プロが選ぶおすすめの高級焼酎15選!人気のプレミアム焼酎を厳選!

2020/11/22
焼酎

「たまには、贅沢な焼酎が飲みたいけど、どれを選べば良いか分からない。」

「プレゼントにおすすめの高級焼酎が知りたい。」

今回は、そんな疑問をお持ちの方に向けて、おすすめの高級焼酎をご紹介します。

高級焼酎と普通の焼酎の違いや、選び方も合わせて解説します。

記事の執筆者

熊倉 周人

JSA認定 SAKE DIPLOMA

地方の業務用酒販店に勤務。酒屋の立場を利用していろんなお酒を飲んだり、メーカーやインポーターとお話ししながら勉強中。醸造酒全般に興味あり。その中でもクラフトビールを特に愛でている。

いくらから高級焼酎?

焼酎の一般的な価格は720mlで800円~1,500円、1.8Lで1,200~2,500円程度です

そのため、720mでは3,000円、1.8Lでは5,000円以上の価格の焼酎が一般的に高級焼酎として認識されています。

ただし、焼酎の場合、ワインのロマネコンティのように100万円を超えるようなものはなく、高くても10万円以下です。

 

高い焼酎と安い焼酎の違いは?

原材料

高級焼酎にはこだわりの原材料が使われています。

焼酎の原材料には麦や芋、米など多様な種類があることが特徴です。

高級焼酎には焼酎造り専用の希少な品種が用いられることが多です。

なかでも気候や土壌環境などが良質な土地で栽培された特に品質の良いものが使用されています。

 

熟成

高級焼酎はじっくりと熟成されたものがほとんどです。

寝かせることでアルコール分と水分が馴染んでまろやかになり、熟成による香りや味わいの深まりも生まれます。

 

熟成期間

一般的な焼酎の熟成期間は1ヵ月~3ヵ月程度です。

それに対して、高級焼酎と呼ばれる銘柄は1年~3年程度、もしくはそれ以上の熟成が行われています。

 

熟成樽

熟成には安定性のあるステンレスタンクを使用するのが主流です。

個性的な高級焼酎には独特の風味が付く伝統の甕壺で熟成するものや、樫の木やシェリー酒などの木樽で熟成する銘柄もあります。

 

プレミアム焼酎とは?

プレミアム焼酎とは、焼酎ブームによって流通価格が高騰している焼酎のことです。

 

焼酎ブームとは?

焼酎ブームは昭和後期から平成中期にかけて3度起こったとされています。

第一次焼酎ブームがお湯割りなどの新たな焼酎の飲み方が流行した1970年代後半。

第二次焼酎ブームは「酎ハイ」の登場による甲類焼酎が大ヒットした1980年代前半です。

そして2000年代前半に起こった第三次焼酎ブームでは、多様な原材料を使った深い味わいの「本格焼酎」が全国的に人気となります。

そんな本格焼酎ブームのなか、少量生産で高品質な焼酎のなかで、特に人気の銘柄が入手困難となり、「プレミアム焼酎」や「幻の焼酎」と呼ばれるようになりました。

 

まずは知っておきたい「3M」

プレミアム焼酎を代表する焼酎として有名なのが、魔王・村尾・森伊蔵の芋焼酎3銘柄です。

この3つの銘柄は頭文字にMのローマ字が使われていることから、「3M(スリーエム)」と呼ばれています。

その人気は未だに衰えを知らず、定価の数倍の価格で取引されていることも少なくありません。

 

高級焼酎の選び方

種類で選ぶ

芋焼酎

芋焼酎には他の焼酎にはないような濃厚で強い風味があります。

ただし、高級な芋焼酎には、この芋焼酎独特の旨味や甘味が感じられながらも、芋の荒々しさは無くなっています。

洗練された芋の風味が感じられるものや、個性的な芋品種を使ったフルーティーな香りがするもの、長期熟成によってブランデーのような濃密な味わいに変化するものなど、多様なバリエーションがあるのが高級芋焼酎の特徴です。

 

米焼酎


米焼酎はクセのないさらりとした飲みやすさが特徴ですが、高級米焼酎にはしっかりとした米の主張が感じられます。

長期熟成した銘柄が多く、米の旨味や甘味はもちろん日本酒のような風味を楽しむことができます。

大吟醸酒のようなフルーティーさや、古酒のようなカラメルや苦味など、種類によって味わいの方向性は様々です。

 

麦焼酎

高級麦焼酎には木樽熟成させた銘柄が多くあります。

あっさりと優しい麦の味は樽の成分と喧嘩をせず、麦由来の香ばしさは樽の香りとよく馴染むことから、麦焼酎では樽熟成がよく行われるのです。

木樽由来の成分が焼酎に染み込むことで、色は麦わら色や琥珀色に染まっていき、バニラやチョコレートなどの甘い風味を纏います。

 

酒造で選ぶ

こだわりの焼酎造りを続け、プレミアム焼酎と呼ばれる銘柄を複数所有する酒造も存在します。

ここでは、代表的な酒造をご紹介します。

 

黒木本店

黒木本店は明治18年に創業した、宮崎県の焼酎蔵です。

多種多様な芋・麦・米焼酎を造っており、原材料の自家栽培や新たな焼酎の価値の探求、持続可能な焼酎づくりの取り組みなど、焼酎への熱量はどんな蔵にも負けません。

その焼酎愛から生まれる数々の銘柄は多くの焼酎ファンを虜にしており、プレミアム焼酎と呼ばれる銘柄も数多く有しています。

主要な銘柄は、㐂六、中々、百年の孤独などです。

 

西酒造

西酒造は「土から始める焼酎造り」にこだわる鹿児島県の焼酎蔵です。

畑の階級分けが行われているワインの世界から着想を得て、原材料の芋の品質管理の徹底に取り組んでいます。

焼酎向けの新たな芋の品種開発にも熱心で、自社試験農場を構えるほどの直向きな姿勢が芋焼酎ファンの胸を打ちます。

主要な銘柄は、薩摩宝山、富乃宝山、天使の誘惑などです。

 

おすすめの高級焼酎15選

魔王

非常になめらかで透明感のある味わいのプレミアム芋焼酎です。

オレンジなどの柑橘を思わせる爽やかさと、蒸した栗のような芳醇さ。

爽快感と芋のコクをバランスよく感じられる気品の良さが感じられます。

3Mの一角を担う現在でも衰え知らずの人気銘柄です。

>>魔王を徹底解説!

 

村尾

深いコクが感じられるプレミアム芋焼酎です。

甕壺を使った発酵・熟成による伝統製法が醸し出す芋の深い味わいが特徴。

芋の甘味や香ばしさがしっかりと感じられ、それでいて口当たりはふくらみがありまろやかです。

さすがは3Mのうちのひとつ!一度は飲んでみたい入手困難な芋焼酎の銘柄です。

 

森伊蔵

森伊蔵

丸みを帯びた優雅な味わいのプレミアム芋焼酎です。

クセのないさらりとした口当たりがあり、ほんのり甘い芋の風味を豊かに感じることができます。

3Mのひとつであるプレミアム焼酎で、焼酎ブームが落ち着いた今でも高額取引が続いています。

少量生産にこだわった、芋焼酎の概念を変えるほどの逸品。

>>森伊蔵を徹底解説

 

百年の孤独

百年の孤独

樽熟成によってふくらみのある味わいに変化した麦焼酎です。

ホワイトオークでの熟成により琥珀色に変化した麦焼酎からは、ココナッツやバニラを思わせるような甘い風味があります。

味わいはやさしい印象ですが、リッチで複雑な風味が余韻に続きます。

高級ウイスキーにも似た、心地よい後味をぜひゆっくりとお楽しみください。

>>百年の孤独を徹底解説

 

天使の誘惑

天使の誘惑

ブランデーのような濃厚な風味を楽しめる長期熟成芋焼酎です。

樫樽・シェリー樽で熟成された原酒は琥珀色を帯び、芋のクセが抜けた甘味と旨味がギュッと凝縮された香りと味わいを感じることができます。

世界的な蒸留酒の品評会にて初めて芋焼酎として金賞受賞した銘品です。

ストレートやロックでゆっくりと熟成による風味と余韻をお楽しみください。

 

兼八

原材料の個性を存分に引き出した麦焼酎です。

麦本来の香りと味わいを最大限に引き出す伝統の製法を採用。

麦チョコを思わせるような深い麦の香ばしさと甘味は、これまでの麦焼酎にはない強いコクを感じさせます。

どっしりと重みのある麦焼酎を飲みたい方におすすめ!

 

伊佐美

伊佐美

芋の強い風味を楽しめる元祖プレミアム焼酎です。

芋焼酎ファンから非常に高い評価を受けており、これぞ芋焼酎!というような芋のコクと甘味を堪能することができます。

芋の主張ははっきりとしていますが、キレのある後味があるので飲み飽きしません。

芋焼酎好きのあなたなら絶対に気に入るはず!

 

佐藤 黒

佐藤 黒

しっかりとした力強さを感じる芋焼酎です。

黒麹仕込みの強いボディが大きな特徴。

芋のパンチのある甘味とゆっくり伸びていく旨味、濃醇な味わいながらも熟成による繊細な飲み口も兼ね備えています。

芋の強い風味をふわりと柔らかく楽しめるお湯割りで飲むのがおすすめです。

 

青酎 芋

青酎 芋

東京の秘境・青ヶ島でつくられる幻の焼酎です。

伊豆諸島の南に位置する青ヶ島では、代々受け継がれてきた焼酎造りの技術が今でも受け継がれています。

芋の甘さと麦麹仕込みの香ばしさが際立つ芳醇な味わいと、青酎独特のオイリーで少し野性味のある風味が飲むものを惹きつけます。

青ヶ島には青酎の生産者が複数いてそれぞれ生産している銘柄が違いますので、飲み比べをしてみるのもおすすめです。

 

侍士の門

侍士の門

昔ながらの原材料・製法にこだわった芋焼酎です。

明治時代に栽培されていたさつま芋と、大正時代で栽培が途絶えた幻の酒米「白玉米」を原料に使用。

昔ながらの甕仕込み製法によって、やわらかな芋の風味と甘味・旨味のある芋焼酎に仕上がりました。

伝統の芋焼酎の味わいを楽しめる貴重な1本です。

 

野うさぎの走り

野うさぎの走り

日本酒の吟醸酒を思わせる味わいの米焼酎です。

甕壺熟成させた米焼酎の古酒ともち米焼酎をブレンド。

ドライですっきりとした味わいの中に感じるナッツやミネラル感が味わいに輪郭を持たせ、麹や米由来のほのかな甘味を浮かび上がらせます。

温度によってさまざまな変化が起きるので、ぜひ複数の飲み方でお楽しみください。

 

中々 陶眠

中々 陶眠

麦の香ばしさと力強さを引き出した麦焼酎です。

オリジナルの原酒である「中々」を2年間熟成させました。

わずかに感じられるカカオやコーヒーのような香ばしさが、コクのある麦の甘味を引き立てます。

リッチな味わいの麦焼酎をお求めの方にぜひおすすめ。

 

爆弾ハナタレ

爆弾ハナタレ

爆発的な香りと味わいを楽しめる初垂れ(はなたれ)芋焼酎です。

初垂れ焼酎とは、蒸留の最初期に取れる香りや味わい、アルコールが凝縮された焼酎です。

バナナやマンゴーのようなフルーティーな香り、芋の香ばしさと豊かな甘味が爆弾のように広がります!

焼酎の新たな側面を体験することのできる、インパクト大な銘柄!

 

いごっそう 43度

いごっそう 43度いごっそう

まろやかでじわりと旨味が広がる米焼酎です。

アルコール度数は43%とかなりパワフルですが、10年以上もの熟成によってその口当たりは非常にまろやかになっています。

原材料には酒米の「山田錦」が使用され、大吟醸のような華やかさとふくらみのある旨味を感じることができます。

長期熟成された米焼酎の深い味わいをお楽しみください!

 

Grand Cru 酒酒楽楽

Grand Cru 酒酒楽楽

圧倒的なこだわりを貫いた至高の芋焼酎です。

主原料のさつま芋と麹に使われる米は気候と土壌環境の優れた「特級畑」の中の、さらに出来の良いものだけを使用。

メロンや花のような優美さの中に潜むスパイスの香り、とろりとした食感が口の中に溶け込み、洗練された非常に長い余韻が鼻腔を抜けていきます。

商品に専用グラスが付属されており、徹底的な芋焼酎への愛が垣間見える最高峰の焼酎です!

 

さいごに

高級焼酎はいつも飲んでいる一般的な焼酎とは異なる優美で深い味わいがあります。

飲めば焼酎の印象がガラリと変わってしまうほど個性的なものもたくさんあります。

みなさんもぜひ一度は高級焼酎の奥深さを味わってみてください!

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