【ソムリエ監修】ラ クロワザードの特徴や種類を解説!おすすめワイン5選も紹介

2018/12/25
フランス

南フランスのラングドック地方にある「ラ クロワザード(La Croisade)」というワイナリーをご存知ですか?1998年にカルカッソンヌで創立され、ベルリンやリヨンなどのワインコンクールでメダルを受賞するなど、今後が期待されているワイナリーです。

今回は、ラ クロワザードのワイン造りの特徴やおすすめのワインについてご紹介します。

記事の監修者

杉浦 直樹

J.S.A認定ソムリエ

歌舞伎役者として人間国宝 中村雀右衛門に師事。15年ほど主に歌舞伎座に舞台出演。 その後銀座のクラブマネージャーを経て、J.S.A認定ソムリエ資格を取得。 現在は支配人兼ソムリエとして、ブルゴーニュとシャンパーニュの古酒を専門としたフレンチレストランを経営する。



ラ クロワザードとは

ラ クロワザードは、世界遺産である「歴史的城塞都市カルカソンヌ」の周りにブドウ畑が広がる、風光明媚で観光地として人気が高いカルカッソンヌにあります。

ワイナリーの名称は、カルカッソンヌ・ベジエ・ナルボンヌが交差する場所に、周囲から羊飼いや農民、漁師が作物を持ち寄り市場を開いた土地の呼び名が由来。

このワイナリーでは、フランスのみならず、アメリカやドイツなどでワイン造りの経験を持つグザビエ・ロジエ氏を中心に、「ラングドックのワインを世界中の人に楽しんでもらいたい。」という考えのもと、コスパのよいワインを生産しています。

ラ クロワザードのワインの特徴

ラ クロワザードは、ブドウ品種それぞれの個性が活きる、クリーンで果実味に溢れるワインを造るため、ブドウ栽培に対しこだわりを持っています。

ブドウを栽培する農家に対し、ラングドックの気候や土壌を活かした栽培方法を指導。さらに最高の状態でブドウを収穫するため、高温でブドウが痛まないよう、涼しい夜に収穫することを推奨しています。

これらの取り組みが功を奏し、ブドウの個性が活きるコスパの良いワイン造りにつながっていると言えるのです。

ラ クロワザードのワインの種類

ラ クロワザードが使用しているブドウの品種を紹介します。

赤ワイン

ラ クロワザードの赤ワインは、フルボディミディアムボディがほとんどで、単独の品種で造られる赤ワインはもちろん、複数のブドウをブレンドしたり、早摘みと完熟のブドウを合わせるなど、さまざまな工夫が施されています。

使用している品種は、ピノ・ノワールカベルネ・ソーヴィニヨンシラー。それから、個性が強いと言われるラングドックの伝統品種カリニャンも使用しています。

カリニャンは、スパイシーな香りやインクのような香りに加え、酸やタンニンが強いため、酸味の少ない品種にブレンドされることがほとんどです。しかし、その個性を活かした赤ワインを造ることができるのは、カリニャンの特徴をしっかりと捉えているからにほかなりません。

白ワイン

ラ クロワザードの白ワインは、シャルドネソーヴィニヨン・ブランで造られた辛口のものがほとんどです。

日当たりの良い南向きの畑で育ったシャルドネは、フレッシュさと酸味のバランスの良さが特徴。一方、自社畑で栽培されたソーヴィニヨン・ブランは、ハーブの香りと柑橘類のフレッシュさが活きています。

酸味と果実味のバランスが整った辛口の味わいは、白身魚のカルパッチョや刺身などシーフード料理とよく合います。

おすすめのラ クロワザード5選

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ラ クロワザードは、創立から20年程で歴史の浅いワイナリーですが、ワイン造りの経験が豊富な醸造長を中心に、ブドウの栽培からボトリングに至るまで細心の注意を払いながらワインを生産しています。

新進気鋭のワイナリーが造る、ソムリエおすすめのワインを紹介します。

赤ワインおすすめ3選

古樹から取れたカリニャンの複雑な味わいと余韻を長く楽しめるワイン

レゼルヴ カリニャン ヴィエイユ・ヴィーニュ

詳細情報
味わい:フルボディ、品種:カリニャン100%、アルコール度数:12.5%、格付け:Vin de Pays l'Herault

カリニャンの樹齢40年を越える古樹の果実のみを使用した赤ワイン。

熟成タンクにフレンチオークチップを加えることによって、複雑さとまろやかさが深まり、余韻を長く楽しむことができます。

バニラの香りとレッドベリーなどの芳醇な果実味、ソフトでなめらかな口あたりが特徴的。

このワインと相性が良いのは、ステーキやローストポテト、ペラルドン(ラングドック地方で作られるヤギのチーズ)などです。

ピノ・ノワールらしいフレッシュさと穏やかな気品を合わせ持つワイン

レゼルヴ・ピノ・ノワール

詳細情報
味わい:ミディアボディ、品種:ピノ・ノワール100%、アルコール度数:13%、格付け:Vin de Pays d'Oc

早摘みした果実を低温で熟成させ果実味を引き出し、そこに完熟した果実をブレンドすることで、フレッシュでフルーティーな果実味を味わうことができる赤ワインに。
スパイスやバニラのアロマが香り、バランスのとれた酸やタンニンが口の中に広がります。

軽やかな飲み口は、ベーコンやチーズを使った料理との相性抜群です。

複雑なアロマと果実味溢れる赤ワイン

レゼルヴ カベルネ・シラー

詳細情報
味わい:フルボディ、品種:カベルネ・ソーヴィニヨン50%、シラー50%、アルコール度数:13.5%、格付け:Vin de Pays d'Oc

カベルネ・ソーヴィニヨンとシラーを50%ずつブレンドした赤ワイン。

すみれやブラックベリーの果実味と、オーク樽由来のトースト香など複雑なアロマに加え、カベルネ・ソーヴィニヨンのタンニン、シラーのスパイシーさも感じることができます。

ステーキやラムの香草焼き、ローストチキンなど肉料理と一緒にどうぞ。

白ワインおすすめ2選

フレッシュでフルーティーなシャルドネ

レゼルヴ シャルドネ

詳細情報
味わい:辛口、品種:シャルドネ100%、アルコール度数:13%、格付け:Vin de Pays d'Oc

日当たりの良い南に面した畑で栽培されたシャルドネを、フレッシュな果実味を損なわぬよう夜間に収穫し、低温でじっくりと発酵させ、フルーティーで心地よい酸味とバランスのよい味わいを引き出しました。

洋ナシやアプリコットの果実味とバニラのアロマが、鰯のガーリックソテー、白身魚のカルパッチョなど魚介類の料理によく合います。

ソーヴィニヨン・ブランらしいハーブや柑橘類の清涼感ある白ワイン

レゼルヴ ソーヴィニヨン・ブラン

詳細情報
味わい:辛口、品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%、アルコール度数:11.5%、格付け:IGPコート・ド・ガスコーニュ

ガスコーニュにある自社畑から選ばれた区画で収穫されたソーヴィニヨン・ブランを使用した白ワインで、草木などの爽やかなアロマと、柑橘類のフレッシュでボリューム感のある果実味とのバランスが整っています。

程よい酸味も備えているため、バーニャカウダや刺身、シーフードサラダとの相性抜群です。

ラ クロワザードのワインまとめ

今回は、南フランスのラングドックで新進気鋭のワイナリー「ラ クロワザード」を紹介しました。

ラングドックのワインを世界中の人に楽しんでもらいたいというコンセプトのもと、ブドウの個性を活かしたワイン造りをしています。

ラ クロワザードのワインは、手に取りやすい価格帯のものが揃っているので、日常使いのワインとして選んでみてはいかがでしょう。

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