ゴッドファーザーと言えば映画が有名ですが、同じ名前のカクテルがあるのをご存知ですか?
今回は、カクテルのゴッドファーザーについて、由来や味、度数から、作り方まで徹底解説します。
ゴッドファーザーとは
ゴッドファーザーはウイスキーベースにアマレットを混ぜたカクテルです。
名前のイメージは強そうで男性的なイメージですが、意外と甘味を感じられます。
見た目はで琥珀色で大人っぽく、海外では定番のカクテルです。
ゴッドファーザーの由来や意味
名前を聞けばイタリアンマフィアが題材の映画、「ゴッドファーザー」をイメージする方が多いのでは?
実は、その映画が名前の由来となっており、当時映画が公開されたすぐ後に考案されました。
イタリア人社会が映画で描かれていることから、イタリアのリキュールであるアマレットが使われています。
ゴッドファーザーの味
ウイスキーの世間一般的なイメージは、スモーキーで樽熟成の度数が強めのお酒です。
ですが、ゴッドファーザーはアマレットが混ざっているので、アーモンド風味の甘さが感じられます。
ウイスキーに苦手意識がある方でも、ゴッドファーザーなら美味しくいただけます。
ゴッドファーザーの度数
ゴッドファーザーのアルコール度数は約34%前後と、かなり強めです。
ベースにするウイスキーの度数によってカクテルの度数が変わります。
ゴッドファーザーのカロリー
ゴッドファーザーのカロリーは一杯あたり、約150kcalです。
アルコール度数が高いため、カロリーも高めになります。
ゴッドファーザーの作り方
道具
・ロックグラス
・バースプーン(マドラーでも可)
材料
・ウイスキー:45ml
・アマレット:15ml
割合
ウイスキー:アマレット=3:1
作り方の手順
①氷を入れたロックグラスに材料を入れる。
②バースプーンでステアして完成。
(お好みでオレンジピールを加える)
作り方のコツ
普通の氷でもいいのですが、バーのような丸氷だとさらに見た目も味も違いが出ます。
自宅で丸い氷が作れる製氷機も売っているので、 家でも簡単につくることができます。
ゴッドファーザーにおすすめのウイスキー
ウイスキー選びのポイント
ウイスキーの種類はバーボンかスコッチがおすすめです。
スコッチで作ると少しドライな感じに仕上がりますが、バーボンを使うとバーボン特有の甘さが際立ちます。
甘いアマレットと合わせるので、スコッチはほんのり甘さを感じられ、バーボンはかなり甘く感じるはずです。
フォアローゼス
フォアローゼス
産地:アメリカ、ケンタッキー
ケンタッキーで1888年創業、老舗メーカーの定番バーボンウイスキー です。
バーボンウイスキーのイメージが変わるほど、スムースな飲み口。
リーズナブルな価格なのに、香り豊で人気です。
バーボンで作るゴッドファーザーの方が、スコッチよりも甘みが強めに仕上がります。
グレン モーレンジ オリジナル
グレン モーレンジ オリジナル
産地:イギリス
スコットランドのハイランド地方を代表するシングルモルトウイスキーです。
ヨーロッパでは大人気のスコッチのグレンモーレンジ。
オレンジや花のような華やかな香りで、ほんのり甘みも感じられますよ。
アマレットを入れると豊な甘さが広がり、上品なゴッドファーザーに仕上がります。
シーバスリーガル 12年
シーバスリーガル 12年
産地:イギリス、スコットランド
1801年創業の老舗ウイスキーメーカー。
ヨーロッパのみならず世界中で愛される、スタンダードなスコッチです。
シーバスはクセがなくスムースなスコッチなので、ゴッドファーザーにも使いやすいです。
ゴッドファーザーにおすすめのアマレット
アマレット ディサローノ
アマレット ディサローノ
産地:イタリア
1525年にイタリアで誕生したディサローノ。
数多くあるアマレットリキュール中でも、元祖アマレットとして有名です!
世界中のバーテンダーにもいろいろなカクテルに使われています。
ゴッドファーザーと言えば、ディサローノを選べば間違えなしです。
アーモンドのような杏仁豆腐のような甘い香りと味わいが、ウイスキーに花を添えてくれます。
アレンジレシピ
ゴッドマザー
ウイスキーをウォッカに変えるとゴッドマザーというカクテルになります。
ゴッドファーザーに比べ、アマレットの甘さがより引き立ちます。
割合は、ウォッカ:アマレット=3:1です。
フレンチコネクション
ウイスキーをブランデーに変えるとフレンチコネクションになります。
甘くほのかに酸味が感じられるカクテルです。
割合は、ブランデー:アマレット=3:1です。
さいごに
ゴッドファーザーはシンプルなレシピで、シェイカーも必要ないので自宅でも簡単にできます。
作り方はシンプルながらも、芳醇な香りとアーモンド風の甘みがクセになる大人のカクテルです。
ぜひお好みのウイスキーで自分好みのゴッドファーザーを作ってみてください。
関連記事
美味しいレモンサワーの作り方から、缶のおすすめレモンサワーまでご紹介!
「レモンサワーを作りたいけど、割合は?」 「缶のレモンサワーどれが美味しいの?」 などなど、レモンサ
ハイボールとは?度数、カロリーから、作り方、おすすめのハイボールまで徹底解説!
日本では、ハイボールといえば「ウイスキーをソーダで割ったもの」と答える方がほとんどでしょう。 しかし、ハイ
ジンバックとは?味、度数、カロリーから作り方まで徹底解説!
ジンベースの定番カクテル、ジンバック。 「飲んだことはあるけど、作り方が分からない。」、「どのジンを使えばいいんだ
ギムレットとは?意味やカクテル言葉から、作り方、アレンジレシピまでご紹介!
ギムレットと聞いて、小説の有名なセリフである「ギムレットには早すぎる」を思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。
ダイキリとは?気になる意味、度数から作り方、アレンジレシピまで徹底解説!
ラムの定番カクテルの1つ、ダイキリ。 暑い季節には、フローズンダイキリも人気ですね! 今回は、ダイキリについて、
カミカゼはどんなカクテル?気になる味、度数から作り方まで紹介!
度数強めのカクテル、「カミカゼ」。 目を引く名前のため、バーのメニューなどで見たことがある人も多いのでは? 今回
レゲエパンチとは?由来や度数から、作り方まで徹底解説!
定番カクテルのレゲエパンチ! 地域によっては、ピーチウーロン、クーニャンと呼ばれていますね。 今回は、そんなレゲ
ウーロンハイの美味しい作り方から、缶のおすすめウーロンハイまで徹底解説!
「ウーロンハイの度数やカロリーでどれくらい?」 「ウーロンハイを作りたいけど、割合は?」 「どんな焼
チャイナブルーとは?味、度数、カクテル言葉から、作り方まで徹底解説!
見た目は鮮やかなブルーで、味はさっぱりとしてフルーティーなチャイナブルー。 今回は、そんなチャイナブルーの
レッドアイとは?味、度数、カロリーから、作り方まで徹底解説!
ビールとトマトのカクテルの「レッドアイ」。 今回は、レッドアイの味、度数といった基礎知識から、作り方、アレンジレシ