のフローズンスタイルのダイキリ。
作り方はダイキリの材料にクラッシュアイスを入れてミキサーにかけるだけです。
フローズンスタイルはあのヘミングウェイの好物だったとも言われています。
シャーベットのようなフローズンスタイルのカクテルが完成します。
アイスを入れるので味が薄めになります、シュガーシロップは標準のシロップより増やしましょう。
ストロベリーダイキリ
ストロベリーやベリー系のフルーツを使ったダイキリは女性に人気です。
材料
・ストロベリーリキュール 10ml
・ホワイトラム 30ml
・レモンジュース 15ml
・シュガーシロップ 5ml
・イチゴ 適量
さらに、これをフローズンスタイルにした「フローズンストロベリーダイキリ」は、ストロベリーシャーベットのようなデザート感覚で楽しめるので大人気です。
ダイキリにおすすめのラム
バカルディ スペリオール シルバー
バカルディ スペリオール シルバー
産地:プエルトリコ
世界的にも一番定番で多く使われているホワイトラムです。
特にラムの指定がなければバーなどで注文した際にほとんどバカルディのラムが使われます。
あのヘミングウェイも、バカルディで作るダイキリを時には水筒に入れて持ち歩くほど愛飲していたそうです。
ダイキリにあまり馴染みがない方は、このバカルディのホワイトラムのベーシックなダイキリから挑戦してみてください。
セルバレイ ホワイト ラム
セルバレイ ホワイト ラム
グラミー賞受賞歴のある誰もが知っている世界的アーティストのブルーノ・マーズがプロデュースしたラムです。
今年に入ってボトルのデザインもオシャレにリニューアル、日本でもだんだんと手に入りやすくなりました。
アメリカンオーク樽で3年以上熟成させているので、一般的なホワイトラムよりもバニラ感が強めです。
バニラの甘さを感じられるダイキリに仕上がります。
ブラック ティアーズ スパイスド ラム
ブラック ティアーズ スパイスド ラム
キューバのホワイトラムにスパイスを加え、世界初のキューバ産スパイスドラムです。
ラムと言えばサトウキビで作られているので元々糖質は高めのお酒ですが、ブラックティアーズは低糖質なのも特徴。
スモーキーでスパイスを感じられる味わいなのに、とてもスムースな飲み口です。
普通のレシピで使うよりも、フルーツを使ったダイキリのアレンジレシピと相性がいいでしょう。
さいごに
「ダイキリ」は世界中でたくさんの人に愛されている有名なカクテルの1つです。
フローズンにしたり、フルーツを使ったりといろいろなアレンジができるのも魅力ですよね。
ちなみに、ぬるくなると味の締まりが悪くなってしまうので、出来立ての冷たいダイキリは早めに飲みきることがオススメです。
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