とにかく飲みやすい!スパークリング日本酒の「澪(みお)」の種類や初心者に人気の秘密を解説!

2021/11/29
日本酒

フルーティーな甘味と爽やかな発泡性を持った日本酒「澪(みお)」。

日本酒初心者や若年層に人気のスパークリング日本酒です。

そんな澪について、味わいの特徴や種類、おすすめの飲み方まで紹介していきます。

スパークリング日本酒「澪」とは?

澪は2011年に宝酒造から発売されたスパークリング日本酒です。

宝酒造は京都にある大手酒造メーカー。

人気の甲類焼酎である「宝焼酎」や、全国的に有名な日本酒「松竹梅」などで知られています。

澪はそんな宝焼酎によって開発された、若者向けの新しい日本酒ブランド。

発泡性があり、やさしい甘味と酸味を楽しめる味わいが、若い世代に新たな価値観を提供しました。

普段、日本酒を飲まない層、女性などを中心に、日本酒ビギナーから大きな支持を受けているスパークリング日本酒です。

「澪」の3つの特徴

【特徴1】軽やかな甘酸っぱい味わい

澪の大きな特徴は甘酸っぱくジューシーな味わい。

日本酒本来の米と麹による甘味と酸味にこだわり、自然な味わいを生み出しました。

従来の日本酒とはひと味違う、フルーティーな甘味をしっかりと感じられるところが澪の魅力です。

さらにスパークリング日本酒ならではの発泡性もあり、味わいの印象はより爽やかに。

この味わいは、これまで日本酒をあまり飲んでいなかったユーザーにも受け入れられています。

【特徴2】低アルコールで飲みやすい

澪のアルコール度数は5%程度です。

通常の日本酒はアルコール度数15%程度であることから、いかに澪のアルコール度数が低いことがわかるでしょう。

アルコール度数をビールや酎ハイと同程度にすることで、日本酒の新規ユーザーを取り込むことに成功。

低アルコールな飲みやすさも、澪が多くの若者や女性から支持されている理由の一つです。

【特徴3】初心者に嬉しい飲みきりサイズ

澪は飲みきりサイズのボトルで販売されているところも魅力。

容量は150mlや300mlと小瓶サイズのため、飲みたいときに気軽に飲むことができます。

「軽く1杯試してみようかな」「友達と2人で一緒に飲みたい」

そんな時に澪の小さいボトルは使い勝手がよく、さまざまなシーンで飲用されています。

「澪」はどのようにして開発された?

誕生のきっかけは「若者の日本酒離れ」

「若者の日本酒離れを止めるのはどうしたらいいのか?」

澪の開発は大手酒造メーカーである宝酒造のこんな想いから生まれました。

澪のプロジェクトが始まった2005年は、若年層の日本酒離れが加速していた時代です。

ハイボールや缶酎ハイなどの普及により、日本酒よりも気軽に購入出来て楽に飲めるお酒が好まれるようになりました。

お酒以外の娯楽も増えたことも加わり、ますます若者が日本酒を飲まなくなっていくという状況に。

そんな状況を打破するべく、宝酒造は「若者が魅力的に感じるような日本酒」の開発をスタートします。

6年の歳月をかけた開発期間

宝酒造はまず初めに、20~30代の若者がお酒に対してどんな嗜好を持っているかの分析。

その結果、キーワードとして浮かび上がってきたのが「飲みやすさ」「甘味」「低アルコール」でした。

さらに日本酒市場の中で当時は全体の1%にしか満たなかった「スパークリング日本酒」にも着目。

これを組み合わせた結果、「甘味のある低アルコールで飲みやすいスパークリング日本酒」という目指すべき日本酒の姿が決まったのです。

澪が完成するまでの道のりは非常に長いものでした。

若者の求める甘さには酸味が必要ということを考え、甘味と酸味の絶妙なバランスを模索。

また、一般的な日本酒はアルコール発酵をしっかりと行い、さまざまな旨味や香りを生み出します。

一方で澪は低アルコール日本酒のため、限られた発酵で日本酒らしい風味を出さなければいけません

さらに、爽快感を感じてもらうためには強い発泡性が必要ですが、そのガス圧に耐えられる瓶の開発も必要となりました。

そのほかにも「若者に気に入られるボトルデザインは?」「どのようなシーンで飲んで貰う?」などの戦略についても熟考。

実に6年もの開発期間を経て、ついにスパークリング日本酒の澪が完成したのです。

新しい日本酒の味わいが話題に

試行錯誤を重ねた澪は2011年に完成。

当初は販売ルートを限定しての発売となりました。

デパートや飲食店、オンラインショップに販売を限定したのは、澪の商品特性をしっかりと消費者に伝えるため。

こうした販売戦略が功を奏し、澪は徐々に世間から注目を集めていくこととなります。

澪の発売から2年、確かな手ごたえを感じた宝酒造は2013年に澪の全国販売をスタート。

ターゲット層である若い世代にアプローチを重ね、澪は多くの若者や日本酒初心者に支持される大人気ブランドとなりました。

現在はメインブランドの澪以外にも様々な派生商品が発売されており、日本酒の新しい楽しみ方を私たちに与えてくれています。

「澪」のおすすめ銘柄5選

一口に「澪」といって、商品ごとに個性があります。

そこで、代表的な種類を紹介していきます。

スパークリング清酒 澪

スパークリング清酒 澪

詳細情報
日本酒度:-70
酸度:4.0
アルコール度数:5%
サイズ:150ml・300ml・750ml

澪の定番商品です。

マスカットを思わせるようなフルーティーな香りがあります。

味わいは甘酸っぱく、麹の甘やかな優しい風味が特徴。

甘さだけでなく、ジューシーな酸味と爽快な炭酸が味わいを支えます。

日本酒初心者、日本酒が苦手という方はぜひ定番の澪から!

スパークリング清酒 澪DRY

スパークリング清酒 澪DRY

詳細情報
日本酒度:-70
酸度:4.0
アルコール度数:5%
サイズ:150ml・300ml・750ml

甘さ控えめでドライな味わいの澪。

リンゴのようなフルーティーな風味が楽しめます。

味わいは通常の澪よりも甘さが抑えられていて、より軽やかな味わいに。

食事と一緒に澪を楽しむには最適な銘柄です。

澪 FROZEN

澪 FROZEN

詳細情報
日本酒度:-77
酸度:4.4
アルコール度数:5%
サイズ:100mlパウチ

デザート感覚で楽しめるみぞれ酒タイプの澪です。

冷凍庫で凍らせた澪を、シャーベットのような感覚で楽しむことができます。

甘酸っぱくシャリシャリとした食感があり、デザートにぴったりな味わい。

フルーツやシロップを使った様々なアレンジも楽しめます。

澪 一果 イチゴのような香りのスパークリング清酒

澪 一果 イチゴのような香りのスパークリング清酒

詳細情報
日本酒度:-66
酸度:3.8
アルコール度数:4%
サイズ:210ml

香りにこだわった澪の新しいシリーズ「一果」。

酵母によって生まれた華やかなイチゴの香りが特徴です。

味わいは澪のようなやわらかな甘味と酸味が感じられます。

フルーティーなイチゴの風味があるので、よりカジュアルに澪を楽しみたい方におすすめです。

澪 一果 バナナのような香りのスパークリング清酒

澪 一果 バナナのような香りのスパークリング清酒

詳細情報
日本酒度:-66
酸度:3.8
アルコール度数:4%
サイズ:210ml

香りにこだわった澪の新しいシリーズ「一果」。

爽やかな甘味を感じるバナナの香りを際立てた1本です。

アルコール度数は4%と澪よりも低く、穏やかな甘味と酸味は程よいバランス。

仕事終わりのリラックスタイムや、友達の集まりに最適な日本酒です。

「澪」をよりおいしく飲む方法

【飲み方1】キンキンに冷やして飲む

澪はしっかりと冷やして飲むのがおすすめです。

発泡性のお酒は温度を低くすることで、炭酸が液体によく溶け込みます

そのため、澪の弾けるような炭酸を感じるためにもよく冷やして飲みましょう。

また、澪の特徴は爽やかな甘酸っぱい味わい。

温度が高い状態だと、甘さが目立ち爽快感が損なわれてしまいます。

フレッシュな甘味と酸味を楽しむためにも、澪はよく冷やして飲みましょう。

温度は冷蔵庫から出してすぐの0~5度がおすすめです。

【飲み方2】フルートグラスで飲む

澪の魅力はなんといっても豊かな発泡性。

その泡立ちを楽しむためにも、グラスはフルートグラスを使うのがおすすめです。

フルートグラスは細長く背の高いワイングラスのこと。

シャンパンなどを飲むためのグラスです。

細長いグラスは底から湧き上がる炭酸の泡を美しく見せてくれます。

また、グラスの口径が小さいため、炭酸の揮発を抑えられるという効果も。

見た目もスタイリッシュなフルートグラスを使って、おしゃれに澪を楽しみましょう。

スパークリング日本酒 澪のアレンジレシピ

【レシピ1】ロックスタイル

氷を入れたロックスタイル。

氷を入れることで澪の甘さがよりマイルドになります。

冷えた温度をキープできるのもロックスタイルの魅力。

お好みでレモンを絞ることで、より爽やかになるのでおすすめです。

【レシピ2】フルーツカクテル風

フルーティーな風味の澪は、フルーツとの相性もぴったり。

生のフルーツやシロップ漬けのフルーツを浮かべて飲むカクテルスタイルもおすすめです。

イチゴやブルーベリー、桃、ライムなど、どんなフルーツとも澪は合います。

色とりどりのフルーツを使ったカラフルに見た目は、パーティー映えすること間違いなし!

【レシピ3】ミルク割り

澪のミルク割りはクリーミーな味わいを楽しめます。

ミルクの風味と澪の甘酸っぱさが合わさり、ヨーグルトのような味わいに

麹の甘味が引き立つことから、まるでどぶろくのような飲み口も魅力です。

澪の次に試したい初心者向けの日本酒はコレ!

低アルコール日本酒

低アルコール日本酒はここ近年で流行している日本酒。

飲み口が軽やかで、いろいろな食事と楽しめます。

アルコール度数は12%程度とワイン並

味わいは澪のように程よい甘味と酸味が効いていながら、日本酒らしい旨味も楽しむことができます。

澪から日本酒に興味を持った方には、澪の味わいに近い低アルコール日本酒がおすすめです。

吟醸酒

吟醸酒はフルーティーな香りの爽やかな日本酒。

発酵による「吟醸香」と呼ばれるメロンやバナナのような香りが楽しめます。

雑味の無いすっきりとした味わいも特徴です。

澪のフルーティーな香りが好きな方は、吟醸酒を飲んでみることをおすすめします。

香り高いスッキリしたものが好みの方は「大吟醸」を選ぶといいでしょう。

フルーティーさに加え、日本酒らしい旨味も楽しみたい方は「純米吟醸」がおすすめです。

スパークリング日本酒

澪と同じスパークリング日本酒もおすすめ。

爽快な炭酸は日本酒を飲みやすくしてくれます。

スパークリング日本酒の中には「瓶内二次発酵」という製法を使った銘柄も。

瓶内二次発酵は「シャンパン製法」も呼ばれ、きめ細やかで豊かな発泡性があります。

発酵による複雑で旨みのある味わいや風味も特徴です。

澪の爽やかな炭酸が好きだという方は、ぜひほかのスパークリング日本酒にチャレンジしてみてください。

まとめ

スパークリング日本酒 澪は発売以来、日本酒初心者や若者を中心に大きな支持を集めています。

甘酸っぱく爽快な炭酸は、日本酒とは思えない爽やかな飲みやすさが魅力。

澪を飲むときはしっかりと冷やし、泡立ちが映えるフルートグラスで飲むのがおすすめです。

ロックスタイルやフルーツを入れたりと様々なアレンジもできます。

澪を飲んで日本酒に興味を持った方は、低アルコール日本酒や吟醸酒、スパークリング日本酒も試してみると良いでしょう。

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