【ワイン教養】カバってどんなワイン?基礎知識からシャンパンとの違い、注目のおすすめ銘柄をご紹介!

2022/12/18 スペイン

そのコスパの良さから、デイリーワインとして人気の高い「カバ」。

しかし、カバについて正しく理解したうえで手に取っている人は意外と少ないように思えます。

そこで当記事では、カヴァの全体像をおさらいしつつ、知ってて損はないワイン教養とも言える情報をご紹介したいと思います。

「シャンパンとカバの違い」「よくラベル上に見かける”brut”や”reserva”の意味」などなど、

これまでの疑問が解消すること間違いなしですので、ぜひ最後までご覧ください。

カバとは?

カバとは「スペインが世界に誇る上質スパークリングワイン」。

ただややこしい事に、スペインで造られたスパークリングワインが全てカヴァなのかと言われるとそうではありません。

堅苦しく思えるかも知れませんが、正しく簡潔に説明するとカヴァとは次のようなワインのことを指します。

カバとは、スペインの認定された地域内において指定ブドウ品種を用い、伝統的方式によって仕上げられたスパークリングワイン。

ちなみに、カバに該当しないスペイン産スパークリングワインは「espumoso(エスプモーソ)」と呼ばれ、ワインラベルにも「Vino espumoso(ヴィノ エスプモーソ)」と表記されます。

カバ=スペイン産のスパークリングワイン全てを指している事ではないので注意しましょう。(間違いが多いポイントです..)

 

カバの名前の由来は?

カバ(Cava)の名はカタルーニャ語の「洞窟」やスペイン語の「酒蔵、地下貯蔵室」に由来。

 

「カバ」?それとも「カヴァ」?

実は、スペイン語の”B”と”V”は日本語の「バビブベボ」と同じ発音のため「カバ」の方が適当。

しかし、動物の「カバ」と重なることやcavaのスペル的に「ヴァ」の方がいいだろうと考えている人も多いため、この辺りは個人の好みで使い分けて問題ないでしょう。

 

ではこれから、カバを知る上で重要なポイントを順に詳しく解説していきます。

これだけおさえておけばまず、カバに関しては申し分ない知識レベルですので、ぜひ何度も見返しながら理解を深めて下さいね。

 

【ポイント1】カバはスペイン全土で生産していい訳ではない

カバはスペインで造られるスパークリングワインですが、スペインであればどこで造っても良いという訳ではなく、「カバ認定地域」のみと限定されています。

カバD.O.委員会によって生産が認められた主要地域としては、カタルーニャ州、アラゴン州、ナバーラ州、リオハ州etc…。

中でもカタルーニャ州はカバの生産量の95%を占めているため、市場で見かけるカバのほとんどはカタルーニャ産という認識で問題ありません。

【ポイント2】カバに使われるブドウ品種

カバを造るにはどんなブドウを使ってもいい訳ではなく、ルールで決められた品種のみを用いなければなりません。

現在認可されている品種は、白ブドウと黒ブドウ合わせて合計9品種。

ただ、一般的かつ伝統的なカバで使われる主要品種は3つに絞られ、その全てがスペイン土着の品種となっています。

【主要品種その1】マカベオ

ワインにフルーティーさ、ハーブのような爽やかさをもたらしてくれる「マカベオ」。

リオハやアラゴン、ナバーラではシノニムである「ビウラ」と呼び名が変わります。

通常の白ワイン造りでもよく使用され、余韻にやや苦味やミネラル感を残す軽快なタイプから樽熟したリッチなものまで幅広く対応します。

 

シノニムとは?

シノニムとは、同じブドウ品種でも国や産地によって変わる「別名」のこと。

 

【主要品種その2】チャレッロ

Xarel·lo - Wikipedia

ワインに赤リンゴのような果実味、引き締まった酸やミネラル感を与える「チャレッロ」。

近年、特にその質の高い酸に注目した少数の生産者によってチャレッロ100%の上質な銘柄も生まれており、今後も期待が集まります。

 

【主要品種その3】パレリャーダ

Parellada - Wikipedia

ワインに白い花のようなアロマをもたらしてくれる「パレリャーダ」。

上記2つと比べるとブレンドの比率は少ない傾向にあり、最後の仕上がりに柔らかさを与える役割を担っています。

 

その他の認可品種

カバでは上記の主要3品種以外にも、次の品種の使用が認められています。

白→シャルドネ、マルヴァジア・リオハーナ(スビラ・パレント

黒→ガルナッチャ、モナストレル、トレパット、ピノ・ノワール

 

特にシャルドネとピノ・ノワールの使用が認められて以降、格段にクオリティが上がったという声が多く見受けられます。

しかしその一方で、伝統的なカバのスタイルや個性を失うと考える生産者が多くいることも事実。

皆さんは伝統派と革新派、どちらのスタイルがお好みですか?

 

【ポイント3】カバの造り方

続いて、カバを造る際に欠かせない「伝統的方式(Traditional Method)」について解説していきます。

伝統的方式はスパークリングワイン醸造法の中で最も時間やコストがかかる方法ですが、その分品質は素晴らしいものになる傾向があります。

カバを造る際には必ずこの方式(伝統的方式)を利用しなければならず、仮に他の造り方をした時点でカバの名称を名乗れません。

カバ以外に当方式を用いた代表的なスパークリングワインといえば、シャンパン。

あの力強くきめ細かな泡立ち、甘やかで香ばしいアロマはこの製法あっての賜物なのです。

ではなぜ、カバはシャンパンと同じ製法をしているにも関わらずあれほど低価格で美味しくいただけるのでしょうか。

この点も交え、次項の「シャンパンとの違い」で詳しく理由を解説していきますね。

 

「伝統的方式」の別名

伝統的方式は他にも、「瓶内二次発酵方式」「トラディショナル方式」「シャンパン方式」とも呼ばれます。

 

伝統的方式ってどんな造り方?

伝統的方式の肝となるのは「瓶内二次発酵」。

瓶内二次発酵とは、一旦通常の白ワインを造った所へ酵母とショ糖などの混合液を加え、瓶内で再び発酵(瓶内二次発酵)させる方法。

また、この過程でアルコール発酵という最大の役目を終えた酵母は死骸となり自己消化を起こすことで、アミノ酸などの旨味成分をワインにもたらします。

よくトーストやパン、ビスケットという香りの表現がされますが、これらは瓶内二次発酵に由来するアロマなのです。

 

シャンパンとは何が違うの?

カヴァとシャンパンは製法が同じというだけで、実際は似て非なるもの。

シャンパンとの違いは細かな点を含めるとキリがないため、総論だけお伝えしたいと思います。

まず大前提として、シャンパンとはフランス・シャンパーニュ地方で造られたワインを指し、カヴァはスペインの先述した認定地域内で造られたものを指します。

他にも認可されている品種、規定の熟成期間、収穫方法など細かいルールが存在するため、簡単に両者の違いを以下にまとめておきます。

 

ワイン名生産地域ブドウ品種収穫方法製法熟成期間
シャンパンフランス・シャンパーニュシャルドネ、ピノノワール、ピノムニエetc…手摘みのみ伝統的方式NV→最低15ヶ月
V→最低3年
カヴァスペイン・カタルーニャ州を中心とした認可地域マカベオ、チャレッロ、パレリャーダetc…機械収穫or手摘み伝統的方式NV→最低9ヶ月
V→最低9ヶ月

NV・・・収穫年の異なるブドウから造られたワインをブレンドして出来る商品
V・・・単一年のブドウのみから造られるワイン

 

【その1】なぜシャンパンよりも低価格なの?

Vines, Landscape, Nature, Wine, France, Fields, Grape

まずシャンパンとカヴァで価格に大きく起因するのが「人件費・土地代」

シャンパンでは手摘みでの収穫が義務付けられている一方、カヴァでは機械収穫が主流。

手摘みでは健全なブドウを選果できるというメリットがありますが、数〜数十haにも及ぶ畑で作業するため年間約12万人ほどの季節労働者が雇われています。

ここにそもそものスペインとフランスの土地代や労働コストの違いも加わり、最終的な製品の価格に反映されていきます。

 

【その2】なぜシャンパンよりも低価格なの?

Champagne, Wine, Etiquette, Ice Cream, Vintage

次の理由として挙げられるのが「ブランド」

ブランド品全てに通ずるものですが、高級感や希少性という印象をつけるため多大な広告費・プロモーション費用がかかっています。

さらに、王室御用達や著名人が愛飲しているという事で市場の需要が供給を大きく上回り、価格が引き上げられていくのです。

一方カヴァは、シャンパンと比べ歴史も浅いうえ高級感あるブランドイメージがつけにくいとされ、高価格帯で売りづらいというメーカーの心情もあるでしょう。

しかし、近年徐々に変化が見られ、シャンパンに匹敵する高価格・高品質の銘柄も着々と造られており期待が集まっています。

 

【ポイント4】カバの種類を見極める

 

NV あるいは V

 

NV(ノン・ヴィンテージ)とは、複数の収穫年のブドウから造られたワインをブレンドして仕上げられたものでほとんどのカバが該当。

V(ヴィンテージ)とは、単一年のブドウから造られたワインのことで、NVと比べ生産量も限られるため価格も高い傾向に。

NVとVの見極め方は非常に簡単で、ラベルに年数表記があるかないかのみ。

なければ”NV”、2016や2018など書いてあれば”V”と判断できます。

 

白? ロゼ? ブラン・ド・ノワール?

カバの通常タイプ、ロゼタイプ、ブラン・ド・ノワールと3つのスタイルに分けられます。

通常のカバといえば、皆さんがよく普段から親しんでいる発泡性・白のことを指します。

ロゼは近年人気が高まっており、中には国内外の賞を総なめする銘柄もあるほど。

シャンパンでは白ワインと赤ワインのブレンドでロゼを造ることが認められていますが、カバでは禁止されています。

また、2008年からピノ・ノワール100%に限るブラン・ド・ノワールの製造が認められたことで、今後シャンパンを凌駕する銘柄が続々と出てくるのではないでしょうか。

 

ブラン・ド・ノワールとは?

黒ブドウ100%で造られるスパークリングワイン。
白ブドウを使用しないことで、骨格のしっかりした芳醇な味わいに仕上がる。

 

熟成期間

カバの味わいを大きく左右する「熟成期間」。

カバのラベルを見ると必ず「Reserva」や「Gran Reserva」といった表記を見かけるかと思います。

あれは最低熟成期間に従ってカテゴリー分けされており、期間が長いほど味わいはより芳醇でリッチなものに仕上がります。

また、2020年にカテゴライズが多少変わり、最低熟成期間や名称に変更があったので必ず新規定の方をおさえておきましょう。

 

【旧】
カテゴリー最低熟成期間
Cava(カバ)9ヶ月
Reserva(レセルバ)15ヶ月
Gran Reserva(グラン・レセルバ)30ヶ月
Cava de Paraje Calificado(カヴァ・デ・パラヘ・カリフィカード)36ヶ月

 

【新】
カテゴリー最低熟成期間
Cava de Guarda(カバ・デ・グアルダ)9ヶ月
Cava de Guarda Superior Reserva(カバ・デ・グアルダ・スペリオール・レゼルバ)18ヶ月
Cava de Guarda Superior Gran Reserva(カバ・デ・グアルダ・スペリオール・グラン・レセルバ)30ヶ月
Cava de Guarda Superior de Paraje Calificado(カバ・デ・グアルダ・スペリオール・デ・パラヘ・カリフィカード)36ヶ月

 

また、各カテゴリーの味わい傾向としては概ね以下の通り。

カテゴリー最低熟成期間特徴
Cava de Guarda9ヶ月レモン、リンゴのアロマ豊かな淡麗辛口
Cava de Guarda Superior Reserva18ヶ月熟度を感じる果実香と程よい熟成香が重なったバランスの取れた味わい。
Cava de Guarda Superior Gran Reserva30ヶ月色調は黄金色を帯び、豊かなトースト、ブリオッシュのアロマ。
Cava de Guarda Superior de Paraje Calificado36ヶ月シャンパーニュと何ら遜色ない一級品。芳醇な熟成香とブドウ本来の果実味が調和した味わい。

 

甘辛度

Drink, Alcohol, Sparkling Wine, Glass, Bottle

カヴァのボトルには以下の用語のうち必ずどれかの表記がされています。

自分好みのカヴァを選ぶ際に欠かせない重要な項目ですので、★マークの用語だけでも覚えておくといいでしょう。

これらはワイン中の残留糖分によって仕分けられ、一般的なカヴァの銘柄ほとんどが「辛口(Brut)」で造られています。

幅広い食事と合わせたい方は「ブリュット(Brut)」より上の甘辛度を選び、デザートやフォアグラなどの脂肪分の多いものには「エクストラ・セコ」以下のものを合わせるといいでしょう

 

甘辛度合い用語味わい残糖分
★ブリュット・ナチューレ(Brut Nature)極辛口0〜3g/L
エクストラ・ブリュット(Extra Brut)極辛口0〜6g/L
★ブリュット(Brut)辛口0〜12g/L
エクストラ・セコ(Extra-Seco)中辛口12〜17g/L
セコ(Seco)中甘口17〜32g/L
★セミ・セコ(Semi-Seco)甘口32〜50g/L
ドゥルセ(Dulce)極甘口50g/L以上

 

カバの味わい

カヴァの味わいは先述した「使用品種」「熟成期間」「甘辛度」によって大きく異なりますが、概ね以下のような特徴が挙げられます。

・親しみやすく、分かりやすい味わい

・シャンパンと比べると酸味が穏やかながら、キリッとした辛口

・リンゴや野生味、焼けたゴムや土っぽさなど独特のアロマ(ワイン界隈では「カバ臭」と呼ばれる)

 

カバにまつわる豆知識

【豆知識その1】カヴァに当てはまらないワインはどうなる?

 

カバに当てはまらないスパークリングワインの事を、「エスプモーソ(Espumoso)」あるいは「ビノ・デ・エスプモーソ(Vino de Espumoso)」と言います。

スペイン産のスパークリングワインなのにラベルに「Cava」の表記がない時にはこのどちらかが記載されてあるはずです。

その場合、「このワインは伝統的方式で造られていないのかも」「カバ用品種を使っていないのかも」「造っている場所が認定地区ではないのかも」などが考えられると、もうあなたもワイン通の仲間入りですね。

 

【豆知識その2】スペイン内でカバを越えるワイン造りの動き!?

2017年、カバの9割を生産するカタルーニャ州・ペネデス地区にて、”ペネデス産のカバに勝る素晴らしいワインを造る”事を理念に複数の優良生産者によって新しい組織が設立。

その名も、「コルピナット生産者及びブドウ栽培者協会 L’Associació d’Elaboradors i Viticultors Corpinnat (AVEC)」

新加入した会員の中には、これまで世界的にも有名な上質なカバを輩出してきた生産者の名も並ぶほど。

そして、当協会に所属の生産者から造られたワインはカバに変わり、「コルピナット(Corpinnat)」の名称で世に広まります。

「カバを凌ぐワインを造る」という信念は口だけでなく、コルピナットを名乗るにはカバ以上に厳格な規定を達成しなければなりません。

細かい規定に関しては今回割愛しますが、主な点でも以下の通り、カバ以上の徹底さがうかがえます。

 

コルピナット規定

・ブドウは100%オーガニック栽培で手摘み

・90%以上のブドウは土着品種の使用が義務

・全工程を自社で一貫して行うこと

・熟成はスタイルごとに最低18ヶ月、30ヶ月、60ヶ月以上の規定

 

コルピナットの由来

コルピナット(Corpinnat)は、カタルーニャ語で「心臓」を意味する”cor”と、Penedes地域の名前のもとである”Pinna”に由来。

「ペネデスの心臓(中心)」という生産者たちのペネデスワインに対する愛と情熱のこもった呼称と言えます。

 

【価格別】カバのおすすめ銘柄13選

 

予算 1,000円〜3,000円

商品画像リクオ・ロス NVロジャーグラート ロゼ ブリュットロジャーグラート グラン・キュヴェ ジョセップ・ヴァイスフレシネ・ロゼ・セミセコ
商品名リクオ・ロス NVロジャーグラート ロゼ ブリュットロジャーグラート グラン・キュヴェ ジョセップ・ヴァイスフレシネ・ロゼ・セミセコ
詳細品種:ヴィウラ100%
アルコール度数:12.5%
熟成期間:3年
品種:ガルナッチャ85%、モナストレル10%、ピノ・ノワール5%
アルコール度数:12%
熟成期間:18ヶ月
品種:シャルドネ38%、チャレッロ25%、マカベオ20%、パレリャーダ17%
アルコール度数:12%
熟成期間:4年
品種:トレパット 70%、ガルナッチャ30%
アルコール度数:11.5%
最低熟成期間:12ヶ月
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フレシネ・ロゼ・セミセコ

フレシネ・ロゼ・セミセコ

詳細情報
品種:トレパット 70%、ガルナッチャ30%
アルコール度数:11.5%
最低熟成期間:12ヶ月

スペインを代表するカバの一大生産者であるフレシネ社が醸す「ロゼ・セミセコ」。

「セミセコ」とはカバの甘口を意味する指標。

鮮やかなロゼ色の外観に加え、フレッシュなイチゴやラズベリーの果実味が全面に感じられることで女性からの人気も高い一本となっています。

ワイナリーブドウ品種甘辛度
フレシネトレパット、ガルナッチャセミセコ(甘口)

ロジャーグラート グラン・キュヴェ ジョセップ・ヴァイス

ロジャーグラート グラン・キュヴェ ジョセップ・ヴァイス

詳細情報
品種:シャルドネ38%、チャレッロ25%、マカベオ20%、パレリャーダ17%
アルコール度数:12%
熟成期間:4年

スペインの名門カバ生産者が手がける至極のハイコスパ・カバがこちらの「ジョセップ・ヴァイス」。

ブドウの出来がいい年のみ造られる徹底したこだわりに加え、熟成年数はなんとシャンパンにも匹敵する48ヶ月以上。

3,000以下のカバでは目を引く熟成感、高級感をまとった一品です。

ワイナリーブドウ品種甘辛度
ロジャーグラートシャルドネ、マカベオ、チャレッロ、パレリャーダエクストラ・ブリュット(極辛口)

ロジャーグラート ロゼ ブリュット

ロジャーグラート ロゼ ブリュット

詳細情報
品種:ガルナッチャ85%、モナストレル10%、ピノ・ノワール5%
アルコール度数:12%
熟成期間:18ヶ月

ロジャー・グラートを代表する人気銘柄がこちらの「ロジャー・グラート ロゼ」。

とあるTV番組ではあの5万円以上する「ドンペリ・ロゼ」よりも美味しいと取り上げられた逸品。

ドンペリに勝るかはともかく、そのコスパの良さは確かですので、ぜひ辛口のロゼスパークリングをお探しの方は一度お試しあれ。

ワイナリーブドウ品種甘辛度
ロジャー・グラートガルナッチャ、モナストレル、ピノ・ノワールブリュット(辛口)

リクオ・ロス

リクオ・ロス NV

詳細情報
品種:ヴィウラ100%
アルコール度数:12.5%
熟成期間:3年

ドライな味わいの中に濃厚な果実味と熟成感のある「リクオ・ロス」

りんごや白い花のアロマに続く上品な蜜感が味わいに高級感を演出。

筆者がこれまで飲んだ3,000円以下のカバで最も感動した、自信を持って皆さんにおすすめできるハイコスパの一本です。

ワイナリーブドウ品種甘辛度
ボデガス・エスクデロヴィウラ(マカベオ)ブリュット(辛口)

予算 3,000円〜6,000円

商品画像パゴ・デ・タルシス グラン・レセルバ アルス・コレクタ ブラン・ド・ノワールジャズ・ナトゥーレ レセルバ
商品名パゴ・デ・タルシス グラン・レセルバアルス・コレクタ ブラン・ド・ノワールジャズ・ナトゥーレ レセルバ
詳細品種:シャルドネ100%
アルコール度数:12%
熟成期間:44ヶ月
品種:ピノ・ノワール 90%、チャレッロ 5%、トレパット 5%
アルコール度数:11.5%
熟成期間:3年
品種:チャレッロ50%、マカベオ35%、パレリャーダ15%
アルコール度数:11.5%
熟成期間:15ヶ月
商品リンク詳細を見る詳細を見る詳細を見る

ジャズ・ナトゥーレ レセルバ

ジャズ・ナトゥーレ レセルバ

詳細情報
品種:チャレッロ50%、マカベオ35%、パレリャーダ15%
アルコール度数:11.5%
熟成期間:15ヶ月

音楽関係の方にぜひとも贈りたい一品がこちらの「ジャズ・ナトゥーレ・レセルバ」。

世界的ジャズバンドとのコラボによって生まれた当銘柄は、その優美そうな印象とは裏腹に残糖度ゼロに仕上げられた極辛口の味わいが最大の特徴。

キリッと引き締まったシトラスやフェンネルを思わせる清涼感のある香味が長い余韻へと続きます。

ワイナリーブドウ品種甘辛度
‎カステル・サント・アントーニチャレッロ、マカベオ、パレリャーダブリュット・ナチューレ(極辛口)

アルス・コレクタ

アルス・コレクタ ブラン・ド・ノワール

詳細情報
品種:ピノ・ノワール 90%、チャレッロ 5%、トレパット 5%
アルコール度数:11.5%
熟成期間:3年

 

カバの創始者、コドルニウが手がける極上の品が「アルス・コレクタ」。

今のカバにピノ・ノワールやシャルドネなどの国際品種が認められたのは、コドルニウの働きかけがあってのこと。

そんなカバのレジェンド的生産者が手がける当銘柄は、ピノ・ノワール主体のグラン・レセルバワインのブレンドによって仕上げられたシャンパン好きも唸る仕上がりとなっています。

ワイナリーブドウ品種甘辛度
コドルニウピノ・ノワール、チャレッロ、トレパットブリュット(辛口)

 

パゴ・デ・タルシス グラン・レセルバ ブリュット・ナチューレ

パゴ・デ・タルシス グラン・レセルバ

詳細情報
品種:シャルドネ100%
アルコール度数:12%
熟成期間:44ヶ月

 

全銘柄が高品質なことで知られるパゴ・デ・タルシスですが、中でも特に人気の「グラン・レセルバ ブリュット・ナチューレ」。

フレッシュな赤りんごやレモンのアロマに上品なトースト香が続き、ブリュット・ナチューレ(極辛口)らしい心地よい苦味が余韻に続きます。

また、ラベルのセラミックタイルに描かれたメドゥーサのイラストも味わい同様に印象に残る一本ですね。

ワイナリーブドウ品種甘辛度
パゴ・デ・タルシスシャルドネブリュット・ナチューレ(極辛口)

 

高級カバ

商品画像フレシネ カン サラ 2008ペレ・べントゥーラ 2015クリプタ グラン・レセルバロベルト・ホタ・ムール
商品名フレシネ カン サラ 2008ペレ・べントゥーラ 2015クリプタ グラン・レセルバロベルト・ホタ・ムール
詳細品種:パレリャーダ、チャレッロ
アルコール度数:12.5%
熟成期間:9年
品種:マカベオ、チャレッロ
アルコール度数:-
熟成期間:43ヶ月
品種:マカベオ45%、パレリャーダ35%、チャレッロ20%
アルコール度数:11.5%
熟成期間:8年
品種:チャレッロ34%、マカベオ33%、パレリャーダ33%
アルコール度数:11.5%
熟成期間:3年
商品リンク詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

ロベルト・ホタ・ムール ブリュット・ナチューレ

ロベルト・ホタ・ムール

詳細情報
品種:チャレッロ34%、マカベオ33%、パレリャーダ33%
アルコール度数:11.5%
熟成期間:3年

 

スペイン国内多数のミシュラン星付きレストランでオンリストされてある「ロベルト・ホタ・ムール」。

ブリュット・ナチューレという甘味調整ゼロの極辛口に仕上げられており、余韻に残るほのかな苦味がワイン全体の複雑みを演出。

カバとしてはプレミアムな価格帯ですが、間違いなく一飲の価値ある一本です。

ワイナリーブドウ品種甘辛度
ロベルト・ホタ・ムールチャレッロ、マカベオ、パレリャーダブリュット・ナチューレ(極辛口)

クリプタ グラン・レセルバ

クリプタ グラン・レセルバ

詳細情報
品種:マカベオ45%、パレリャーダ35%、チャレッロ20%
アルコール度数:11.5%
熟成期間:8年

 

独特のボトル型はもちろん、その優美な味わいで多くの愛好家を魅了してきた「クリプタ グラン・レセルバ」。

通常グラン・レセルバを名乗るには3年熟成でいいところを、なんとクリプタでは5年以上にもわたる長期熟成を施したワイナリー至極の一品。

シャンパンにも引けを取らない美しい泡立ちに、クリーミーかつ香ばしいブリオッシュ、ヴァニラ、白胡椒などのアロマはまさに、高級カバに相応しい品格を備えています。

ワイナリーブドウ品種甘辛度
アグスティ・トレジョ・マタ社マカベオ、パレリャーダ、チャレッロブリュットナチューレ(極辛口)

ペレ・べントゥーラ

ペレ・べントゥーラ 2015

詳細情報
品種:マカベオ、チャレッロ
アルコール度数:-
熟成期間:43ヶ月

 

良年のみに仕込まれる極上の一品が「ペレ・ベントゥーラ」。

当銘柄はなんとカバの最上級カテゴリーである「カバ・デ・パラへ・カリフィカード」に位置。

厳格な規定のもと丁寧に丹精込めて仕込まれた味わいは芳醇かつエレガントな完璧に近い仕上がり。

味わいはもちろん、鮮やかで金色に仕立てられたボトルデザインも含めて贈り物にぴったりの一品です。

ワイナリーブドウ品種甘辛度
ペレ・ベントゥーラマカベオ、チャレッロブリュット(辛口)

フレシネ カン・サラ

フレシネ カン サラ 2008

詳細情報
品種:パレリャーダ、チャレッロ
アルコール度数:12.5%
熟成期間:9年

 

2020年度の世界ベスト・スパークリングワインに選ばれた逸品が「フレシネ カン・サラ」。

自社畑の75年にもなる古木からできた選りすぐりのブドウこそ当銘柄の基盤そのもの。

7年以上という長期熟成にも関わらず、凝縮した白桃やりんごのフレッシュな果実味が感じられ、トーストやブリオッシュなどの熟成香ともうまく調和しています。

フレシネといえばコンビニやスーパーのデイリーカバが目を引きますが、こうしたトップクラスの一級品がある事も忘れてはいけません。

ワイナリーブドウ品種甘辛度
フレシネパレリャーダ、チャレッロブリュット・ナチューレ(極辛口)

 

カバを名乗れない(らない)極上スパークリングワイン2選

最後におまけとして、カバを名乗れないor名乗らない絶品スパークリングワインをご紹介したいと思います。

今回紹介する2銘柄は、「カバ認定地域外のブドウを使った」「新名称”コルピナット”として売り出した」ことがカバを名乗れない要因となっています。

商品画像グラモナ・トレス・ルストロス ブリュットナチュールキュヴェ・エスプレンドール・ ヴァルドン・ケネット
商品名グラモナ・トレス・ルストロス ブリュットナチュールキュヴェ・エスプレンドール・ ヴァルドン・ケネット
詳細品種:チャレッロ65%、マカベオ25%
アルコール度数:12%
熟成期間:7年
品種:ピノ・ノワール55%、シャルドネ40%、チャレッロ5%
アルコール度数:12%
熟成期間:3年
商品リンク詳細を見る詳細を見る

キュヴェ・エスプレンドール・ ヴァルドン・ケネット

キュヴェ・エスプレンドール・ ヴァルドン・ケネット

詳細情報
品種:ピノ・ノワール55%、シャルドネ40%、チャレッロ5%
アルコール度数:12%
熟成期間:3年

“キング・オブ・スペイン”の異名を持つ名ワイナリーが手がける「キュヴェ・エスプレンデドール」。

辛さはエキストラ・ブリュットながらもやや心地よい甘味さえ感じられるのは、ブドウ本来の質の高い果実味が反映されているからこそ。

一見カバかと思ってしまいますが、実は使用ブドウの中にカバ認定地域外に栽培のブドウを使ってしまった為、カバの名では流通されていません。

“カバというブランド名がなくとも真に美味しいものを届けたい” 。そんなワイナリーの熱い思いが感じられる一品です。

ワイナリーブドウ品種甘辛度
トーレスピノ・ノワール、シャルドネ、チャレッロエキストラ・ブリュット(極辛口)

 

グラモナ・トレス・ルストロス ブリュット・ナチューレ

グラモナ・トレス・ルストロス ブリュットナチュール

詳細情報
品種:チャレッロ65%、マカベオ25%
アルコール度数:12%
熟成期間:7年

大人気ワイン漫画「神の雫」で取り上げられたグラモナ社の上級クラスが「トレス・ルストロス」。

元々カバとしてリリースされていた銘柄でしたが、2012年ヴィンテージからは新カテゴリーである「コルピナット」に移行。

シャンパンであればゆうに1万円は超える味わいをなんと、7,000円台で堪能できてしまう「コスパ✖️高級感」の良い所尽くしな一本です。

また、ワイン愛好家の間でさえコルピナットの認知度はまだそれほど高くありませんので、今のうちに穴場アイテムとして手に入れておくといいかもしれませんね。

ワイナリーブドウ品種甘辛度
グラモナチャレッロ、マカベオブリュット・ナチューレ(極辛口)

 

カバの飲み方

フルートグラスで6〜10℃に冷やして飲む

フルートグラスとは、上記写真のようなスパークリングワインを飲む際の一般的なグラスのこと。

自宅にある普通のグラスでもいいですがカヴァの泡立ちが長持ちせず、口当たりも酸味を強く感じてしまう恐れがあります。

100円ショップやニトリ、IKEAなどに売ってあるもので十分ですので、自宅に1脚だけでも準備しておくといいかもしれません。

また、飲む際の目安温度である6〜10℃は冷蔵庫でおよそ、3〜4時間冷やしていただくと近しい温度帯になります。

さらにこだわりたいという方は、NVやReservaクラスまでの銘柄は6〜8℃とよく冷やし、V付きやGran Reservaクラスでは10℃前後と少し上げていただくのがおすすめです。

余ったらカクテルに

どうしても飲みきれず余ってしまったり、家にストッパーがなく保存が長く効かないという方も多いのではないでしょうか。

そんな時はカヴァを絶品カクテルに変えてしまいましょう!

筆者がスペイン・バレンシアに留学中、大好きだったご当地カクテルを紹介したいと思います。

 

アグア・デ・バレンシア〜Agua de Valencia〜

「アグア・デ・バレンシア」とは、スペイン・バレンシア地方発祥のカクテル。

オレンジの栽培が盛んなバレンシアの街では搾りたてのオレンジ果汁を使うため、ピュアな甘酸っぱさが堪らなく美味しいのです。

クセがなく口当たりもいいため、お酒が苦手な方や女性の方でもすいすい飲めてしまう一品。

サングリアのようにピッチャーでまとめて作るタイプのカクテルですので、ぜひ大人数でのパーティーや飲み会の際にもてなしてみてはいかがでしょうか。

 

レシピ

〜4人前〜

①ピッチャーを準備。
②オレンジジュース400ml、カヴァ300ml、ウォッカ10ml、砂糖30g、ロックアイス数個をピッチャーに投入し混ぜる。
③冷蔵庫でよく冷やし、好みに合わせて調整すれば完成。

(※)ウォッカの代わりにジンやホワイトキュラソーを使うケースも多い。

 

カバに合わせるおつまみ3選

【組み合わせ1】辛口カバ✖️カルパッチョ

辛口スパークリングワイン鉄板ペアリングが「カルパッチョ」。

合わせるタイプのカバは辛口が最もおすすめで、「ブリュット(Brut)」〜「ブリュット・なちゅーれ(Brut Nature)」の甘辛度がいいでしょう。

また、熟成感があるグラン・レセルバよりも、フレッシュ感ある通常のカバ、あるいはレセルバあたりの熟成度合いのものが料理とうまくマッチするはず。

こうしたタイプのカバは予算1,000円〜2,000円によく当てはまりますので、気軽にぜひお試し下さいね。

【組み合わせ2】カバ全タイプ✖️タパス

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スペインと言えばカバ、そしてそのお供と言えば「タパス」ですよね。

タパスとは、スペインの南にあるアンダルシア州発祥の小皿料理のこと。

生ハムやチーズ、オリーブといったものから、写真のように創作感溢れるおつまみが堪能できます。

現地ではこうしたタパスと共に、ビールやティントデベラーノ(赤ワインのソーダ割)、そして自国を代表する泡であるカバを飲み、あとはひたすらおしゃべりを楽しむのです。

【組み合わせ3】熟成or甘口カバ✖️バタークッキー

〆カバとして最後に合わせたいおつまみが「バタークッキー」。

バターの風味と焼けたクッキーの香ばしさは、グラン・レセルバなどの熟成感あるカバと共通する風味であり相性抜群。

また甘口タイプのカバが好きという方は、ロゼの「セコ(Seco)」または「セミセコ(Semi-Seco)」を合わせるといいでしょう。

バタークッキーにみずみずしいラズベリーやイチゴ、フランボワーズの風味が加わり、まさに口福なひと時を過ごせます。

まとめ

カヴァは、シャンパンと同じ製法で造られるスペイン産のスパークリングワイン。

総論として、コスパの良さとシャンパンよりも親しみやすいカジュアルさがカバの一番の魅力でしょう。

今回ご紹介した各用語の意味だけでも最低限おさえておくと、一段とカヴァ選びが楽になるはず。

カヴァは熟成期間、甘辛度といった要素でスタイルは大きく異なってくるため、自分好みの味を見つけるまで 1,000円〜3,000円代で色々まずは試してみてはいかがでしょうか。

また、1万円前後のカヴァはシャンパンを凌ぐ味わいのものも多いため、ワイン初心者はもちろん、通の方への贈り物にもピッタリですよ。

 

記事の執筆者

田中 純平

✔︎J.S.Aワインエキスパート
✔︎WSET Level3
✔︎J.S.A SAKE DIPLOMA

お酒(特にワイン)とサウナが好きなフリーランススペイン語講師。 学生時代のスペイン留学中にワインの魅力に囚われる。 帰国後はヴィノスやまざきでインターンを経験し、同年にJ.S.Aワインエキスパート合格。翌年には、ワイン国際資格WSET Level3、J.S.A SAKE DIPLOMAを取得。 現在はスペイン語の活動と並行して、ワインスタートアップ会社のお手伝いもしています。
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西日本新聞社運営の焼酎Webメディアでもライターを務める。
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