黒霧島はどんな焼酎?人気の理由、値段、味、飲み方を徹底解説!

2020/10/10
焼酎

黒霧島といえば、居酒屋やお酒の売り場に必ずあるといっても過言ではない定番の焼酎。

今回は、そんな黒霧島の人気の理由、味、値段から、飲み方までご紹介します。

記事の執筆者

町田 英伸

利酒師、焼酎利酒師

26年間の飲食業従事中に日本酒&焼酎居酒屋を2店舗経営。 現在はフリーライターとして飲食店経営やお酒にまつわる情報を発信中。

黒霧島とは

人気の定番芋焼酎

黒霧島は霧島酒造が製造する黒麹で仕込まれた芋焼酎です。

焼酎業界が「白麹」全盛の1990年代に、焼酎造りの基本に立ち戻って、伝統的な黒麹での仕込みを採用。

1998年の誕生以来、黒麹らしい独特のキレとコクが人気を呼び、醸造元の霧島酒造の名を一気に全国に広げた看板商品です。

当初は芋焼酎通の消費者を狙って造られましたが、そのスマートな味わいで芋焼酎が苦手な女性までもファンに取り込み、焼酎ブームの一翼を担いました。

 

名前の由来

それまで霧島醸造の代表銘柄だった白麹使用の霧島に対し、黒麹を使用した霧島ということで、「黒霧島」と名付けられました。

今では「霧島」と言えば大抵の人が黒霧島を連想するほどで、「クロキリ」の通称で愛されています。

 

霧島酒造

1916年(大正5年)に創業者の江夏吉助氏が宮崎県都城市で芋焼酎の製造を始めます。

 

工場近くに流れる霧島裂罅水(きりしまれっかすい)を、仕込み水や割り水だけでなく、焼酎造りのすべての工程で一貫して使用しています。

 

酒税法上かつては「乙類焼酎」と呼ばれていた焼酎を、「本格焼酎」と呼び替えることに貢献した蔵としても業界内では有名です。

 

代表的な商品は、黒霧島、白霧島、赤霧島、茜霧島、黒霧島EX、虎斑霧島といった芋焼酎の銘柄です。

芋焼酎以外にも、麦焼酎、酒造独自の本格焼酎である「健麗酒」、ビールまで幅広い商品を展開しています。

 

黒霧島の評価

 

黒霧島は、日本だけでなく、海外でも高い評価を得ています。

 

コンテスト名受賞歴
ISC 焼酎部門
2019年(令和元年)銀賞
IWSC 焼酎部門
2015年銀賞、2019年銀賞 焼酎(生産国別)部門
2016年銅賞、2017年銅賞、2018年銀賞
SWSC 焼酎部門
2017年銀賞、2018年銀賞、2019年銅賞
HKIWSC 焼酎/ソジュ部門
2019年銀賞

※正式名称
ISC=インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ
IWSC=インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション
SWSC=サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション
HKIWSC=香港インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション

 

最近の国内のコンテストでは、熊本国税局酒類鑑評会において、2016年から、2020年までの5年連続で優等賞です。

黒霧島が人気な理由

人気の理由である三つの特徴をご紹介します。

 

食に合う焼酎

黒麹が醸し出す独特のコクとキレを全面に出し、食に合う焼酎というコンセプトで開発されたのが黒霧島です。

芋臭さを感じさせず、スッキリとしていながらコクのある味わいが楽しめます。

どんな割り方でも食中酒として楽しめるため、多くのファンを虜にしています。

 

黄金千貫と霧島裂罅水という2つの宝から生まれる

芋焼酎造りにはもっとも適していると言われ、独特の甘く広がる風味が存分に味わえる黄金千貫。

焼酎造りの天敵である鉄分をほとんど含まず、切れのある味わいを支える霧島裂罅水。

この2つの組み合わせがコクとキレを両立させ、ロックやソーダ割りが引き立つ黒霧島の味の骨格を造り出しています。

 

安定した供給

さつまいもは痛みやすく保存の効かないという弱点があるため、仕込まれる時期が限られていました。

それを最新技術により冷凍保存することで、定番品として品切れすることが無いよう、通年安定供給できる体制を造りあげています。

さらに約2000軒の契約農家を抱えることにより、いつでも誰でも飲むことが出来る銘柄として育て上げられました。

 

黒霧島の味わい

販売開始当初のキャッチコピーが「トロッとキリッと」というだけあって、鼻から抜ける甘い香りと、舌に優しくまとわりつくトロリとした旨味があります。

それでいて糖質ゼロらしい辛口でキリッと喉を滑り落ちる切れ味が特徴です。

 

黒霧島の度数とカロリー

アルコール度数20%と25%の2種類のアルコール度数の製品がラインナップされています。

ただし、地元宮崎以外の地域では、アルコール度数25%のものがスタンダードです。

カロリーは、アルコール度25%の製品では100mlあたり139kcalとなります。

糖質と炭水化物、タンパク質共に0gのため、高カロリーでありながら無糖質というのが特徴となっています。

 

黒霧島の値段

黒霧島 720mlボトル

定価(希望小売価格)は、税抜996円です。

ネットでは、税抜で750円~1,350円が相場になります。

 

黒霧島 900mlボトル

定価(希望小売価格)は、税抜924円です。

ネットでは、税抜で800円~950円が相場になります。

 

黒霧島 1800mlボトル

定価(希望小売価格)は、税抜1,724円です。

ネットでは、税抜で1,600円~2,000円が相場になります。

 

スリムパック 黒霧島 900ml

定価(希望小売価格)は、税抜905円です。

ネットでは、税抜で750円~850円が相場になります。

 

チューパック 黒霧島 1800ml

定価(希望小売価格)は、税抜1,705円です。

ネットでは、税抜で1,350円~1,600円が相場になります。

 

黒霧島 ペット 200ml

定価(希望小売価格)は、税抜238円です。

ネットでは、税抜で200円~240円円が相場になります。

 

黒霧島の飲み方

ロック

黒霧島の「キリッと」した味わいとキレを楽しむには、なんといってもロックがおすすめ。

できれば製氷機の氷ではなく、大ぶりのロックアイスを使って飲むと、氷により冷やされた引き締まった味わいが楽しめます。

食前や食後にお酒の味そのものを楽しむ飲み方に良く合います。

 

水割り

黒霧島のコクのある旨味と、芋焼酎独特の甘い香りは水割りでも損なわれることはありません。

焼酎:水=6:4で割ると、ちょうど日本酒と同じくらいの度数になり、食中酒として楽しむのには最適です。

お酒があまり強くない人にもおすすめできる飲み方です。

 

お湯割り

キリッとしまった味わいが特徴的な黒霧島は、冷やして飲む方がおすすめですが、焼酎定番のお湯割りも捨てがたいものです。

このタイプの芋焼酎をお湯割りにする時は、ややぬるめのお湯に焼酎をゆっくり注いであげると、苦味が際立つこと無く優しい味わいが楽しめます。

ロクヨン(焼酎6対お湯4)で割って、あぶった干し芋などと合わせれば最高の贅沢が味わえます。

 

ソーダ割り

黒霧島のようにしっかりとしたコクを持ち、骨格がはっきりした焼酎は、ソーダ割りにしてもその個性が際立ちます。

大ぶりの氷とキンキンに冷やしたソーダをゆっくり合わせて、食中酒としてゴクゴクと飲みたいもの。

水割りやお湯割りよりは薄めに割って、ソーダのシュワシュワを活かせば、芋焼酎が苦手な人の入門編としても最適です。

ただし、レモンなどはせっかくの焼酎の香りとぶつかりますので、入れずに飲むのがおすすめです。

 

黒霧島 EX

黒霧島をさらにブラッシュアップさせて生み出された新たな芋焼酎です。

ラベルには人がもっとも美しさを感じると言われる、黄金比(1:1.618)を表す黄金の五角形(デリシャス・ペンタゴン)が描かれています。

これは、「あまみ、うまみ、まるみ、トロっと、キリッと」という5つの特徴を表現。

さらには「九州産さつまいも100%」「霧島裂罅水100%」「国産米100%」「糖質ゼロ」「プリン体ゼロ」という5つのメッセージが込められています。

黒霧島EXの味

本格芋焼酎が本来持っている「芋臭い」ではない、甘くふくよかな香りと濃厚な旨味。

キリッとした飲み飽きしない切れの良さという、黒霧島の魅力をさらに倍増させた風味が特徴です。

ロックや水割り、お湯割りなどあらゆる飲み方で楽しむことができます。

食中だけでなくウイスキーやブランデーのように、食後にゆっくり楽しむことも出来る懐の深い芋焼酎です。

黒霧島EXの値段

1800ml

希望小売価格は、税抜1,924円、ネットでの相場は税抜1,600円~2,300円です。

900ml

希望小売価格は、税抜1,024円、ネットでの相場は税抜850円~2,700円です。

チューパック 1800ml

希望小売価格は、税抜1,904円、ネットでの相場は税抜1,600円~2,300円です。

スリムパック 900ml

希望小売価格は、税抜1,004円、ネットでの相場は税抜830円~1,600円です。

 

さいごに

今ではどこのお店にいっても、定番のようにお目にかかることの出来る「クロキリ」ですが、それは蔵元のたゆまぬ努力の賜物。

ロックやソーダ割りといった、キリリとした旨味を味わう楽しみ方が向いている黒霧島は、食事のお供には最適です。

今や全国区となったクロキリで、今夜も楽しく乾杯してください!

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