カルトワインの最高峰、スクリーミング・イーグルを徹底解説!当たり年、値段、味を紹介!

2019/09/15
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カルトワインの最高峰に君臨するスクリーミング・イーグル。

パーカーポイント100点常連の大変偉大なワインです!

今日はそのスクリーミング・イーグルの魅力に迫るとともに、味わいやメーリングリストの登録方法、セカンドワインや幻の白ワインまでご紹介いたします。

記事の執筆者

篠崎 裕江

日本ソムリエ協会認定 ソムリエ

好きなワインは枯れかけてきたブルゴーニュの赤と、Blanc de Blancs のシャンパーニュ! 大学時代、ワインの魅力にはまり勉強を始める。都内のホテルに就職し資格取得後はソムリエとして活躍。 その後ワイン商社勤務を経て現在はアメリカ在住。 スーパーで、日本では手に入らないようなデイリーワインを物色するのが楽しい今日この頃…

スクリーミング・イーグルとは

スクリーミング・イーグルは、カルトワインの最高峰として君臨する偉大な赤ワインです。

 

 

希少価値の非常に高いワイン

毎年リリースされるのはたったの6,000本ほどと極端に少なく、これはロマネ・コンティの製造本数とほぼ同じです。

非常に入手困難なワインであり、取り引き価格はカルトワインの中でもダントツのトップです。

 

謎に包まれたワイナリー

ワイナリーはカリフォルニア州ナパヴァレーのオークヴィルにあります。

ダラヴァレーワイナリーのすぐ近くという情報だけで、はっきりとした住所は公開されていません。

ワイナリー見学も不可、ワインへのこだわりや醸造方法などの詳細も、謎に包まれたままです。

 

スクリーミング・イーグルの歴史と評価

 創業当初はブドウ栽培のみ

スクリーミング・イーグルの始まりは1986年にさかのぼります。

不動産業で成功を収めたジーン・フィリップス女史がオークヴィルの土地を購入し、ワイナリーを設立します。

当初はワイン造りを行わず、収穫したブドウはナパのワイナリーに売却していました。

その後、友人であるロバート・モンダヴィ氏のすすめもあり、ハイジ・ピーターソン・バレット女史を迎えてワイン造りをスタートします。

バレット女史と言えば、数々のカルトワインを世に送り出し、ロバート・パーカー氏に「ワインのファーストレディ」と称えられる天才です。

 

ファーストヴィンテージから高評価

スクリーミング・イーグルのファーストヴィンテージは1992年で、1995年にリリースされました。

これがいきなりパーカーポイント99点を獲得、瞬く間に世界中に知れ渡るきっかけとなりました。

その後、何度もパーカーポイント100点を獲得。

2000年に行われたオークションでは、6ℓボトル1本に50万ドル(約5,300万円)の値が付き、ワイン業界を震撼させます。

今では一握りの人しか購入出来ない、カルトワインの頂点に君臨しています。

ジーン・フィリップス女史は2006年にスクリーミング・イーグルを売却、現在のオーナーは「Jonata」や「The Hilt 」のオーナー、スタン・クロエンケ氏です。

 

スクリーミング・イーグルの味わい

セパージュ

スクリーミング・イーグルは、カベルネ・ソーヴィニヨンを主体に、補助品種として、メルロー、カベルネ・フランが使われています。

比率はヴィンテージによって異なります。

例えば、ヴィンテージ2015であれば、カベルネ・ソーヴィニヨン79%、メルロー17%、カベルネ・フラン4%です。

 

味わい

スクリーミング・イーグルは、五大シャトーをも上回る濃密で華やかなアロマと、驚愕とも言える果実の凝縮感が特徴です。

口当たりはシルクのように超柔らかで、エレガントな酸にタンニンはとにかく滑らかです。

ブドウそのもののピュアな甘さや旨みが溢れ、果てしなく長い余韻が続きます。

濃厚でありながら繊細さもあり、重すぎない完璧なバランスに仕上がっています。

 

スクリーミング・イーグルの値段

日本国内で入手できるスクリーミング・イーグルの値段は60万~80万円が相場です。

安い物では、40万円台のワインもあります。

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スクリーミング・イーグルの当たり年

スクリ―ミング・イーグルはブドウの作柄に大きく左右されることなく、どのヴィンテージも安定の評価を受けています。

 

スクリ―ミング・イーグルの当たり年
2015、2013、2012、2010、2007、2005、2002、2001、1999、1997、1992

 

特におすすめなグレートヴィンテージは、2012、2011、1997です。

スクリ―ミング・イーグル 2012

2012年は大変天候に恵まれた年で、多くのワイナリーでブドウは大豊作でした。

スクリーミング・イーグルも濃縮度の高いブドウから、最高の出来栄えとも言える力強いワインに仕上がりました。

ロバートパーカー氏も大絶賛、100点満点を付けています。

 

スクリーミング・イーグル 2010

2010年もカリフォルニアワインの当たり年です。春先は冷たい雨が多かったものの収穫期は非常に暑く、完璧に熟したブドウが収穫されました。

スクリーミング・イーグルも、果実のピュアな甘さが存分に発揮された、濃厚な味わいに仕上がっています。

パーカーポイントは100点です。

 

スクリーミング・イーグル 1997

1997年はカリフォルニア州全体的に大変作柄の良かった年です。

スクリーミング・イーグルも持ち前の果実の凝縮感が前面に出た仕上がりです。

非常に純粋なブドウの旨みが印象的で、ロバートパーカー氏は100点を付けています。

 

スクリーミング・イーグルの購入方法と注意点

正規の購入方法

スクリーミング・イーグルの日本に正規で輸入される本数は本当にごく僅かです。

メーリングリスト会員からの転売などで市場に出たスクリーミング・イーグルは、破格の価格がつきます。

ワイナリーがリリースしたワインを直接入手したければ、メーリングリストへの登録をおすすめします。(現在5-6年かそれ以上待ち)

>>公式サイト メーリングリストの登録はこちら

 

 購入の注意点

メーリングリストに登録して待つのではなく今すぐスクリーミング・イーグルを購入したい場合、なるべく信頼出来るワインショップで、正規に輸入されたものの購入をおすすめします。

ネットオークションなどで個人間の取り引きや、質屋が運営するショップでの購入は避けてください。

ワインの品質が極端に劣化している場合もあります。

 

スクリーミング・イーグルの偽物もある!

スクリーミング・イーグルでは、偽物から購入者を守る目的で、2010年ヴィンテージよりにワインに認証シールがつけられています。

オンラインで簡単に本物かどうかをチェックする事が可能になりました。

 

 

スクリーミング・イーグルの白! 幻のソーヴィニヨン・ブラン

赤ワイン以上に入手困難なワイン

2010年がファーストヴィンテージ、スクリーミング・イーグル幻の白ワインです。

世界でもっとも高価で希少なソーヴィニヨン・ブランとして、ワインマニア垂涎の的となっています。

年間生産量はなんとたったの2樽で、メーリングリストで販売するのは年間60本程度のみなのだそうです。

赤よりはるかに入手困難極まりないソーヴィニヨンブラン、今後更なる高値で取り引きされることが予想されます。

 

味わい

洋梨やレモン、グレープフルーツ、ミントやフローラルなアロマが魅力的、大変フレッシュな印象です。

口当たりは驚くほど滑らかでジューシーな果実味とハーブの風味が上品に調和しています。

アルコール度数はソーヴィニヨンブランにしては高めの14.6%ですが、重すぎず軽すぎず複雑さもありミステリアスな魅力があるワインです。

ワイン評論家の間では、ブルゴーニュのミュージニー・ブラン(シャルドネ)のようだと注目されています。

 

セカンドワインのセカンド・フライト

スクリーミング・イーグル セカンド・フライト

詳細情報
味わい:フルボディ
産地:アメリカ、カリフォルニア
品種:メルロー57%、カベルネ・ソーヴィニヨン43%

セカンドフライトは比較的樹齢の若いブドウの樹やスクリーミング・イーグルに使われなかったワインを用いて造られています。

セパージュの比率はヴィンテージごとに異なります。

スクリーミング・イーグル同様カベルネ・ソーヴィニヨン主体の年もあれば、メルロー主体で造られる年もあります。

ファーストと大差ない大変高品質なワインで、比較的若いうちから愉しめるのも魅力です。

 

セカンド・フライトの価格

110,000円~150,000円が相場になります。

 

セカンド・フライトの味わい

ラベンダーやざくろ、ラズベリー、ミント、スミレなど妖艶で豊かなアロマと、シルキーで上品な口当たりが印象的です。

スクリーミング・イーグル同様、圧倒的な凝縮感に繊細さも兼ね備えた、非常に麗らかな仕上がりです。

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