竹鶴はどんなウイスキー?気になる値段、種類から、終売についても徹底解説!

2020/09/12
ウイスキー

日本だけでなく、海外でも大人気の竹鶴。

原酒の不足により、現在は供給できない状況です。

今回は、そんな竹鶴について、評価や、気になる終売について、現在手に入るラインナップをご紹介します。

記事の監修者

立石 俊英(たていし としひで)

・ウイスキー文化研究所認定ウイスキーエキスパート ・日本テキーラ協会テキーラマエストロ

バーテンダーとして料飲業務に携わりながらテキーラとウイスキーに関する資格を取得。日本国内のウイスキー蒸留所巡りと蒸留器に関する調査も行う。現在はコンサルティング会社のライター・編集職として勤務中。

竹鶴とは

竹鶴は、ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝の名を冠したウイスキーブランドです。

ニッカウヰスキーで製造され、アサヒビールが販売しています。

 

竹鶴の特徴

「余市蒸溜所」と「宮城峡蒸溜所」など、複数の蒸溜所で作られたモルト原酒を掛け合わせたヴァッテッドモルトウイスキーのため、ピュアモルトと呼ばれています。

スモーキーな香りとスパイシーで力強い味わいの「余市」と、華やかな香りで軽やかな味わいの「宮城峡」。

それぞれのモルト原酒を絶妙なバランスで配合し、グレーンを使わずにブレンデッドウイスキーのような柔らかな味わいを実現しています。

 

竹鶴の歴史

竹鶴政孝亡き後に開発され、2000年に「竹鶴12年ピュアモルト」として初リリース。

当時、ブレンデッドウイスキーのブラックニッカが高い人気を誇っていました。

そんななか、「ブレンデッドウイスキーのように飲みやすいモルトウイスキー」をコンセプトに作られたのが竹鶴です。

2000年の「竹鶴12年モルト」の販売に始まり、2001年には「竹鶴17年ピュアモルト」が発売。

続いて「竹鶴21年ピュアモルト」「竹鶴25年ピュアモルト」をリリースしています。

 

竹鶴の評価

竹鶴は、どの銘柄も国内外で高い評価を受けています。

特に海外での受賞が多いのが特徴です。

 

インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)

竹鶴ピュアモルトは世界的な酒類品評会であるISC2014年と2016年に金賞を受賞。

ISCの金賞は「12年」「17年」「21年」「25年」も複数回受賞しています。

2019年には、「竹鶴25年ピュアモルト」と「竹鶴21年ピュアモルト」がISCのダブルゴールドを受賞。

ダブルゴールドは2019年に新設された、ゴールドの上位に位置づけられる賞です。

 

ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)

竹鶴17年ピュアモルトはWWAで「ワールド・ベスト・ブレンデッドモルトウイスキー」を4回受賞。

21年」、「25年」も同賞を受賞しています。

 

国内では、20165月に開催された先進国首脳会議の伊勢志摩サミットで「竹鶴21年ピュアモルト」と「竹鶴25年ピュアモルト」が首脳陣に提供され、話題を呼びました。

 

竹鶴の終売

竹鶴はNHK連続ドラマ「マッサン」の影響で大人気になり、さらには世界的なジャパニーズウイスキーのブームも重なり、深刻な原酒不足に陥ります。

そのため、2014年2月には「竹鶴12年モルト」が終売。

同年3月からノンエイジの「竹鶴ピュアモルト」がリリースされました。

その後も原酒不足は続き、2020年3月末で「竹鶴17年」「竹鶴21年」「竹鶴25年」が販売終了しています。

2020年3月には、「竹鶴ピュアモルト」の旧ボトルがリニューアルに伴い終売になりました。

 

竹鶴の種類

現在、市場で手に入る竹鶴は以下の4つです。

現在はどのラインナップも低下を大幅に上回る価格で取引されています。

竹鶴のラインナップ

商品画像竹鶴ピュアモルト竹鶴ピュアモルト 17年竹鶴ピュアモルト 21年竹鶴ピュアモルト 25年
商品名竹鶴ピュアモルト竹鶴ピュアモルト 17年竹鶴ピュアモルト 21年竹鶴ピュアモルト 25年
価格7,700円(税込)32,985円(税込)59,987円(税込)215,000円(税込)
詳細度数:43 %度数:43 %度数:43 %
商品リンク詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

竹鶴ピュアモルト(ノンエイジ)

竹鶴ピュアモルト


2020年3月にリニューアルで販売された数量限定品です。

「余市蒸溜所と宮城峡蒸留所のモルトをブレンドし、さらに芳醇なウイスキーを造る」というという竹鶴政孝の夢が結実したウイスキー。

余市伝統の「石炭直火蒸溜」で生み出された力強い味わいと、柔らかで華やかな宮城峡モルトを合わせ、飲みやすいウイスキーに仕上がっています。

味わい

果実を思わせる甘くて柔らかな香りで、滑らかな口当たり。

重厚なモルトの甘みとコクが感じられる味わいです。

ピートや樽由来の、甘くほろ苦い余韻が長く続きます。

値段

定価は、700mlで4,000円(税別)です。

ネット通販では、6,000円〜8,000円(税別)前後が相場になっています。

旧ボトルもほぼ同じような金額で販売されています。

 

竹鶴ピュアモルト 17年

竹鶴ピュアモルト 17年


余市蒸溜所と宮城峡蒸留所で、17年以上熟成させたモルト原酒をブレンドしています。

長年の貯蔵で生まれた、熟成した奥深い香りと重厚な味わいがたっぷりと堪能できる逸品です。

味わい

樽由来のウッディなニュアンスに、スモーキーで香ばしい香りが広がります。

まろやかな口当たりながら力強いボディで、麦芽由来のコクと熟成した甘さが感じられる濃厚な味わい。

すっきりと爽やかな余韻が続きます。

値段

ネット通販では、700mlで30,000円〜50,000円(税別)です。

 

竹鶴ピュアモルト 21年

竹鶴ピュアモルト 21年


21年以上熟成した2ヶ所の蒸留所のモルト原酒をブレンドした、濃密な香りと持続する深い余韻が堪能できるウイスキー。

ゆったりした時間に味わいたい逸品です。

熟した南国果実のような香りがあり、まろやかな口当たり。

柔らかさの中に複雑で深みのある味わいが感じられ、ほのかな苦味とともに心地良い余韻が楽しめます。

値段

ネット通販では、700mlで50,000円〜100,000円(税別)です。

 

竹鶴ピュアモルト 25年


もともと極めて少ない長期熟成の原酒を使い、将来の原酒の在庫を計算したレシピ調整で造られた希少なウイスキー。

「典雅な香り」「秀麗な味わい」と表現される、これまでにない繊細な味わいの逸品です。

樽由来の芳醇で甘い香りにかすかなピート香が重なり合い、豊かに広がります。

まろやかな口当たりにほのかなピートの苦みが加わり、重厚で奥深い味わい。穏やかな甘さの余韻が長く続きます。

値段

ネット通販では、700mlで210,000円〜380,000円(税別)です。

 

さいごに

数々の賞を受賞し高い評価を受ける竹鶴。

ラインナップのほとんどが終売し、現在販売されている「竹鶴ピュアモルト」も数量限定で流通が少ない現状ですが、その人気は衰えません。

ジャパニーズウイスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝の夢が詰まったウイスキー・竹鶴を、この機会にぜひ味わってみてください。

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