【ソムリエ厳選】味わいの違いで選ぶ赤ワインおすすめ8選!選び方のコツも解説

2018/10/24
おすすめ赤ワイン

ソース

ひとくちに赤ワインと言ってもさまざまな味わいのものがあります。軽くてフルーティーなもの、濃厚でどっしりとしたものなど、タイプもいろいろです。

そんな中から好みのものを探す目安があるとしたら、ちょっと便利だと思いませんか?

味わいの差で赤ワインを選ぶ方法を今回はご紹介します。

記事の執筆者

井出 玲子

JSA認定ソムリエ

イタリアンレストランなどで修行の後、ソムリエを取得。日本のワイナリーのコンサルティング会社にてプロモーション施策やマーケティング業務を行う。現在、フリーのフードコーディネーター、編集・ライターとして活躍中。

赤ワインの味わいの違いについて

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赤ワインの味わいを簡単に示すとき、よく使われるのが「ボディ」という言葉。赤ワインは基本的に辛口に造られるので、味わいの差を示すときに使われるのが、この「ボディ」という言葉です。

さて、このボディとはどんな味わいのことを指すのでしょうか。

選び方のコツ

赤ワインの「ボディ」は、口に含んだときの印象を指します。

ライトボディ、ミディアムボディ、フルボディ、と、ボディが強くなるにしたがって、口に含んだときの印象は重厚感が強くなり、密度が大きくなる、というのが的確かもしれません。

ボディを決める要素は、アルコール分の強さや、ポリフェノール類の強さが違うことからと言われています。

自分好みのワインが、ボディの強弱でいうとどのあたりなのか覚えておくと、ワインがぐんと選びやすくなります。

味わいアルコール度数熟成合う料理
フルボディ色が濃い・タンニンが強くどっしり15%前後長熟牛・羊などの肉料理
ミディアムボディフルとライトの中間13%前後ほどほどタレ味の焼き鳥、すき焼き
ライトボディ色は薄め・タンニンは弱く軽やか11%前後あまりさせないチキン、サラダ

重厚感があってしっかりしているフルボディ

フルボディの味わいの特徴は、重厚感がある、ふくよか、コクがある、といった言葉が当てはまるものになります。ただし、重く渋みのあるものだけでなく、重くても口当たりがやわらかいものや、余韻の長いものもこれらにあたるものとされます。

しかし、高級ワインがすべてフルボディに当たるとは限りません。例えばピノ・ノワールを使ったワインは、ミディアムボディと言われることも多いため、当てはまらないものも出てくるためです。

程よい味わいのミディアムボディ

ミディアムボディとは、これらの要素がフルボディより弱く、ライトボディよりしっかりとした「中間の」もののことをいいます。香りや味わいなど、さまざまなものが「程よい」状態だと感じられるものです。

料理にも合わせやすく、タンニンも強すぎないので、初心者でも食事を楽しみながらトライしやすいワインだと言えるでしょう。

軽やかでフレッシュなライトボディ

ライトボディは上記の2つに比べると、フレッシュで軽やかなものを指します。例えば、ボジョレー・ヌーヴォーなどのような、軽やかでフルーティーな味わいの赤ワインがライトボディにあたります。
タンニンが軽く、酸が高めでフレッシュな、ライトボディの赤ワインは、赤ワインが苦手な方の入り口としてもぴったりと言えるでしょう。

安いワインに多い印象が強いかもしれませんが、高級なものにも軽やかでフルーティーなワインはあるので、必ずしもそうではありません。

ソムリエ厳選!味わいごとのおすすめ赤ワイン8選

フルボディからライトボディまで、赤ワインは多種多様です。おすすめを簡単にご紹介します。

フルボディのおすすめ赤ワイン

最初にフルボディのワインを3種類ご紹介。

2,000円以下ならコレ!

カイケン・エステート・マルベック

1,944円 (税込)

詳細情報
アルコール度数 14 %
ボディー フルボディ
原産国名 アルゼンチン
メーカー名 エノテカ
果実 %     赤ブレンド

プレミアムチリワインの先駆けであるモンテスがアルゼンチンで手がけているワイン。アルゼンチンの中でも品質の高いワインが生まれる「ファーストゾーン」にある畑の、樹齢40年以上の樹からとれるマルベックのみを使用し、60%をフレンチオーク、40%をその他の地域の樽に入れて熟成させています。
ふっくらと上品な口当たりで、いちごやチェリーなどの赤い果実を感じさせるような味わいと、フレンチオークのバニラが複雑に絡み合い、まろやかなタンニンが口いっぱいに広がります。
胡椒をきかせたステーキや、ラムチョップなど、しっかりした肉料理との愛称も抜群です。

2,000円~5,000円ならコレ!

ジー・アクト・4

4,536円 (税込)

詳細情報
原産国名 フランス

ポムロールのシャトー・ラ・フルールのオーナーが、フロンサックで生み出したワインです。サンテミリオンと似た土壌とテロワールで育ったブドウは、手摘みで収穫され、昔ながらのセメントの桶で発酵を行い、新樽率33%のフレンチオークで15ヶ月熟成します。カベルネ・フランとメルローが半々のセパージュです。
ふっくらとやわらかく、丸みがあり、芯の強いタイプ。フルボディでありながら、さわやかな果実味も感じられます。
ステーキはもちろん、鶏肉の赤ワイン煮込みなどとも。幅広い料理と合わせやすい味わいです。

5,000円以上ならコレ!

シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・スペシャル

9,720円 (税込)

詳細情報
原産国名 フランス

ローヌ随一の目利きとして知られる、ミッシェル・タルデュー・ローランが手がけるのが「タルデュー・ローラン」。
通常タルデュー・ローランでは赤ワインをワインの状態で購入しますが、このワインに関しては、ブドウを破砕する段階から携わっています。樹齢100年のグルナッシュを使用し、アリエ、トロンセの1回済みの樽で熟成。瓶詰め時の濾過と清澄は行っていません。
カシスやブルーベリーのようなアロマと、バニラなどの香りが複雑に絡み合い、クリームのようななめらかな舌触りで、やわらかでこなれたタンニンが口いっぱいに広がります。余韻もスパイシーで力強く、まだまだ熟成が見込めるワインです。
ブルーチーズソースのステーキや、仔羊の煮込みなどによく合いそうです。

>>フルボディのおすすめ赤ワインをもっと見る

 

ミディアムボディのおすすめ赤ワイン

次に、ミディアムボディのワインをご紹介します。

2,000円以下ならコレ!

モンテプルチアーノ ダブルッツォ

1,382円 (税込)

詳細情報
原産国名 イタリア/アブルッツォ
メーカー名 マシャレッリ

アブルッツォを代表する造り手が生み出す、モンテプルチアーノのワイン。アブルッツォは海側の標高の低い土地は温かいのですが、全体に冬は雪が多い地域。気温の変化が大きい土地で育つブドウの、凝縮感のある果実味が特徴です。20ヶ月間熟成させた丸みを帯びた味わいも、親しみやすい印象を与えてくれます。
シンプルな肉料理や、パスタと合わせたい1本です。

 

2,000円~5,000円ならコレ!

ヒルコット・メルロ

3,240円 (税込)

詳細情報
原産国名 オーストラリア

バロッサ・ヴァレーのメルローの名手、グラント・バージが造るワインです。1982年にハリコット・ヴィンヤード数種類の赤ワイン用品種を植えていますが、そのブドウを今でも使っている貴重なキュヴェ。
赤系のベリーの風味が豊かで、ビターチョコやモカなどのニュアンスもあるリッチな味わい。エレガントでなめらかな口当たりです。
牛肉のグリルやローストビーフなどとぴったりです。

 

5,000円以上ならコレ!

ドメーヌ・シモン・ビーズ・エ・フィス

4,568円 (税込)

詳細情報
原産国名 フランス
メーカー名 シモン・ビーズ
果実 %     ピノ・ノワール100%

サヴィニー・レ・ボーヌは比較的マイナーなアペラシオンなのですが、その中でも端正で緻密なワインを生み出すことで知られているのがシモン・ビーズ。2008年からビオディナミ農法を取り入れています。たっぷりとした果実味の素直な飲み口でありながら、しっかりと芯の通った味わいです。
鶏肉の煮込みやパスタなどとの相性がぴったりです。

>>ミディアムボディのおすすめ赤ワインをもっと見る

 

ライトボディのおすすめ赤ワイン

最後にライトボディのワインを3種類ご紹介します。ライトボディの高価なものはあまり日本では好まれないのか、あまり輸入されていません。高級なものでライトな味わいのものはありますが、ヴィンテージものでかなり高価なものが多くなります。5000円以下で選ぶのがおすすめです。

2,000円以下ならコレ!

KWV ケープルージュ

713円 (税込)

詳細情報
アルコール度数 13 %
ボディー ライトボディ
原産国名 南アフリカ
メーカー名 国分
果実 %     赤ブレンド

南アフリカ、ウエスタンケープで造られる、ガルナッチャとルビー・カベルネを使用したワインです。
フルーティーな香りとすっきりした果実味で、口当たりもなめらか。デイリーな価格帯でもあり、日常の食卓にぴったりのワインです。
豚肉のしゃぶしゃぶや、ローストビーフを使ったサラダなどと。

 

2,000円~5,000円ならコレ!

コトー・デュ・ジェノワ ルージュ

3,730円 (税込)

詳細情報
アルコール度数 12.50 %
ボディー ライトボディ
原産国名 フランス・ロワール/中央フランス/コトー・デュ・ジェノワ
メーカー名 OTOGINO

ロワール、サンセール北部で造られる、ピノ・ノワールとガメイのブレンドのワインです。はつらつとした果実味と酸味が特徴のライトなワインは、透明感のある味わい。のびやかで軽やかな余韻が印象的です。
合わせるなら焼き魚や軽い肉料理とともにどうぞ。

>>ライトボディのおすすめ赤ワインをもっと見る

 

味わいで選ぶ赤ワインまとめ

さまざまな味わいのものがある赤ワイン。ボディについて把握しておくと、選び方が少し楽になります。どんなワインをどんな料理に合わせるかなど、想像しながら選びたいですね。
今はネットなどでも、比較的ボディの強さなどからワインを探しやすくなっているので、予算や好みに合わせて、探してみてくださいね。

     

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