日本酒と料理のペアリングとは?コツや基礎知識を日本酒ソムリエが解説

2023/08/31
日本酒

日本酒をより美味しくするのが料理との組み合わせ。
日本酒は料理の邪魔をしないと言われてきたお酒ですが、近年は日本酒と料理の両方を引き立てる組み合わせが楽しまれています。
今回の記事は日本酒と料理の合わせ方について、日本酒ソムリエが徹底解説します。

日本酒は優れた食中酒

日本酒は様々な料理との組み合わせを楽しむことができるお酒です。

ワインやウイスキーなど他のお酒と比較し、日本酒は穏やかな風味を持つ一方で、米や米麹に由来する旨味成分を豊富に含んでいます。

これが料理と寄り添うような組み合わせとなりつつ、料理の味わいをより深める役割を果たすのです。

日本酒ペアリングとは

日本酒ペアリングとは、日本酒と料理の組み合わせを工夫し、両者の味や香りが最大限に引き立てられるような食体験を楽しむことを指します。

ワインのペアリングと同じく、日本酒ペアリングもそれぞれの日本酒の特徴や料理の風味を考慮し、ベストな組み合わせを探求するものです。

例えば、淡麗な日本酒はさっぱりとした料理や刺身との相性が良いとされる一方、濃醇な日本酒は煮物や焼き魚とよく合います。

また、熱燗には冬の鍋料理や温かい料理とのペアリングがおすすめです。

近年は、日本料理だけでなく、フレンチ、イタリアン、中華などの外国料理とのペアリングも試みられ、その幅は広がりを見せています。

お酒と料理の相性が良いとはどういうこと?

 

日本酒と料理が「相性が良い」と感じるのはどのような場合があるのでしょうか。

こちらで日本酒と料理の組み合わせのパターンをいくつか紹介します。

 

調和【似たもの同士】

「調和」は日本酒と料理の風味や、味わいの濃淡が似たもの同士のペアリングを指します。

例えば、さっぱりとした前菜系の料理に辛口の冷酒を合わせる、濃口の煮込み料理に少し熟成感のある日本酒を常温で合わせるなど。

味わいのレベルが同程度のものを合わせることで、馴染みの良い味わいを楽しめるでしょう。

調和のペアリングは日本酒と料理を合わせる際のベースとなる考え方です。

 

補完【足りないものを補う】

「補完」は日本酒と料理のいずれかに欠けている要素を、どちらか一方で補完するペアリングを指します。

例えば、辛味の効いたスパイシーな料理に甘味のある日本酒を合わせる、鶏のから揚げに酸味の効いた日本酒を合わせるなど。

考え方としては、「甘味・塩味・酸味・苦味・旨味」のうち足りないものを料理や日本酒で補っていくイメージとなります。

日本酒を料理に合わせるソースとして見立ててみても良いでしょう。

 

中和【強すぎる味を打ち消す】

「中和」は強い風味や味わいを持つ料理の特性を和らげるためのペアリングです。

一般的には料理の味わいをやわらげる役割を日本酒が担います

例として、イカの塩辛に辛口の日本酒を合わせて塩味をやわらげる、天ぷらにスパークリング日本酒を合わせて油を洗い流すなど。

甘口の日本酒にデザートを合わせることで、甘口の日本酒を辛口に感じさせることもあります。

 

相乗【美味しさが増幅する】

「相乗」は日本酒と料理を合わせることで、単体で味わう以上の美味しさが生まれるペアリングを指します。

ワインの世界でいうところの「マリアージュ」と近いペアリングです。

例えば、チーズと純米酒を合わせて旨味の相乗効果が生まれる、鶏レバーに甘口の熟成酒を合わせて風味の複雑性を高めるなど。

相乗はペアリングの醍醐味と言える組み合わせなので、ぜひチャレンジしてみてください。

日本酒と料理の合わせ方

こちらで日本酒と料理の合わせ方についてご紹介します。

日本酒ペアリングを考える上でぜひ参考にしてみてください。

日本酒の種類で合わせる

日本酒にはいくつかの種類があり、味わいや風味の特徴が異なります。

日本酒の種類とその特徴を抑えることは、料理とのペアリングを考える上で欠かせません。

日本酒の種類特徴合う料理

本醸造

すっきりキレ味

前菜・海鮮系

純米

旨味が豊か

煮込み料理・肉料理

吟醸

すっきりフルーティー

前菜・洋食

にごり酒

濃厚でマイルド

スパイシーな料理

熟成酒

芳醇で複雑

チーズ・中華料理

スパークリング日本酒

すっきり爽快

前菜・揚げ物

生酛・山廃

濃醇で酸味がある

クリーム系・肉料理

無濾過生原酒

フレッシュでパワフル

洋食

貴醸酒

とろける甘味

デザート

 

本醸造系

本醸造酒はすっきりと穏やかな風味の日本酒です。

これぞ日本酒と言えるような辛口な銘柄が多く、幅広い料理に合わせることができます。

焼き魚や煮物、天ぷらなどの和食にはもってこいのタイプと言えるでしょう。

洋食では前菜やフレッシュな魚介料理など、シンプルな味付けのものと合わせられます。

 

純米系

純米酒は米と米麹のみを原料とした日本酒。

米の旨味や風味がしっかりと感じられ、燗酒にすることでより味わいが深まります。

旨味が豊富な純米系の日本酒は、味わいのしっかりした料理と合わせるのがおすすめ。

煮魚や鍋物のほか、肉料理とも合わせることができます。

 

吟醸系

吟醸酒は香り高く、フルーティな風味や繊細な味わいの日本酒です。

よく削った米を使い、長期低温発酵を行うなど手間暇をかけた製法で造られます。

その繊細な風味を壊さないよう、軽めの料理や香り高い料理との組み合わせがおすすめ。

白身魚のカルパッチョや柑橘類・ハーブを使った魚料理、フレッシュチーズなど洋食とも相性が良いです。

 

にごり酒

にごり酒は醪(もろみ)が入ったままの白濁した日本酒です。

麹からくる独特の風味が特徴的で、ミルキーな口当たりと味わいがあります。

その濃厚な甘みとコクを生かすため、辛口の料理やスパイシーな料理との相性が良いとされています。

甘口から辛口まで幅広く、甘口タイプはデザートに合わせるのもおすすめです。

 

熟成酒

熟成酒は一定期間貯蔵されて風味や味わいが変化した日本酒です。

深みやコク、独特の熟成香が感じられ、熱燗にすることでその風味や味わいが倍増します。

熟成酒には味の濃い煮込み料理や、焦げ・燻製の風味を持つ料理、中華料理などがおすすめです。

また、青かびチーズや塩味の強いチーズもぜひ熟成酒に合わせたいところ。

 

スパークリング日本酒

スパークリング日本酒は炭酸ガスを含む爽快な日本酒です。

軽やかで爽快な味わいのため、フレッシュな料理や軽めの料理との相性が抜群。

生の魚介類やサラダ、蒸し鶏や前菜など、さっぱりとした料理と合わせると良いでしょう。

シャンパンと比べて酸味が穏やかですが、その分旨味が豊富なので温度を少し下げてメイン料理と合わせることもできます。

温度で合わせる

日本酒の温度は、味わいや香りの感じ方を大きく変える要素の一つです。

それぞれの温度ごとの日本酒と料理の相性について解説します。

 

冷酒

冷やして飲む日本酒は爽やかでキレのある味わいが際立ちます。

また、フルーツやハーブ、青竹などのすっきり華やかな香りが感じられますが、甘味が抑えられのど越しは爽快です。

清涼感があるため、生の魚介類の刺身や寿司、サラダ、冷たい麺料理などのさっぱりとした料理との相性が良いでしょう。

また、夏野菜やフルーツを使った料理ともよく合います。

 

常温

常温の日本酒は、その銘柄の持つ本来の味や香りがダイレクトに感じられる温度です。

バランスが取りやすいので、幅広い料理に合わせることができます。

焼き魚や炒め物、揚げ物などの一般的な日本料理はもちろん、洋食や中華料理とも相性が良い。

 

熱燗

熱燗は日本酒のふくよかさを引き出す飲み方です。

温めることでアルコールの刺激が和らぎ、米の旨味や甘み、麹の風味がより前面に出ます。

その温かさと深い味わいには、煮物や鍋料理、焼き魚、焼き鳥など、暖かい料理や濃厚な料理との組み合わせがおすすめ。

特に寒い時期の濃厚な味わいの料理や、塩分が多めの料理との相性も良いです。

地域で合わせる

日本酒と郷土料理の組み合わせは、その土地の歴史や文化が生み出したものならではです。

長い年月をかけてその土地で培われてきたため、地酒と郷土料理の相性は非常に高い相性を持っています。

日本各地には、その地域特有の食文化と、それにマッチする日本酒があります。

 

青森

青森は稲作や漁業が盛んな地域です。

日本酒はすっきりしていながらも、甘味のある濃醇なタイプが多くあります。

秋田の名産品のひとつであるホタテは貝類の中でも甘味を感じるので、ほのかに甘味のある地酒を合わせると最高です。

 

秋田

人気の酒蔵をいくつも有する秋田県。

秋田の日本酒はマイルドで何杯でも飲めてしまうような親しみやすさが魅力です。

いぶりがっこやとんぶりなど、珍味との組み合わせがおすすめ。

 

新潟

米処・酒処として新潟県は知られています。

1980年代には「新潟淡麗辛口」が日本酒業界を席巻し、一大ブランドを築きました。

そんなすっきりと辛口の新潟の日本酒は、日本海の海の幸と相性ぴったりです。

 

石川

石川県は新潟と同じく日本海沿いに位置し、海産物に恵まれています。

能登杜氏による酒造りは、しっかりとした濃醇な味わいが特徴。

旨味の強い石川の酒には、氷見ブリを使ったブリ大根が最高に合います。

 

兵庫

日本酒生産量が国内トップの兵庫県。

「灘の男酒」と呼ばれる、濃醇かつ切れ味の良い洗練された味わいが特徴です。

神戸牛はもちろん、カニや穴子などの海産物、明石焼きなどの粉もんなど、兵庫の酒はどんな食材とも合わせやすい懐の深い味わいがあります。

 

広島

日本三大銘醸地のひとつに数えられている広島。

軟水仕込みによるやわらかでマイルドな味わいが広島の日本酒の特徴です。

しっかりと冷やした地酒を、広島名産の牡蠣と合わせると良いでしょう。

【料理のタイプ別】相性の良い日本酒ランキング12選!

こちらで料理のタイプ別におすすめの日本酒をご紹介します。

気になる銘柄がありましたら、ぜひお好みの料理と一緒に合わせてみてください。

あっさりした料理に合う日本酒3選

商品画像久保田 千寿日高見 超辛口純米蓬莱 家伝仕込み 純米吟醸
商品名久保田 千寿日高見 超辛口純米蓬莱 家伝仕込み 純米吟醸
詳細種類:吟醸酒
産地:新潟
おすすめ料理:刺身・枝豆・牛すじ煮込み
種類:純米酒
産地:宮城
おすすめ料理:魚介類全般
種類:純米吟醸酒
産地:岐阜
おすすめ料理:酢の物・焼き魚・おでん
商品リンク詳細を見る詳細を見る詳細を見る

久保田 千寿

久保田 千寿

詳細情報
種類:吟醸酒
産地:新潟
おすすめ料理:刺身・枝豆・牛すじ煮込み

新潟を代表する銘柄である久保田。
さらりとした口当たりと、喉の通りの良さはまさに淡麗辛口です。
和食であれば刺身から焼き物、煮物とどんな食事とも合わせることができます。
料理の良さを引き立てる、繊細な風味を楽しめるでしょう。

種類産地おすすめ料理
吟醸酒新潟刺身・枝豆・牛筋煮込み

 

日高見 超辛口純米

日高見 超辛口純米

詳細情報
種類:純米酒
産地:宮城
おすすめ料理:魚介類全般

魚介とぜひ合わせていただきたい辛口の純米酒。
ただ辛口なだけでなく、旨口で濃厚な味わいも感じさせてくれます。
魚料理との相性が非常に良く、特にお寿司との組み合わせは格別です。
イカやタコ、生牡蠣など海鮮と一緒にぜひ

種類産地おすすめ料理
純米酒宮城魚介類全般

 

蓬莱 家伝仕込み 純米吟醸

蓬莱 家伝仕込み 純米吟醸

詳細情報
種類:純米吟醸酒
産地:岐阜
おすすめ料理:酢の物・焼き魚・おでん

飛騨高山の銘酒・蓬莱の看板銘柄。
適度な辛口に仕上げられており、米のふくよかな甘味と旨味を感じます。
派手さはありませんが、食事とピタリと寄り添う穏やかさが魅力。
冷酒から熱燗まで幅広い温度帯で、料理の旨味を引き出してくれるでしょう。

種類産地おすすめ料理
純米吟醸酒岐阜酢の物・焼き魚・おでん

濃厚な料理に合う日本酒3選

商品画像菊姫 山廃純米睡龍 生酛のどぶ 純米にごり達磨正宗 5年古酒
商品名菊姫 山廃純米睡龍 生酛のどぶ 純米にごり達磨正宗 5年古酒
詳細種類:山廃純米酒
産地:石川
おすすめ料理:煮込み料理・中華料理
種類:にごり酒
産地:奈良
おすすめ料理:肉料理・チーズ
種類:熟成酒
産地:岐阜
おすすめ料理:肉料理・煮込み料理・デザート
商品リンク詳細を見る詳細を見る詳細を見る

菊姫 山廃純米

菊姫 山廃純米

詳細情報
種類:山廃純米酒
産地:石川
おすすめ料理:煮込み料理・中華料理

力強い旨味を持った山廃純米酒。
山吹色に輝く外観があり、ナッツやカラメルを思わせる香りと、山廃ならではの酸味や旨味を強く感じます。
合わせる料理は肉じゃがや魚の煮付けなどこってりしたものがおすすめ。
酢豚などパンチのある中華料理と合わせても良いでしょう。

種類産地おすすめ料理
山廃純米酒石川煮込み料理・中華料理

 

睡龍 生酛のどぶ 純米にごり

睡龍 生酛のどぶ 純米にごり

詳細情報
種類:にごり酒
産地:奈良
おすすめ料理:肉料理・チーズ

キレと旨味を持ったにごり酒。
とろりとした食感がありますが、味わいは力強くスカッと切れる極辛口に仕上がっています。
焼き鳥やステーキなどの肉料理と合わせると互いの旨味を引き立ててくれます。
乳製品との相性が良く、チーズを使った料理との組み合わせもおすすめ。

種類産地おすすめ料理
にごり酒奈良肉料理・チーズ

 

達磨正宗 5年古酒

達磨正宗 5年古酒

詳細情報
種類:熟成酒
産地:岐阜
おすすめ料理:肉料理・煮込み料理・デザート

熟成酒の筆頭として知られる達磨正宗の5年古酒。
美しい琥珀色の液体からは香ばしい香りが広がり、コクとマイルドさのバランスが秀逸です。
常温からぬる燗でもっとも風味が引き立ちます。
コクのある味噌煮込みや脂身のある肉料理のほか、バニラアイスやチョコレートとも合うでしょう。

種類産地おすすめ料理
熟成酒岐阜肉料理・煮込み料理・デザート

洋食に合う日本酒3選

商品画像仙禽 モダン仙禽 無濾過生原酒陸奥八仙 赤ラベル八海山 瓶内二次発酵 AWA 
商品名仙禽 モダン仙禽 無濾過生原酒陸奥八仙 赤ラベル八海山 瓶内二次発酵 AWA 
詳細種類:無濾過生原酒
産地:栃木
おすすめ料理:生ハム・カルパッチョ・生春巻き
種類:特別純米
産地:青森
おすすめ料理:カルパッチョ・アクアパッツァ・ブリ大根
種類:スパークリング日本酒
産地:新潟
おすすめ料理:前菜系・魚介のムニエル・ポークソテー
商品リンク詳細を見る詳細を見る詳細を見る

仙禽 モダン仙禽 無濾過生原酒

仙禽 モダン仙禽 無濾過生原酒

詳細情報
種類:無濾過生原酒
産地:栃木
おすすめ料理:生ハム・カルパッチョ・生春巻き

その名の通り、現代的なスタイルの大人気日本酒です。
甘酸っぱくジューシーな味わいがあり、フレッシュな果実の風味をふんだんに感じます。
しっかり冷やして、ワイングラスで頂いてほしい1本です。
合わせる料理は和食よりも、イタリアンやエスニック料理がおすすめ。

種類産地おすすめ料理
無濾過生原酒栃木生ハム・カルパッチョ・生春巻き

 

陸奥八仙 赤ラベル

陸奥八仙 赤ラベル

詳細情報
種類:特別純米
産地:青森
おすすめ料理:カルパッチョ・アクアパッツァ・ブリ大根

青森を代表する銘酒、陸奥八仙の看板商品。
リンゴやパイナップルのような華やかな香りと、ジューシーな旨味とみずみずしい甘味が特徴です。
魚介類とのペアリングが特におすすめで、フレッシュなウニやホタテにぴったり。
アクアパッツァやブイヤベースなど、魚介の出汁の効いた料理とも好相性。

種類産地おすすめ料理
特別純米酒青森カルパッチョ・アクアパッツァ

 

八海山 瓶内二次発酵 AWA 

八海山 瓶内二次発酵 AWA 

詳細情報
種類:スパークリング日本酒
産地:新潟
おすすめ料理:前菜系・魚介のムニエル・ポークソテー

新潟の銘酒・八海山のスパークリングタイプです。
シャンパン製法とも呼ばれる瓶内二次発酵仕込みで、きめ細やかな泡立ちと米の旨味が凝縮された味わいを楽しめます。
シャンパンと同様に、軽い前菜や魚介料理との相性が抜群です。
少し温度を上げると米の旨味が増し、肉料理との組み合わせも楽しめるようになります。

種類産地おすすめ料理
スパークリング日本酒新潟魚介のムニエル・ポークソテー

デザートに合う日本酒3選

商品画像満寿泉 貴醸酒讃岐くらうでぃスパークリング清酒 澪
商品名満寿泉 貴醸酒讃岐くらうでぃスパークリング清酒 澪
詳細種類:貴醸酒
産地:富山
おすすめ料理:青かびチーズ・フォアグラ・バニラアイス
種類:にごり酒
産地:香川
おすすめ料理:バターチキンカレー・骨付き鶏
種類:スパークリング日本酒
産地:京都
おすすめ料理:フレッシュフルーツ・生ハム
商品リンク詳細を見る詳細を見る詳細を見る

満寿泉 貴醸酒

満寿泉 貴醸酒

詳細情報
種類:貴醸酒
産地:富山
おすすめ料理:青かびチーズ・フォアグラ・バニラアイス

極上の甘味を堪能できる貴醸酒です。
麦わら色に色付いた外観があり、ハチミツやバニラを思わせるような濃醇で魅惑的な甘味を感じます。
貴腐ワインと同様に、青かびチーズとの組み合わせが最高です。
また、バニラアイスにかけてデザートとして味わうのもおすすめ。

種類産地おすすめ料理
貴醸酒富山青かびチーズ・フォアグラ

 

讃岐くらうでぃ

讃岐くらうでぃ

詳細情報
種類:にごり酒
産地:香川
おすすめ料理:バターチキンカレー・骨付き鶏

新感覚の味わいを楽しめる低アルコールにごり酒。
白麹を使った酸味のある味わいと6%の低アルコールが重なり、まるで南国のラッシーを飲んでいるかのような味わいを楽しめます。
しっかり冷やしてカジュアルな料理と合わせるのがおすすめです。
甘酸っぱくスパイシーなエスニック料理や、脂身のある肉料理とのペアリングをぜひ。

種類産地おすすめ料理
にごり酒香川バターチキンカレー・骨付き鶏

 

スパークリング清酒 澪

スパークリング清酒 澪

詳細情報
種類:スパークリング日本酒
産地:京都
おすすめ料理:フレッシュフルーツ・生ハム

低アルコールで甘酸っぱい味わいの人気日本酒。
米由来のフルーティーでやさしい甘みが特徴で、軽やかな甘酸っぱい風味が口の中で広がります。
アルコール度数5%と低めなので、日本酒初心者や女性、アルコールが苦手な方にもオススメです。
生のフルーツやクラッカーなど、カジュアルなパーティーメニューによく合います。

種類産地おすすめ料理
スパークリング日本酒京都フレッシュフルーツ・生ハム

日本酒と料理のおすすめペアリング

最後におすすめの日本酒ペアリングの例をご紹介します。

様々なタイプの日本酒と料理の組み合わせがありますので、ぜひご自身の日本酒ペアリングの参考にしてみてください。

【生酒×カルパッチョ】

熱処理をしていない生酒はフレッシュでフルーティな風味が特徴。

カルパッチョは鮮魚を塩やオリーブオイル、ハーブなどでシンプルに調味した料理です。

この新鮮な食材とシンプルな調味が生酒のフレッシュさと相まって、食材の風味がちょうどいいバランスで調和します。

日本の国主である日本酒と、西洋の料理とのユニークな融合を楽しむことができるでしょう。

【本醸造×メザシの一夜干し】

日本酒と焼き魚は鉄板の組み合わせです。

特に旨味の強い一夜干しには、辛口の本醸造を常温〜ぬる燗で合わせたいところ。

本醸造とメザシの持つ旨味が相乗効果をもたらし、キレのある本醸造の味わいがメザシの塩味やほろ苦さを和らげてくれます。

本醸造の温度を上げることで、米のやわらかな甘味が加わって味わいのバランスが良くなるでしょう。

【スパークリング日本酒×天ぷら】

スパークリング日本酒は、爽やかな口当たりと麹の独特の風味が特徴です。

この爽やかさが、油で揚げられた天ぷらの重さを軽減し、さっぱりとした後味を楽しむことができます。

また、魚介や野菜の素朴な味わいを日本酒が引き出し、爽快感の中にも深い味わいを感じることができるでしょう。

より爽快感が欲しければ、天ぷらにレモンを絞るほか、スパークリング日本酒にレモンを加えても良いです。

【大吟醸×和牛サーロインステーキ】

和牛のサーロインステーキに合わせてほしいのが大吟醸の日本酒。

和牛は加熱した際に「和牛香」と呼ばれる、桃やココナッツを思わせる香りが発生します。

これが大吟醸の持つフルーティーな香りと共通した成分となるので、不思議と相性が良くなるのです。

ステーキには濃厚な日本酒を合わせたくなりますが、和牛のステーキにはぜひ温めの大吟醸または純米大吟醸を合わせてみてください。

なお、和牛の香りは80度で最も強くなるので、ステーキではミディアムレア程度の焼き加減、もしくはすき焼きやしゃぶしゃぶで食べるのがおすすめです。

【にごり酒×生牡蠣】

にごり酒は米の風味が豊かでクリーミーな口当たりの日本酒。

一方で、生牡蠣は海のミネラルを凝縮したような独特の風味がありますが、「海のミルク」と表現されるようにクリーミーな食感があります。

この2つのクリーミーな食感がよく馴染み、にごり酒の甘味と麹の風味、牡蠣のミネラル感が混ざり合うことで他には無い風味が生まれます。

牡蠣には白ワインのイメージがありますが、ぜひ一度にごり酒を合わせてみてください。

【生酛・山廃系×キノコのグラタン】

生酛・山廃系の日本酒は天然の乳酸菌を活用した、力強く複雑な風味を持つ日本酒です。

キノコのグラタンはチーズやクリームソースなど乳製品が使われており、乳酸発酵という共通項があるため生酛・山廃系の日本酒と風味がよく馴染みます。

また、キノコの滋味深い旨味やチーズの濃厚な旨味は、日本酒と旨味の相乗効果を生み出してくれるでしょう。

合わせる日本酒はやや甘味がある方が、全体のバランスが取れるかと思います。

【熟成古酒×酢豚】

熟成古酒は長い年月をかけて熟成させた日本酒で、深みのある味わいやシェリー酒のような独特の香りが特徴です。

この複雑な風味が酢豚の濃厚で甘酸っぱいソースと非常によく合います。

酢豚の甘酸っぱいソースが古酒の奥に眠る旨味を引き立たせ、爆発的な旨味の相乗効果を生み出します。

酢豚の中でも、より熟成を重ねた「黒酢」を使ったものが古酒とより合うでしょう。

古酒は熱燗にして合わせることで、苦味や酸味、旨味が調和した味わいを楽しむことができます。

【貴醸酒×青かびチーズ】

貴醸酒は仕込み水の一部を日本酒に替えた、贅沢な甘口酒です。

はちみつを思わせる濃厚な甘味の貴醸酒は、ゴルゴンゾーラなどの青かびチーズとの相性が抜群。

青かびチーズの独特の強い香りや塩味と、貴醸酒のとろけるような甘味と麹の風味。

両者ともに強烈な個性を放っていますが、これが高いレベルで互いを補うようにぴたりと合わさり、旨味の相乗効果を生み出します。

チーズとワインの組み合わせが世界的に人気ですが、実は科学的には日本酒の方がチーズと相性が良いとも言われています。

無数にある日本酒と料理の組み合わせを楽しもう!

日本酒はその多様な味わいと香りによって、さまざまな料理との組み合わせを楽しむことができます。

繊細な風味の魚料理から濃厚な肉料理、そして独特の西洋料理まで、日本酒とのペアリングは食文化の新しい発見をもたらしてくれます。

この機会に、日本酒の奥深さと料理のハーモニーを心ゆくまで堪能してみてください。

新しい味の組み合わせや驚きの発見が、食卓をより豊かで特別なものに変えてくれることでしょう。

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