スコッチ・ウイスキーとは?種類から、おすすめのスコッチ、飲み方まで徹底解説

2020/07/18
ウイスキー

ウイスキーを飲む人であれば、誰しもが知っているスコッチウイスキー(Scotch whisky)。

ですが、「スコッチってどんなウイスキーがよく分かっていない。」、「どうやって選べば良いか分からない。」といった方も多いのでは?

今回は、そもそもスコッチとは?といった基礎知識から、その種類、おすすめのスコッチ、飲み方まで徹底解説します。

記事の執筆者

立石 俊英

・ウイスキー文化研究所認定ウイスキーエキスパート ・日本テキーラ協会テキーラマエストロ

バーテンダーとして料飲業務に携わりながらテキーラとウイスキーに関する資格を取得。日本国内のウイスキー蒸留所巡りと蒸留器に関する調査も行う。現在はコンサルティング会社のライター・編集職として勤務中。

スコッチとは

スコットランドで造られるウイスキーの総称

スコットランドは「ウイスキー発祥の地」とも呼ばれ、世界の5大ウイスキー産地(スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本)のなかでも、ウイスキー造りの長い歴史と伝統があります。

現在もウイスキー産業の世界的な中心となっている国です。

その人気から、しばしばスコッチはウイスキーの代名詞として使われておりウイスキー売り場には必ずと言っていいほどスコッチが並んでいます。

 

スコッチの条件

スコッチは、以下の条件を満たす必要があります。

① スコットランドの蒸留所で糖化と発酵、蒸留を行う

② アルコール度数94.8%以下で蒸留

③ 容量700リットル以下のオーク樽に詰める

④ スコットランド国内の保税倉庫で3年以上熟成させる

⑤ 水と色調整のためのカラメル以外の添加物を使用しない

⑥ 瓶詰め時の最低アルコール度数は40%

 

スコッチの味

スコッチの味わいは、主な材料である大麦麦芽に由来する甘味や酸味と、熟成に使用した樽材の成分に由来する渋味や苦味などのさまざまな要素から構成されています。

一般的には、熟成年数が長くなるほど味わいがまろやかで口当たりが柔らかく、甘味を感じやすいスコッチになる傾向です。

 

スコッチの香り

スコッチの香りの最大の特徴は、「ピート臭」と呼ばれる独特の薫香です。

スコッチの製造過程では、原料の大麦麦芽を乾燥させる際に「ピート」と呼ばれる泥炭を使用し、その香りを焚き込みます。

これにより、特有のスモーキーなフレーバーが付与されます。

燻製のような香ばしさに加えて、鼻にツンと来るような独特の刺激臭がスコッチの特徴です。

 

スコッチの度数

一般的なスコッチ製品は、度数が40%のものが多いです。

これは、スコッチでは瓶詰め時の最低度数が40%と定められていること、そして度数が高くなるほど酒税が高くなるためです。

次に43%のスコッチも多く見られますが、これは19世紀にスコッチの標準度数が43%と定められた歴史に由来しています。

さらに、46%ほどで製品化しているものもありますが、これは蒸留時に蒸留液の混濁の有無を判別するテストを実施するのに適している度数であるためです。

「シングルカスク」と呼ばれるタイプの製品は、熟成を終えた樽から払い出した原酒を加水せずにそのまま瓶詰めしているので、60~65%の高い度数になります。

 

スコッチの特徴

スコッチには、原料や産地によってさらに細かい分類があります。

例えばスコッチの中でも、「スペイサイド」という地方で製造される「モルトウイスキー」は、「スペイサイド・モルト」というように、「産地→原料」の順に呼称されます。

以下、スコッチの分類について詳しく紹介していきます。

 

原料によるスコッチの種類

名称原料
 スコッチ・モルト大麦麦芽(malt)
 スコッチ・グレーン穀物(grain)
 ブレンデッドモルトとグレーンの混合

 

スコッチ・モルト

大麦麦芽のみを原料に使用したスコッチを「スコッチ・モルト」もしくは「モルト」と呼びます。

原料に大麦麦芽を100%使用していることや、香味成分を多く残す製法で造られているため、豊かで強い風味と個性的な味わいを持っています。

原料が大麦に限定されることや手間の掛かる製法のために、「グレーン」や「ブレンデッド」に比べて高価な製品になる傾向があります。

総じて、生産者のこだわりが強く表れるタイプのスコッチで、製品化される際にも蒸留所の名称がそのまま製品名となることが多いです。

 

グレーンウイスキー

ライ麦、小麦、オート麦、トウモロコシなどの大麦以外の穀物は「グレーン」と総称されます。

グレーンのみを使用したスコッチを「スコッチ・グレーン」と呼びます。

大量生産され、モルトに比べて高いアルコール度数で蒸留するため、原料に由来する香味成分は失われ、癖のないクリアな味わいになります。

種類を問わず価格の安い穀物を原料に選べるため、製品コストが抑えられます。

香味成分が少なく個性が乏しいため、グレーンのみで商品化されることは稀で、ほとんどはモルトと混ぜた「ブレンデッド」の原酒として使われます。

 

ブレンデッド

モルトとグレーンを調合したタイプのスコッチを「ブレンデッド」と呼びます。

通常はグレーンの比率が9割~7割です。

ブレンドによって互いの欠点を補い合い、より多くの人の嗜好に合う風味を作るために考え出されたのがブレンデッドです。

安定した香り・味わい・価格を持つ製品として提供されるため、初めてでも飲みやすいタイプです。

複数の原酒を混ぜて製造されるため、ブレンデッド製品には固有の製品名が付けられます。

 

スコッチのほとんどはブレンデッド

近年ではシングルモルトブームの影響で、スコッチといえばモルトウイスキーをイメージする人が増えていますが、スコッチ製品全体の生産量のうちで約8割を占めるのはブレンデッドです。

 

製造方法によるスコッチの種類

シングルモルト
単一の蒸留所で造られるモルトウイスキー

・シングルグレーン
単一の蒸留所で造られるグレーンウイスキー

・ブレンデッドモルト
複数の蒸留所で造られるモルトウイスキーを混和したもの

・ブレンデッドグレーン
複数の蒸留所で造られるグレーンウイスキーを混和したもの

・シングルカスク
1つの樽から取り出し、そのまま瓶詰めしたもの

 

シングルモルト

「シングルモルト」とは、1箇所の蒸留所のみで製造されたモルトを指します。

モルトであり、なおかつ他の蒸留所の製品と混ぜていないスコッチがこれに分類されます。

なお、単に「モルト」と付けるだけで、原料に大麦のみを100%使用したウイスキーという意味が含まれています。

 

シングルグレーン

1箇所の蒸留所のみで製造されたグレーンが「シングルグレーン」になります。

グレーンは基本的にブレンデッドの原酒として使用され、グレーンのみで瓶詰めされることは稀です。

マニア向けの記念品として販売されることが多いです。

 

ブレンデッドモルト

シングルモルトに対して、複数の蒸留所で製造されたモルトの原酒を混ぜたモルトを「ブレンデッドモルト」と呼びます。

単一の蒸留所で製造された、というブランドと個性が失われるため、ブレンデッドモルトはブレンデッドの原酒に使用されることが多いです。

ブレンデッドモルトは、呼び名の面でブレンデッドと混同しやすいため、しばしば「ピュアモルト」とも呼ばれます。

厳密な定義があるわけではありませんが、「シングルモルトではないモルト」がブレンデッドモルトもしくはピュアモルトと呼ばれているようです。

 

ブレンデッドグレーン

シングルグレーンに対して複数の蒸留所で製造されたグレーン原酒が「ブレンデッドグレーン」になります。

ブレンデッドグレーンは基本的にブレンデッドの原酒用です。

 

シングルカスク

カスクは樽のことです。

大手メーカーのシングルモルト商品は、一度に50~100樽、多い時で200~300樽の原酒を一度混ぜ、加水し味の均一化を行ったうえで瓶詰めされます。

それに対して、1樽のみから払い出した原酒を加水せずにそのままの度数で瓶詰めした製品を「シングルカスク」と呼びます。

一般的な製品に比べると個性が強く、より嗜好性の高い製品になります。

 

スコッチの産地

スコッチの生産地区分は、伝統的にはハイランド、ローランド、アイラ、キャンベルタウンの4つとされてきました。

しかし、現在ではスペイサイドをハイランドから独立した生産地区とし、同じくハイランドに数えられていた島々で作られるモルトをアイランズ(諸島)として独立させ、6つに分類するのが一般的です。

なお、スコッチにおいて産地が重要になるのは、モルトの場合なので、以下の産地で紹介するスコッチは全てモルトになります。

 

ハイランド(Highland)

ハイランドは広範囲にわたるため、さらに東西南北によって区分けされることが多く、それぞれ特徴が異なりますが、全体的に辛口でドライ、どっしりした重厚な味わいが特徴です。

スコッチの中ではピートの効き具合が控えめなので、ピート臭が苦手な人におすすめです。

 

スペイサイド(Speyside)

スペイサイドには、スコットランド全体の蒸留所のうち半数近くが集中しています。

スコッチを代表する産地で、有名な蒸留所の多くがこのスペイサイドに含まれています。

フルーティで華やかな香りと味のバランスに優れた名酒が揃っている産地で、初めてスコッチ・モルトを飲む人はスペイサイド産を選べば間違いはないでしょう。

 

アイラ(Islay)

強烈なスモーキーさ、ヨード臭(消毒薬のような刺激臭)、ピート臭が特徴です。

蒸留所が海辺に立っているため、製品には潮の香りや、海藻のような風味が含まれます。

とにかく個性が強烈で、他の産地のスコッチと比べても際立った香りと風味が特徴です。

人によって好き嫌いのはっきりと分かれる風味なので、初めてスコッチを飲む人にはおすすめしません。

ピート特有のスモーキーな香りと癖の強い味わいが好きな人にはぜひ飲んでみてほしいです。

 

アイランズ(Islands)

オークニー諸島、ルイス島、スカイ島、マル島、ジュラ島、アラン島の7つの島で造られるスコッチです。

それぞれにはっきりとした個性があり、「アイランズ」としての共通した風味やスタイルの特徴はありません。

そのため、「島で造られる」という地理的な分類として「アイランズ」と呼ばれています。

本土の蒸留所と比べると、アイランズの蒸留所は小規模で数も少ないですが、それぞれの島の特色を活かした個性的なウイスキー造りが行われています。

 

キャンベルタウン(Cambeltown)

現在操業している蒸留所はわずか3箇所です。

100%自家製の大麦麦芽を原料に使用する、製品によって焚き込むピートの度合いや蒸留方法、回数を変えるなどの独自のこだわりを持ってウイスキーを造っています。

数は少ないながらも、スコッチ愛好家に根強い人気のある製品がそろっています。

 

ローランド(Lowland)

風味の面では、北のハイランドとは対照的にライトで口当たり柔らかな味わいが特徴的です。

ライトな風味を作るために、スコットランドでは珍しい3回蒸留を行っている蒸留所もあります。

他の産地のスコッチに比べると雑味が少なく、洗練されたクリアな味わいなので、スコッチ独特の臭みが苦手な人にも飲みやすいです。

 

おすすめのスコッチ10選

ここからは、おすすめのスコッチをシングルモルト、ブレンデットそれぞれご紹介します。

シングルモルトスコッチ5選

5位 ハイランドパーク 12年

ハイランドパーク 12年 ヴァイキング・オナー 40度

スコッチの産地では最北端にあたるオークニー諸島で製造されるアイランズ・モルト。

ヘザーをはじめ、草花が豊富に混ぜ込まれたピートを乾燥に用いるのが特徴です。

これによりスモーキーな香りと華やかなアロマが広がります。

飲みごたえもしっかりしており、アイランズ・モルトを代表する一本です。

 

4位 アバフェルディ 12年

アバフェルディ 12年

詳細情報
度数:40 %
産地:イギリス、ロードアイランド

手頃な価格で購入できるハイランド・モルトの中では一番のおすすめ。

特徴は、蜂蜜を思わせるようなリッチな甘味に、麦芽の風味は控えめでスムーズな口当たりです。

ストレートで飲むには全体的に個性がおとなしく、物足りないかもしれません。

味の伸びが良いのでハイボールとの相性が良いです。

 

3位 グレンフィディック 12年

グレンフィディック 12年

世界で初めて発売されたシングルモルトであり、世界で最も売れているシングルモルトとしても有名です。

スペイサイド地方を象徴する華やかで上品な香りとフルーティな味わいになります。

シングルモルトは個性と癖が強く飲みにくいものが多いですが、こちらは飲み口がなめらかです。

初めてシングルモルトを飲む人におすすめです。

 

2位 カリラ 12年

カリラ12年 CAOL ILA

アイラ・モルトの中で最大の生産量を誇ります。

癖の強いアイラ・モルトの中でもピート臭は控えめでスッキリとして軽やか、柔らかくフルーティな香りが特徴です。

程よい塩気と上品なスモーキーさがバランスの良い風味を生み出しています、

 

1位 グレングラント 10年

グレングラント10年

近年、世界的なウイスキーのコンテストで高い評価を得ているスペイサイド・モルトです。

10年という、他のシングルモルトよりも短めの熟成期間ながらも未熟さは感じられません。

バニラや洋梨を思わせる甘く優しい香りが特徴です。

味と香り、そしてコストパフォーマンスに優れ、今後も注目したいシングルモルトです。

 

おすすめのブレンデッドスコッチ5選

5位 バランタイン12年

バランタイン 12年

ボトルには「全人類の友」というモットーがデザインされており、世界中の人に飲んでもらいたいという願いが込められたブレンデッドです。

40を超える原酒が使用されており、より多くの人の好みに合致するように調整されたバランスの良いライトな味わいが特徴です。

価格も手頃で、癖の強いスコッチが苦手な人におすすめです。

 

4位 ホワイトホース 12年

ホワイトホース 12年

詳細情報
度数:40 %
産地:イギリス、スコットランド

スコットランド独立の願いを込め、自由と勝利の象徴である「白馬」の名が付けられたブレンデッドです。

スモーキーでピート臭の強いアイラ・モルトが中核になっており、ブレンデッドでありながらしっかりとした個性を持ち、力強くパワフルな味わい。

飲みごたえのあるブレンデッドを探している人におすすめです。

 

3位 シーバスリーガル 12年

シーバスリーガル 12年

詳細情報
度数:40 %
産地:イギリス、スコットランド

スペイサイドのスイートでフルーティな原酒を中心にブレンドしており、ピート臭やスモーキーさを抑えた上品な風味が特徴です。

20世紀はじめの発売以来、特にイギリスで富裕層の高い人気を獲得し、豪華客船で好んで飲まれたため、「ブレンデッド=安物」という当時のイメージを覆すきっかけになったプレミアム・ブレンデッドです。

 

2位 デュワーズ 12年

デュワーズ 12年

詳細情報
度数:40 %
産地:イギリス、スコットランド

ブレンドの中心にハイランド・モルトを使用しており、穏やかな甘さと芯のある味わいが特徴です。

味の伸びが非常に良く、また香りが一気に華やかになることから「最もハイボールとの相性が良いウイスキー」とも呼ばれています。

バーでハイボールを注文する時にはぜひこのデュワーズ12年をベースに選んでみてはいかがでしょう?

 

1位 グランドオールドパー 12年

オールドパー 12年

詳細情報
度数:40 %
産地:イギリス、スコットランド

明治時代に日本に初めて持ち込まれたスコッチであり、政治家の田中角栄や多くの文豪が愛飲したことでも知られています。

斜めに自立するユニークなボトルの形状が「右肩上がり」の象徴として日本では古くから愛されてきました。

フルーティーな甘味と重厚感あふれる深い味わいとコストパフォーマンスのバランスに優れたブレンデッドの逸品です。

 

有名な高級スコッチ

ここからは、知っておきたい高級なスコッチをご紹介します。

ザ・マッカラン 12年

ザ・マッカラン 12年

詳細情報
度数:40 %
産地:イギリス、スペイサイド

高級スコッチの代名詞として知られるスペイサイド・モルトです。

熟成に使用する樽に対するこだわりが有名で、一度シェリー酒を詰めた樽を再利用したものを熟成に用います。

これにより、出来上がった製品は美しい琥珀色を帯び、穏やかな甘味と奥行きのある渋味が加わります。

上品で繊細な味わいから、世界中で絶賛されるシングルモルトの一本です。

 

スプリングバンク  10年

スプリングバンク 10年

スコッチの伝統的な製法を守り製造されたキャンベルタウン・モルトです。

原料には100%自家製の大麦麦芽を用い、製麦から瓶詰めまでの全ての工程を蒸留所で行うというこだわりで知られています。

スコッチ愛好家の中で高い人気を誇り、塩辛さを中心とした独特な風味が特徴です。

個性的なシングルモルトを試してみたい時にはぜひ。

 

アードベッグ コリーヴレッカン

アードベッグ・コリーヴレッカン・アイラ・シングル・モルト・スコッチ・ウイスキー

もともと限定商品として発売されていましたが、高い人気から通常販売されることになったアイラ・モルトです。

加水を抑えて原酒の風味を高い純度で活かしているため、アルコール度数は57.1度と高めです。

鰹節を思わせる潮の香りと黒胡椒のような強烈なスパイシーさが融合した刺激的な味わいで、アイラ・モルト好きな人には感動が約束されている一本です。

 

ロイヤルサルート 21年

ロイヤルサルート 21年

詳細情報
度数:40 %
産地:イギリス、スコットランド

「ロイヤルサルート」とは英国軍が王室行事で撃ち鳴らす「王礼砲」のことです。

英国女王のエリザベス2世の戴冠式を記念して1953年に発売されたました。

大砲をイメージした陶製のボトルには美しい装飾が施され、ギフトボックスには「王立動物園」をモチーフにしたカラフルなイラストがデザインされています。

贈答品におすすめの高級スコッチです。

 

ジョニーウォーカー ブルーラベル

ジョニーウォーカー ブルーラベル

詳細情報
度数:40 %
産地:イギリス、スコットランド

スコッチの世界的ベストセラーであるジョニーウォーカー・シリーズの中でも最高峰とされているのがこのブルーラベルです。

熟成年数の表示こそありませんが、50~60年以上も熟成させた原酒をはじめ、希少な原酒がふんだんに使用されています。

こちらも豪華なギフトボックス入りで発売されています。

ウイスキー好きな方への贈り物にいかがでしょうか?

 

スコッチの美味しい飲み方

トワイスアップ

グラスにスコッチを注ぎ、その次に常温の水を同量注ぐ飲み方がトワイスアップです。

使用するグラスは、加水するぶんを考えて、ストレートで用いるものよりも容量の大きいものを選びましょう。

飲み口がすぼまったグラスであればなお良いです。

加える水は冷やしすぎるとスコッチの香りが弱くなってしまうので、常温の水を使うのがポイントです。

水割りとの違いは、加える水の量と温度です。水割りほど味を薄めることなく香りを引き出すことができます。

トワイスアップは、スコッチの香りを最大限に楽しむことのできる飲み方です。

 

ストレート

使用するグラスは、香りがよくこもり、嗅ぎやすいようにグラスの口がすぼまったチューリップ型のものを選びましょう。

トワイスアップが香りを楽しみたい時におすすめの飲み方であるのに対し、ストレートはスコッチ本来の味を楽しみたいときの飲み方です。

度数が高いので、チェイサーを用意しながらじっくり時間をかけて味わいましょう。

 

ハイボール

タンブラー型のグラスに氷をたっぷりと詰め、その上からスコッチを注ぎ、スコッチの倍ほどのよく冷えたソーダを注ぐのがハイボールです。

グラスとソーダをしっかりと冷やすことで炭酸が飛びにくくなります。

ストレートでは癖が強く飲みづらいシングルモルトはハイボールにすることで、個性をしっかりと残しつつも飲みやすくすることができます。

もともと癖の少ないブレンデッドをハイボールにするとさらに飲みやすく、食中酒に最適です。

 

スコッチに合うつまみ

ミックスナッツ(特にピスタチオ)

スコッチは大麦や他の穀物に由来するナッツのような香ばしさとオイリーな風味がします。

そのためナッツ類はスコッチ全般との相性がよいです。

塩味がスコッチの味わいを引き立てつつ良いアクセントになるため、有塩タイプのものがよいです。

ストレートやトワイスアップなどじっくり時間をかけて飲む場合のおつまみにおすすめ。

 

ビーフジャーキー

アイラモルトなど強烈な風味のスコッチをストレートで飲む時にはビーフジャーキーがおすすめです。

ビーフジャーキーの中でも、黒胡椒で味付けされたものを選びましょう。

アイラモルトのインパクトに負けず、黒胡椒のスパイシーさが潮風香る風味との相性が抜群です。一風変わったスコッチの楽しみ方ができます。

 

ハイボールにはフィッシュ&チップス

スコッチをハイボールで飲む時は、ぜひフィッシュ&チップスと一緒に楽しみましょう。

タラなどの白身魚のフライにポテトフライを添えた料理で、スコットランドでは定番のファーストフードとして親しまれています。

日本におけるハイボールと唐揚げの関係のように、ハイボールと揚げ物は相性が良いです。

ぜひ一度はスコッチの本場、スコットランドの気分が味わってみてはいかがでしょう。

 

さいごに

スコッチは、基本的にグラスに注げばそのまま飲むことができるお酒で、保存も容易なので自宅で晩酌をしたい方にはうってつけ。

度数が高いので、バーなどのお店でゆっくり過ごしたいときにオーダーするのも良いでしょう。

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