アマローネとは?【おすすめ銘柄5品】特徴や当たり年までソムリエがご紹介!

2021/06/09
ワイン

「アマローネはほかのワインと比べてどういった違いがあるの?」
「購入したいんだけど、本当におすすめの銘柄が分からない?」

という声をワイン選びをされている方からよく聞きます。

そこで今回は、数あるアマローネのワインからランキング形式でソムリエが厳選したおすすめの銘柄をご紹介してきます。



アマローネとは

イタリアの高級赤ワイン

アマローネは、イタリアヴェネト州のヴェローナ近郊にあるヴァルポリチェッラ地区で造られる赤ワインのことです。

ヴェネト州を代表する高級ワインであり、イタリアワイン法にてDOCG(最上級)に格付けされています。

 

アマローネの特徴と表記するための条件

ボディのタイプで言うと、骨格のしっかりとした力強いフルボディです。

アパッシメントという工程により、大変凝縮した果実味が溶け込み、ビターチョコレートのようなほろ苦さを伴う味わいが特徴です。

アマローネと表記するためにはアルコール度数が14%以上あり、最低2年以上の熟成と瓶詰め後に6カ月の熟成期間を経ている必要があります。

アマローネ・リゼルヴァに至っては表記の条件として4年以上の熟成期間が定められています。

 

使用されるブドウ品種

アマローネには、主にコルヴィーナやモリナーラ、ロンディネッラなどの土着品種が使用されてます。

 

値段が高い理由はその醸造方法

アパッシメントとは

アマローネは、イタリアで最高級のカテゴリーに入る非常に贅沢なワインです。

その最大の理由は、アパッシメント(影干し)という伝統的な工程が挙げられます。

アマローネに使うブドウは、10月入ってブドウが完全に熟してから手摘みで収穫、

そこから更に一房ずつ完熟具合を確認し、傷んでいる果実は取り除いていきます。

厳選されたブドウは板の上に丁寧に並べて、風通しの良い場所にて影干しを行います。

期間は4か月ほど、その間毎日ブドウの状態を確認しながら行っています。

この工程がアパッシメントという非常に手間のかかる作業なのです。

 

アパッシメントによる希少な果汁で造られるアマローネ

数ヶ月後のブドウは、水分が蒸発して糖分が残った干しぶどう状態となります。

そこから大変凝縮した濃厚な果汁を搾汁してワインが造られるのです。

アマローネはブドウの残糖分を全て発酵してアルコールに変えています。

アパッシメントにより、搾汁出来る果汁は通常のワインよりもかなり少なくなります。

そのため生産量も少なく希少価値の高いワインとして、ファンを虜にしているのです。

 

アマローネから造るヴァルポリチェッラ・リパッソ

リパッソとは

リパッソとはイタリア語で「元に戻す」という意味です。

リパッソは伝統的なワインの製法、またはその製法で造られたワインのことで、アマローネの搾りかすと赤ワインをブレンドして再発酵させます。

 

この製法によって、リパッソはアマローネと同じように複雑さや深みのあるコクが感じられるワインになります。

もちろん価格はアマローネよりも低めなので、手ごろな価格でアマローネの良さを楽しむことができますよ。

 

アマローネの造り手おすすめ5選

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※ 販売数には限りがございますので、売り切れの際は何卒ご容赦ください。

 

5位 ラルコ L’arco

アマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ クラシコ

詳細情報
産地:イタリア ヴェネト州
品種:コルヴィーナ55%、ロンディネッラ35%、モリナーラとクロアティーナで10%

ラルコは名門「ジュゼッペ・クインタレッリ」で働いて得た経験を生かした、伝統的なワイン造りを行っています。

創業は1999年とまだ歴史は浅いですが、地元では大変人気のある造り手です。

アマローネには個性的な土着品種を用いて、濃密で深みのある味わいと、エレガントで気品に溢れたワインに仕上げています。

 

4位 チェザーリ

アマローネ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコ

詳細情報
産地:イタリア ヴェネト州
品種:コルヴィーナ75%、ロンディネッラ20%、モリナーラ5%

チェザーリは2012年にヨーロッパ最大の酒類コンペティションでイタリア最優秀ワイン生産者に輝いた、家族経営のワイナリーです。

その他のコンテストでも多くの受賞歴を誇り、世界的に高い評価を得ています。

ダークチェリーやバラを思わす優美な香りと、凝縮感がありながらシルキーな口当たりが楽しめる高品質なアマローネです。

 

3位 マァジ

コスタセラ アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコ

詳細情報
産地:イタリア ヴェネト州
品種:コルヴィーナ、ロンディネッラ、モリナーラ

マァジはイタリアで最も有名なワイン評価誌「ガンベロ・ロッソ2018年版」において、ワイナリー・オブ・ザ・イヤーを受賞したワイナリーです。

ヴァルポリチェッラ地区で最も優れた畑が「コスタセラ」!

その畑で収穫されたブドウを用いて造られたアマローネは傑出した品質を誇り、ワインマニアだけでなく地元のソムリエたち垂涎の的です!

フルーツコンポートやチェリージャムを想わせる凝縮したアロマが特徴的で、滑らかなタンニンが優雅さを強調しています。カカオのほろ苦い余韻が素晴らしい、超長期熟成型のアマローネです。

 

2位 ベルターニ

ベルターニ アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラシコ

詳細情報
味わい:フルボディ
産地:イタリア ヴェネト州
品種:コルヴィーナ・ヴェロネーゼ70%、ロンディネッラ25%、モリナーラ5%

ベルターニ はヴェネト州ヴェローナで初めて設立された老舗ワイナリーです。

全て自社畑のブドウを使用しており、一房づつ丁寧に手摘みで収穫しています。またワイン法で規定されている2年の熟成期間をはるかに上回る72ヵ月(6年)の熟成と、瓶内で更に一年の熟成を経てリリースされます。

ベルターニのアマローネは、薔薇の花束やワイルドベリーなどの可憐なアロマにパワフルなボディが特徴的です。

まろやかな味わいで、余韻にブドウそのものの甘さを感じるエレガントなワイン仕上がっています。

 

1位 ジュゼッペ クインタレッリ

ジュゼッペ クインタレッリ アマローネ デッラ ヴァルポリッチェラ

詳細情報
産地:イタリア ヴェネト州
品種:コルヴィーナ、コルヴィオーネロンディネッラ

アマローネで最高峰と称えられる素晴らしい造り手です。ブドウの作柄に納得がいく年にしか造られず、満足のいく品質に仕上がらなかった場合はリリースされません。

また、ブドウ栽培から収穫、醸造など全ての工程を今でも手作業で行っています。

伝統的な醸造方法にこだわって造られたアマローネは、干しブドウやチェリージャムを思わせる凝縮感溢れるアロマが特徴的です。

味わいにも奥行きがありスパイスやナッツなどの複雑さと、ほろ苦い余韻が非常に長く続きます。

最高品質のアマローネをお探しなら、是非オススメです!

 

アマローネの当たり年

 

アマローネの特におすすめのグレートヴィンテージをご紹介します。

 

アマローネの当たり年一覧
1990、1993、1997、1998、2000、2001、2009、2016

同じ銘柄のアマローネでどのヴィンテージすればよいか迷ったときは、参考にしてください。 

 

アマローネに合わせる料理とおすすめの飲み方

アマローネは力強く奥深い味わいの赤ワインです。

基本はしっかりとした味のお肉料理とよく合います。

例えば牛頬肉の赤ワイン煮込み、タンシチュー、ボルシチなどと大変好相性です。

ジビエやエイジングビーフのステーキなどもオススメですね。

また、ヴェネトの郷土料理にアマローネのリゾットがあり、完璧なマリアージュを愉しめます。

アマローネをゆっくり家呑みで愉しみたい時には、牛スネ肉をじっくり煮込んだビーフシチューがオススメです。

 

フルボディのワインなので、飲むときは16~18度の温度で、大きなボウルのワイングラスを選ぶようにしましょう。

アマローネのふくよかな味わいと複雑で奥深い香りをしっかり堪能できます。

記事の監修者

篠崎 裕江

日本ソムリエ協会認定 ソムリエ

好きなワインは枯れかけてきたブルゴーニュの赤と、Blanc de Blancs のシャンパーニュ! 大学時代、ワインの魅力にはまり勉強を始める。都内のホテルに就職し資格取得後はソムリエとして活躍。 その後ワイン商社勤務を経て現在はアメリカ在住。 スーパーで、日本では手に入らないようなデイリーワインを物色するのが楽しい今日この頃…

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