久保田はどんなお酒?人気の秘密、種類、値段、味を徹底解説!

2020/11/13
日本酒

 

 

日本酒を飲まない方でも知っている定番の人気酒、「久保田」。

今回は、そんな久保田の人気の理由から、全種類の味、値段をご紹介します。

記事の執筆者

町田 英伸

利酒師、焼酎利酒師

26年間の飲食業従事中に日本酒&焼酎居酒屋を2店舗経営。 現在はフリーライターとして飲食店経営やお酒にまつわる情報を発信中。

久保田とは

「久保田」は新潟の朝日酒造が造る日本酒の銘柄です。

淡麗辛口の代名詞のようなスッキリとした飲み口ながら、柔らかい口当たりとキレの良さで、辛口好きユーザーの舌と心をガッチリつかんでいます。

従来の定番商品に加え、最近では季節限定の商品も登場しています。

 

朝日酒造

久保田の蔵元である朝日酒造は、自然環境に恵まれた新潟県長岡市に本社を構えています。

この土地は、米と清冽な仕込み水、さらに冬になると深い雪に覆われる厳寒の気候と、酒造りには必要不可欠な要素がたくさん備わっています。

この地で「水」「米」、そして「人」を育み、「ひと口呑めば、心も身体も喜びに満ちる」酒造りをモットーに、酒造りの正道を歩み続けているのです。

 

朝日酒造の歴史

1830)に「久保田屋」の屋号で創業。

約200年近くに渡って真摯な酒造りを続けています。

1920年に「朝日酒造株式会社」を設立し、1985年の「久保田」発売を含め、数々の銘酒を世に送り出してきました。

また、「日本酒研究センター」を設置。

伝統の酒造りを守りつつも、時代ごとの食の嗜好の変化に合わせ、日々新しい酒造りに挑戦し続けている蔵元です。

 

朝日酒造の銘柄

久保田、朝日山、越州、洗心、継など。

 

久保田が人気になった理由

ブームを背景に質が低下していた1980年代

1980年代の日本で淡麗辛口の日本酒がブームとなりました。

当時の日本酒は、「日本名門酒会」や問屋経由で全国どこでも地方の銘酒でも楽しめるようになっていました。

しかしそれは、大量仕入れによる鮮度低下などを招いたのも、見逃してはならない事実です。

 

幻の日本酒に

そんななか1985年に発売した久保田は、当時では珍しい特約店制度を採用。

特約店制度では、ごく限られた酒屋でしか商品を手にいれることができません。

その結果、久保田は製品を質の高いまま消費者に届けることを実現します。

限られた流通経路と製造量の少なさも相まって、幻の日本酒と呼ばれるように。

 

めったに飲むことが出来ない久保田は、新潟の淡麗辛口ブームを背景に一気にその人気を広めていきました。

 

久保田の種類

萬寿

久保田シリーズの最高峰として、クオリティも人気もトップを誇る純米大吟醸銘柄です。

清涼感とふくらみのあるフルーティな香りと、柔らかい口当たり。

さらには調和の取れた旨味とキレのある喉ごし、そのすべてが高水準の調和で完成され、人々を虜にしています。

 

商品画像久保田 萬寿久保田 萬寿 自社酵母仕込久保田 萬寿 無濾過生原酒
商品名久保田 萬寿久保田 萬寿 自社酵母仕込久保田 萬寿 無濾過生原酒
詳細度数:15.5 %
産地:日本、新潟県
度数:15 %
産地:日本、新潟県
商品リンク詳細を見る詳細を見る詳細を見る

千寿

穏やかな香りと、美しすぎるほどの淡麗辛口は、飲み飽きしない味わいです。

食事と一緒に楽しむことのできる吟醸酒として、食中酒としては完璧なまでの飲みやすさを実現しています。

 

商品画像久保田 千寿久保田 千寿 ( せんじゅ ) 秋あがり久保田 千寿 吟醸生原酒久保田 純米吟醸 千寿
商品名久保田 千寿久保田 千寿 ( せんじゅ ) 秋あがり久保田 千寿 吟醸生原酒久保田 純米吟醸 千寿
詳細度数:15 %
産地:日本、新潟県
度数:19 %
産地:日本、新潟県
度数:19 %
産地:日本、新潟県
度数:15 %
産地:日本、新潟県
商品リンク詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

純米大吟醸

「上質をカジュアルに」を合言葉に、香り、甘味、キレを現代風のモダンでシャープな純米大吟醸酒として、日本酒初心者でもひと口目から飲みやすい1本に仕上げました。

漆黒のボトルとラベルデザインに加え、リーズナブルな価格も相まって、プレゼントとしても人気を博しています。

 

商品画像久保田 純米大吟醸
商品名久保田 純米大吟醸
詳細度数:15 %
産地:日本、新潟県
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雪峰

朝日酒造と同じく新潟県に本社を置くアウトドアブランド「スノーピーク」と共同開発した異色の銘柄。

アウトドアで楽しむ日本酒をテーマに開発された雪峰は、山廃仕込みがもたらす懐の深い味わいで、バーベキューやダッチオーブン料理と良く合います。

 

商品画像久保田 雪峰 (せっぽう) 純米大吟醸久保田 爽醸 雪峰 純米大吟醸
商品名久保田 雪峰 (せっぽう) 純米大吟醸久保田 爽醸 雪峰 純米大吟醸
詳細度数:16 %
産地:日本、新潟県
度数:14 %
産地:日本、新潟県
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その他

久保田シリーズは全般的に、従来からの新潟酒らしい淡麗辛口の味わいで、食中に楽しむお酒として人気です。

冷酒・常温を中心に、燗をつけても味わいが損なわれない深い味わいも、久保田シリーズの特徴となっています。

商品画像久保田 百寿久保田 碧寿 純米大吟醸久保田 紅壽(こうじゅ) 純米吟醸久保田 翠寿
商品名久保田 百寿久保田 碧寿 純米大吟醸久保田 紅壽(こうじゅ) 純米吟醸久保田 翠寿
詳細度数:15 %
産地:日本、新潟県
度数:15 %
産地:日本、新潟県
度数:15 %
産地:日本、新潟県
商品リンク詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

久保田 萬寿

久保田 萬寿

久保田ブランドのフラッグシップモデルと言えるプレミアム銘柄です。

深みのある味わいと、豊かに広がる香りが高次元で調和し、特別な時間を演出してくれます。

心地よい余韻が後々まで続きますので、冷酒や常温がもっともおすすめです。

値段

希望小売価格は、1,800mlが8,110円、720mlが3,640円です。

 

久保田 萬寿 自社酵母仕込

久保田 萬寿 自社酵母仕込

通常の約2倍の100時間をかけて五百万石米を40%まで精米し、きれいでスッキリとした味わいを引き出しています。

さらに数千種の酵母から自然発生的に得られた自社酵母で醸造することにより、深くまろやかな味わいが生まれました。

通常の萬寿よりはるかに手間ひまかけた、エレガントで存在感のある1本は、至高のひとときを演出します。

値段

希望小売価格は、720mlで10,000円です。

 

久保田 萬寿 無濾過生原酒

寒造りで造られた冬季限定の無濾過生原酒。

もろみを搾った後は一切手を加えない製法のため、ほのかな黄金色の見た目と芳醇な香りが特徴的です。

濃厚で深い味わいながら、柔らかくなめらかな口当たり。

鮮度の良い魚介類を使った料理などに良く合います。

値段

希望小売価格は、1,830mlで9,900円です。

 

久保田 千寿

久保田 千寿

スッキリと淡麗、辛口にして優雅。

まさに久保田という酒の特徴を体現した、久保田最初の銘柄にして原点。

食事に合わせて楽しむために開発された酒は、食中酒として味わうのが最良ですので、四季折々の素材と合わせてた楽しんでください。

値段

希望小売価格は、1,800mlが2,430円、720mlが1,080円、300mlが500円です。

 

久保田 千寿 秋あがり

久保田 千寿 ( せんじゅ ) 秋あがり

春にできあがった酒が、夏を越して空気と酒の温度が同じになった秋口に商品化される「秋あがり」。

常温ではトロリとした口当たりですが、冷やすことにより久保田らしいキレとやさしい酸味が味わえます。

秋鮭や秋ナスなど旬の味覚と楽しみたい1本です。

値段

希望小売価格は、720mlで1,450円です。

 

久保田 千寿 吟醸生原酒

久保田 千寿 吟醸生原酒

寒造りと呼ばれる、もっとも酒造りに適した1月から仕込み始める吟醸生原酒。

それを搾りたての状態で冬季限定で販売する特別な1本です。

加水しない原酒のためアルコール度が高いです。

生酒らしい荒々しさのなかに、フレッシュな口当たりと濃厚な味わいが隠れています。

値段

希望小売価格は、1,800mlが3,120円、720mlが1,400円です。

 

久保田 千寿 純米吟醸

久保田 純米吟醸 千寿

食に合わせて楽しめるよう造られ、35年の歴史を持つ久保田ブランドですが、時代は移り変わり人々の食生活も変化してきました。

そんな変化に対応して、和食だけでなく幅広い料理に合うよう、2019年に開発・販売された銘柄です。

バターやマヨネーズを使った料理とも合わせてみてください。

値段

希望小売価格は、1,800mlが2,800円、720mlが1,300円、300mlが650円です。

 

久保田 百寿

久保田 特別本醸造 百寿

香りは控えめに、辛口で飲み飽きしない酒質に整えられた久保田のスタンダード銘柄です。

値段も手頃なため普段飲みの酒としてはピッタリ。

本醸造ながらふくらみのある辛味と酸味が楽しめて、冷やはもちろん燗を付けて味わうのもおすすめです。

値段

希望小売価格は、1,800mlが2,010円、720mlが920円です。

 

久保田 純米大吟醸

久保田 純米大吟醸

伝統の技を用いながらもそれにあぐらをかかず、久保田らしいシャープなキレに磨きをかけ、モダンな味わいを実現した1本です。

英字のKUBOTAのロゴを合わせたカジュアルなラベルは、海外需要も意識しているため、味わいも洋食などに良く合います。

値段

希望小売価格は、1,800mlが3,400円(化粧箱なし3,300円)、720mlが1,570円(化粧箱なし1,520円)、300mlが750円です。

 

久保田 雪峰

久保田 雪峰 (せっぽう) 純米大吟醸

アウトドアブランド「スノーピーク」と共同開発された銘柄です。

自然の中でバーベキューなどと合わせて楽しめる変わり種の1本。

7月~9月の限定出荷で、500ml瓶という持ち運びのしやすい1種類の限定ラインナップとなっています。

値段

希望小売価格は、500mlで3,100円です。

 

爽醸 久保田 雪峰

久保田 爽醸 雪峰 純米大吟醸

スノーピークと共同開発されたもう一つの銘柄。

厳冬の寒造りによる低温発酵と氷温貯蔵で仕込まれています。

山廃仕込みの雪峰と比べるとフレッシュな香りと爽快な飲み口を楽しむことができます。

春先のほろ苦い山菜などと合わせるのがおすすめです。

値段

希望小売価格は、500mlで3,100円です。

 

久保田 碧寿

久保田 碧寿 純米大吟醸

伝統的な日本酒の造り方である山廃仕込で造られた1本は、どっしりとした旨味と深みのある味わいが特徴です。

グリルや炙り焼きなど、香ばしい香りの料理に合わせるのがおすすめで、燗映えもする酒質が料理によく合います。

値段

希望小売価格は、1,800mlが5,030円、720mlが2,230円です。

 

久保田 紅寿

久保田 紅壽(こうじゅ) 純米吟醸

若いバナナや青りんごのような清涼感のある香りと、ほのかな甘味とドライなキレ。

米の旨味を感じられる味わいは、しっかりとした味付けの料理と合わせるとより引き立ちます。

値段

希望小売価格は、1,800mlが3,310円、720mlが1,500円です。

 

久保田 翠寿

4月~9月の限定出荷商品です。

加熱殺菌をせず、低温貯蔵した酒を、火入れをせず出荷することにより、若々しくさわやかな味わいを感じさせます。

大吟醸の生酒らしい華やかな香りと軽やかな味わいは、冷酒で楽しむのが一番のおすすめ。

その他常温、ロックでも楽しんでいただけます。

値段

希望小売価格は、720mlで2,810円です。

 

さいごに

原料にこだわり、人にこだわる朝日酒造の酒造りは200年前の創業から変わらずに、その上で常に時代に合わせた変化も続けてきました。

そんな朝日酒造が生み出す久保田は、日本酒ブームを牽引してきたクオリティそのままに、現在でもその人気を不動のものとしています。

食中酒としては申し分の無い久保田ブランドの数々。

和食だけでなく洋食にも合わせて変化を続ける久保田を、どうぞ食事のお供に楽しんでみてください。

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