侍士の門(さむらいのもん)とは?特徴や定価、飲み方を徹底解説!

2023/01/19
焼酎

濃醇でコク深い味わいの芋焼酎として知られる侍士(さむらい)の門。

サムライたちが飲んでいた芋焼酎を再現したその味わいは、多くの芋焼酎マニアを虜にしています。

今回の記事では、侍士の門について特徴や定価、飲み方などについて徹底解説します。

侍士の門とは

侍士の門は、鹿児島県・志布志市に蔵を構える太久保(おおくぼ)酒造が製造する芋焼酎です。

こだわりの原材料・製法で造られる芋焼酎は、力強く非常に濃醇。

鹿児島の侍たちが飲んでいたであろう、伝統の芋焼酎を復活させようとして生まれた銘柄です。

そのパワフルな味わいから侍士の門は焼酎ブームで世間から大きな注目を集めたことにより、プレミアム焼酎のひとつとして知られています。

今でこそ流通価格は落ち着いていますが、かつては価格が高騰し入手困難とされていました。

その芋焼酎らしい骨太な味わいは健在で、いまもなお多くの芋焼酎ファンに愛され続けているブランドです。

侍士の門の特徴

大人気の侍の門にはどんな特徴があるのでしょうか。

その魅力についてこちらで解説していきます。

【特徴1】濃醇な力強さとキレ味

侍士の門の大きな人気の秘密は、これぞ芋焼酎という濃厚な味わい

香りには穏やかでふわりとした芋の風味を感じます。

口に含めばトロリとした食感が感じられ、芋のふくよかな甘味と旨味が広がっていきます。

濃厚な味わいが広がりますが、後味はスッと切れていく辛口な印象。

しっかりとした芋の味わいと、それを断ち切る侍の持つ刀のようなキレ味が特徴的です。

芋焼酎の魅力がぎっしり詰まったような、焼酎好きにはたまらない味わいがあります。

【特徴2】原材料への強いこだわり

侍士の門の味わいを生み出しているのが、原材料へのこだわりです。

主原料として使用するさつま芋は「源氏芋」と「黄金千貫」という品種。

特に源氏芋は非常に珍しい日本固有のさつま芋品種で、かつては九州で大量に生産されていました。

現在は絶滅状態の源氏芋を復活させ、侍士の門の主原料として使用しています。

また、米麹に使う米には「白玉」という、明治以前まで栽培されていた幻の品種を使用。

地元の農家と協力し、わずか7gのもみ殻から白玉の復活を実現しました。

侍たちが生きていた時代の焼酎を再現するためにも、原材料には相当なこだわりを見せてます。

【特徴3】少量生産の甕壷仕込み

侍士の門は焼酎造りも伝統的製法にこだわっています。

甕壷仕込み」と呼ばれる、昔ながらの甕壷を使った仕込みを採用。

甕壷仕込みは手間暇のかかる製法なため、現在多くの酒蔵では管理しやすいステンレスやホーロー製のタンクでの仕込みが主流です。

しかし、伝統製法である甕壷仕込みは焼酎に独特の風味を与えます

甕壷には「気孔」と呼ばれる極微細な穴が開いており、空気を少しずつ取り込むことで発酵が促進。

また、長年使用した甕壷の気孔には優良な微生物が住み着き、発酵の促進や独特な風味を生み出すなど焼酎に好影響を与えるのです。

発酵だけでなく熟成にも甕壷は有効で、遠赤外線が焼酎の口当たりをまろやかにしてくれます。

甕壷仕込みは量産できませんが、質にこだわった伝統の焼酎造りと言えるでしょう。

侍士の門を製造する「太久保酒造」について

太久保酒造の始まりは1910年のこと。

前身である久保醸造では商店として、仕入れたさつま芋を地元の焼酎メーカーへと販売していました。

さつま芋問屋を続ける中で、「原点に立ち返った焼酎造りを自社でやりたい」という思いが強まっていったとのこと。

そこで先代社長の協力を得ながら、1990年に現在の太久保酒造を設立。

伝統製法である「甕壷仕込み製法」にこだわった焼酎造りをスタートし、翌年に初の商品となる芋焼酎「華奴(はなやっこ)」を発売します。

その後に侍士の門がヒットし、全国に太久保酒造の名を知らしめることとなりました。

原材料であるさつま芋と米は、自社関連会社の農業法人と地元の契約農家が生産するものを使用。

将来的には自社生産100%の焼酎仕込みを目指しています

太久保酒造の社員数は10名と、鹿児島県内の焼酎蔵としても小さい規模と言えます。

原材料と仕込み、どちらにも徹底的にこだわった芋焼酎を造る職人ぞろいの酒蔵です。

侍士の門のラインナップ2種

こちらで侍士の門のラインナップをご紹介します。

侍士の門には2種類の銘柄があります。

商品画像侍士の門古酒 侍士の門
商品名侍士の門古酒 侍士の門
詳細酒質:キレ
おすすめの飲み方:水割り/ロック/ストレート
アルコール度数:25%
酒質:キレ/深み/旨味/熟成感
おすすめの飲み方:ロック/ストレート
アルコール度数:25%
商品リンク詳細を見る詳細を見る

侍士の門

侍士の門

詳細情報
酒質:キレ
おすすめの飲み方:水割り/ロック/ストレート
アルコール度数:25%

「薩摩の皇帝」を冠するプレミアム芋焼酎。
芋のまろやかな風味と、サムライの刀のような切れ味が特徴です。
原材料と製法にこだわり、幕末から明治にかけての焼酎造りを再現しました。
太久保酒造を代表する1本をぜひお楽しみください。

酒質おすすめの飲み方アルコール度数
キレ水割り/ロック/ストレート25%

古酒 侍士の門

古酒 侍士の門

詳細情報
酒質:キレ/深み/旨味/熟成感
おすすめの飲み方:ロック/ストレート
アルコール度数:25%

侍士の門の古酒バージョン。
侍士の門の原酒を3年以上熟成させました。
まろやかさに深みが増し、うっとりとするような余韻を楽しめるでしょう。
年2回しか出荷されないレアな侍士の門です。

酒質おすすめの飲み方アルコール度数
キレ/深み/旨味/熟成感ロック/ストレート25%

侍士の門だけじゃない!太久保酒造のおすすめ焼酎6選

こちらでは太久保酒造のおすすめ焼酎を6選ピックアップしました。

侍士の門以外の焼酎も非常にレベルが高いので、ぜひお試しを。

商品画像華奴黒粋華奴紅はるか太久保ホワイトオーク太久保レッドカスク古酒 原酒 甘宝
商品名華奴黒粋華奴紅はるか太久保ホワイトオーク太久保レッドカスク古酒 原酒 甘宝
詳細酒質:すっきり
おすすめの飲み方:お湯割り
アルコール度数:25%
酒質:すっきり
おすすめの飲み方:水割り/お湯割り
アルコール度数:25%
酒質:濃厚/芳醇/優しい甘味
おすすめの飲み方:水割り/ロック/ストレート
アルコール度数:25%
酒質:しっかりとした樽感
おすすめの飲み方:ロック/ソーダ割り
アルコール度数:25%
酒質:しっかりとした樽感
おすすめの飲み方:ロック/水割り
アルコール度数:25%
酒質:とろみがあり濃厚
おすすめの飲み方:ロック/ストレート/水割り
アルコール度数:37%
商品リンク詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

華奴

華奴

詳細情報
酒質:すっきり
おすすめの飲み方:お湯割り
アルコール度数:25%

太久保酒造によって最初に造られた芋焼酎です。
白麹仕込みによるやわらかな芋の風味が魅力。
ほっこりとした味わいがあり、やわらかな晩酌酒として人気があります。
芋の風味を引き出したお湯割りがおすすめです。

酒質おすすめの飲み方アルコール度数
すっきりお湯割り25%

黒粋華奴

黒粋華奴

詳細情報
酒質:すっきり
おすすめの飲み方:水割り/お湯割り
アルコール度数:25%

黒麹仕込みの華奴です。
通常の華奴に比べ、黒麹ならではのコクとキレを感じます。
すっきりとした味わいのため、食事との相性は抜群。
濃厚なのに軽やかな味わいがクセになります。

酒質おすすめの飲み方アルコール度数
すっきり水割り/お湯割り25%

紅はるか

紅はるか

詳細情報
酒質:濃厚/芳醇/優しい甘味
おすすめの飲み方:水割り/ロック/ストレート
アルコール度数:25%

紅はるかという品種で仕込んだ焼き芋焼酎。
長期熟成によって甘味を引き出した紅はるかを、丁寧に焼き上げました。
穏やかながら甘い風味が感じられ、バランスの取れた飲みやすい仕上がりに。
女性に飲んで欲しい優しい芋の甘味が楽しめる1本。

酒質おすすめの飲み方アルコール度数
濃厚/芳醇/優しい甘味水割り/ロック/ストレート25%

太久保ホワイトオーク

太久保ホワイトオーク

詳細情報
酒質:しっかりとした樽感
おすすめの飲み方:ロック/ソーダ割り
アルコール度数:25%

熟成芋焼酎をさらに樽熟成させました。
熟成にはバーボンウイスキーに使われるホワイトオークの新樽を使用。
樽由来のバニラの濃厚な甘味をガツンと感じます。
ウイスキーのようにハイボールで楽しむのがおすすめ。

酒質おすすめの飲み方アルコール度数
しっかりとした樽感ロック/ソーダ割り25%

太久保レッドカスク

太久保レッドカスク

詳細情報
酒質:しっかりとした樽感
おすすめの飲み方:ロック/水割り
アルコール度数:25%

熟成芋焼酎を赤ワイン樽で追加熟成させた1本。
樽熟成により、赤ワインの上品な風味と酸味を身に纏いました。
グラスに注ぐと高貴な香りが感じられ、甘味・酸味・渋みなどが調和した大人の味わいがあります。
チーズなどのおつまみと一緒に、ゆっくりと楽しみたい焼酎です。

酒質おすすめの飲み方アルコール度数
しっかりとした樽感ロック/水割り25%

古酒 原酒 甘宝

古酒 原酒 甘宝

詳細情報
酒質:とろみがあり濃厚
おすすめの飲み方:ロック/ストレート/水割り
アルコール度数:37%

注ぎ足しと熟成を重ねた芋焼酎古酒。
5~10年以上の古酒を、数年かけて注ぎ足しを続けました。
度重なる年代のブレンドよって生まれた、幾重にも重なる芋の旨味と風味を楽しめます。
大切な方へのプレゼントや、自分へのご褒美に最適な逸品です。

酒質おすすめの飲み方アルコール度数
とろみがあり濃厚ロック/ストレート/水割り37%

侍士の門の飲み方

こちらで侍士の門の飲み方についてご紹介します。

お好みやシーンに合わせて様々な飲み方をお試しください。

ロック

ロックは爽快な切れ味を楽しめる飲み方です。

氷で冷やされることで、侍士の門の魅力であるキレ味が強調されます。

氷がゆっくりと溶けていくことで、変化していく味わいを楽しめる点も特徴。

飲み方に迷ったときはロックがおすすめです。

水割り

水割りは食中酒としておすすめ。

アルコール度数が低くなり、飲みやすさが増します。

食事との馴染みも良くなり、食中には最適な飲み方です。

ゆったりと晩酌を楽しみたいときにもおすすめ。

ソーダ割り

ソーダ割りはカジュアルに焼酎を楽しめる飲み方です。

はじける炭酸はのど越しが良く、立ち上がる泡が芋の香りを運んでくれます。

樽熟成タイプの焼酎は、ハイボール感覚で飲めるソーダ割りがおすすめです。

脂っこい食事や、洋食など焼酎を合わせたいときには最適でしょう。

お湯割り

お湯割りは芋焼酎の魅力を引き出す飲み方です。

温度が上がることで、芋のふわりとした甘味や風味を感じやすくなります。

お湯割りの黄金比は「焼酎6:お湯4」です。

グラスに注ぐ順序は「お湯が先、焼酎が後」を守るようにしましょう。

ストレート

焼酎本来の味わいが楽しめるストレート。

初めてその焼酎を飲む際は、まずはストレートで飲むことをおすすめします。

甘味や旨味、香りなどその焼酎が持つ個性を、じっくりと味わってみてください。

銘柄の飲み比べの際にもストレートがおすすめです。

侍士の門に合わせる料理

最後に侍士の門に合わせる料理をご紹介します。

鹿児島の侍たちが飲んでいた焼酎に合う、鹿児島グルメを中心にチョイスしました。

さつま揚げ

おつまみとして外せないのが鹿児島名物のさつま揚げ。

魚介のほのかな甘味が感じられる味わいが、芋焼酎のやわらかな甘味とマッチします。

侍士の門が持つ爽快な切れ味も相まって、いくらでも食べられるような組み合わせです。

ロックやお湯割り、水割りなど、どんな飲み方とも好相性。

豚の角煮

ボリューミーで食べ応えのある豚の角煮。

甘辛い味付けと脂身が、侍士の門の濃醇な味わいとよく合います。

濃い味わい同士ですが、キレが鋭い侍士の門と合わせることで後味はさっぱりします。

爽快感ある後味を求めるのならロックがおすすめです。

甘味や旨味の組み合わせを楽しみたい場合はお湯割りをぜひ。

鰹のたたき

鹿児島県の南端にある枕崎市は国内でも有名な鰹の産地です。

香ばしさを纏った鰹のタタキは、甕壷仕込みならではの風味がある侍士の門と相性ぴったり。

もちもちとした食感と旨味のある味わいが、焼酎の甘味を引き立ててくれます。

キリリと爽快なロックで合わせるのがおすすめ。

チーズ

チーズと芋焼酎はぜひ試していただきたい組み合わせ。

侍士の門に合わせるチーズは、パルミジャーノやゴーダ、コンテなどのハードタイプがおすすめです。

塩気や旨味の凝縮感のあるハードチーズは、濃醇な風味を持つ侍士の門とマッチします。

甘味や香りが引き立つお湯割りと合わせることで、味わいや風味のハーモニーを楽しめるでしょう。

侍士の門は昔ながらの濃厚な芋焼酎!

侍士の門はかつての侍たちが飲んでいた焼酎を再現した、復活の芋焼酎です。

伝統の原材料と製法で生み出され、豊かな飲み心地と抜群の切れ味が感じられます。

まさに侍を思わせる、質実剛健な味わいが人気の秘密です。

侍士の門の他にも太久保酒造の銘柄は多くあるので、ぜひ飲み比べを楽しんでみてください。

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