甘酒とは?種類から、おすすめの甘酒まで徹底解説!

2020/09/17
日本酒

健康ブームで女性やお年寄りに人気に甘酒。

今回は、そんな甘酒について、アルコールやカロリーから、その種類、おすすめの甘酒まで徹底解説します。

記事の執筆者

町田 英伸

利酒師、焼酎利酒師

26年間の飲食業従事中に日本酒&焼酎居酒屋を2店舗経営。 現在はフリーライターとして飲食店経営やお酒にまつわる情報を発信中。

甘酒とは

甘酒とは古墳時代から存在したと言われる、日本の伝統的な甘味飲料です。

米と米麹(こめこうじ)、もしくは酒粕(さけかす)を原料にしています。

酒という名前ではありますが、基本的にアルコールはほとんど含まれません。

ひな祭りに飲む白酒と混同されることもありますが、正式な白酒は酒税法上リキュール類に分類されるアルコール飲料です。

甘酒とはまったく違う飲み物です。

 

注意

「こうじ」は「麹」と「糀」という表現があります。

本来米で作ったこうじの場合は「糀」の方がふさわしいのかもしれません。

しかし、この記事では通常使用されることの多い「麹」という字を使用しています。

一部商品の紹介などでは「糀」の字を使用しており、表記の違いがございます。

商品名としての表記だとご理解いただけますようお願い致します。

 

甘酒のアルコール度数は?

運転OK、子供が飲んでも大丈夫

市販品として販売されている商品の殆どは、アルコール度数は1%未満となっており、中には0%のものもあります。

そのため、法律的には酒税法の対象外、かつ飲酒運転の対象ともなりませんし、子どもが飲んでも問題はありません。

 

少量のアルコールが含まれる

あくまでも1%未満ということで極微量なアルコール分は含まれます。

そのため、小さな子どもや極端にアルコールに弱い体質の人は、大量に摂取しないよう気をつけてください。

特に自家製甘酒の場合は、1%以上のアルコールを含む場合もありますので、注意してください。

 

甘酒のカロリー

文部科学省がデータ公開をしている「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」によれば、甘酒のカロリーは100gあたり81kcalとなっています。

ただし、これは砂糖を入れずに作った場合の基準値です。

砂糖によって甘くすればするほど、摂取カロリーも多くなります。

 

甘酒の種類

甘酒は、酒粕甘酒と米麹甘酒の2つに大別されます。

 

酒粕甘酒

日本酒を製造する時に、「もろみ」を絞ったあとに残る粕を酒粕といいます。

この酒粕を水やお湯で溶いて、砂糖を加えて飲みやすくしたものが「酒粕甘酒」です。

酒粕自体は約8%程度のアルコールを含有しており、それを水やお湯で溶くとアルコール度数1%未満の飲料となります。

したがって、酒粕甘酒は極微量なアルコールを含みます。

その分、元となった日本酒の香りやコクを残した味わいが楽しめます。

酒粕さえ手に入れば、自宅で作るのも簡単です。

 

米麹甘酒

炊いた米に麹菌を付けて発酵させた米麹のみ、もしくは米麹と米を使って造られた甘酒を酒粕甘酒と呼びます。

麹菌の働きが活発になる60°前後を保って製造することで、米のデンプンがブドウ糖やオリゴ糖に分解されます。

そのため、砂糖を入れなければカロリーは極微量で、アルコール発酵を伴わないためにアルコール含有量も原則的には0%です。

このように製造には手間がかかるものの、その自然な甘みと、発酵成分が身体にいい影響をもたらします。

そのため、健康を気にする女性を中心に人気を集めています。

 

玄米甘酒

米麹甘酒を作る時に使用する米麹、もしくは米を玄米に変えたのが玄米甘酒と呼ばれるタイプです。

つまり、玄米甘酒とは米麹甘酒の1種になります。

玄米甘酒が人気を集める理由がその栄養の高さです。

米の表面にあるビタミンなどの栄養素は、日本酒造りのアルコール発酵時には雑味になるため、通常は削り落とします。

しかし、米麹甘酒ではアルコール発酵までは行いません。

そのため、栄養素がそのまま残った甘酒ができあがります。

 

その他の甘酒

近年では甘酒は身体にいいと言われ、飲用を習慣としている人も多くなってきました。

しかし、中には日本酒や米に由来する独特の甘みやコクが苦手な方も、ある一定数存在するのも事実。

そのため、最近では各メーカーから甘酒をアレンジした各種の商品が発売されています。

そういった商品は今まで甘酒は苦手だった人でも、違和感なく飲用することができると、最近では人気を集めています。

おすすめの米麹甘酒5

プラス糀 米糀からつくった甘酒(マルコメ)

マルコメ プラス糀 米糀からつくった甘酒 LL ケース

天然素材にこだわった米麹甘酒です。

米と米麹のデンプン質を自然発酵により糖化分解させ、甘みを引き出したストレートタイプ。

砂糖は一切使わず天然の甘みのみで仕立てられ、アルコール度数も0%なので、大人から子どもまで安心して楽しめます。

飲み終わったあとの処理がしやすい紙パック入であることも人気の1つです。

 

麹天然仕込 酒蔵のあまざけ(ぶんご銘醸)

ぶんご銘醸 麹天然仕込 酒蔵のあまざけ 900ml x 6本

仕込み水に九州屈指の清流「番匠川」の水を使用した甘酒で、酒蔵の麹造りの技が冴えた逸品です。

純国産のストレートタイプで、コクや香りが強く、麹の粒が残った昔ながらの商品です。

古くから飲用習慣がある人にもおすすめ。

飲用前に瓶を軽く上下逆さにして、中身を軽く混ぜて沈んだ麹成分を余さず取り入れるのがポイント。

濃厚でこってりした味わいが好みの方にはピッタリです。

 

国菊 あまざけ(篠崎)

原料の米は複数の産地から、その時々で最適な米を仕入れて造られるこだわりの1本。

阿蘇山系の伏流水を使用した飲み口のよい味わいです。

糖類や防腐剤などの添加物は一切使用しないため、小さい子供からお年寄りまで安心して飲用できます。

発芽玄米を利用した商品や、黒米を使用したバリエーションも豊富で、飽きが来ないように味を変えるのにもおすすめです。

 

麹だけでつくったあまさけ(八海山)

甘酒 八海山 麹だけでつくったあまさけ 825g×3本セット

八海山の蔵元が米麹100%で造りあげた米麹甘酒です。

酒造りの技術を活かして、高精米された米から造った米麹を使っているので、雑味がなくすっきりとした味わいを醸し出しています。

温めても冷やしても飲み口の良い味わいが魅力。

825gの飲み切りしやすい量のペットボトル品のため、冷蔵庫でも横にしてしまえるなど、保管管理も便利です。

 

こうじや里村 お米と米麹でつくったあまざけ(コーセーフーズ)

こうじや里村 お米と米麹でつくったあまざけ 1L×6本

米麹専門メーカーである「こうじや里村」が、手間ひまかけて造りあげた特別な米麹甘酒です。

1Lの紙パック入りで保管・管理や廃棄も楽々。

豆乳との相性は抜群で、栄養素の補完をしあってくれます。

その他にもリンゴやトマトなどと共にジューサーにかけたり、わずかに生姜を入れたりと、色々な飲み方が楽しめる商品です。

 

おすすめの酒粕甘酒5選

甘酒(森永製菓)

冬になると自動販売機などでも見かける、赤いラベルがおなじみの缶入甘酒。

厳選された国産の酒粕に加え、米麹もこだわりの比率でブレンドされた商品です。

酒粕のコクと米麹のやさしい甘さが同時に楽しめます。

米麹の粒がしっかり残った商品ですので、一旦別の容器に移してから、鍋や電子レンジで温めて飲むのがおすすめです。

 

酒粕甘酒(メロディアン)

メロディアン 酒粕甘酒 195gカートカン×30本入

扱いやすい1Lと飲みきりサイズ195gの2サイズ展開で、両製品とも軽量紙パック製です。

国産米100%の酒粕を使用した商品です。

バリエーションには生姜を合わせた商品もあります。

 

おいしい甘酒(大関)

ワンカップの日本酒で有名な大関が販売する甘酒です。

砂糖だけでなく蜂蜜を絶妙な配分でブレンドして甘みを出しているため、まろやかでコクのある甘みが特徴です。

それでいて飲み口はサラッとしており、万人受けする飲みやすい商品に仕上がっています。

 

白鹿 蔵出し甘酒(辰馬本家酒造)

辰馬本家酒造 白鹿 蔵出し甘酒 120gパウチ×15袋

日本酒の有名銘柄「白鹿」の蔵元が造る酒粕甘酒。

生姜が入って飲み口が引き締まった大人の味わいです。

HOT専用の商品で、120gの真空パウチに詰められているため、そのまま湯煎で温めることもできます。

真空パウチ商品のため、賞味期限がメーカー製造日より300日間あるのも嬉しいポイントです。

 

高砂酒造 大吟醸酒粕甘酒 国士無双(谷口農場/高砂酒造)

高砂酒造 大吟醸酒粕甘酒 国士無双 190g×10缶

旭川の農家「谷口農場」と、北海道の国士無双の蔵元「高砂酒造」がコラボ開発した甘酒です。

国士無双の大吟醸酒粕と北海道産の米「ゆめぴりか」を使用して製造。

大吟醸由来のフルーティで切れのある味わいに仕上がっています。

砂糖ではなくビートオリゴ糖を使用しており、くどくない甘さが特徴です。

 

おすすめのその他の甘酒4選

からだ想い とまと甘酒(キリンビバレッジ)

キリン からだ想い とまと甘酒300ml×1ケース

米麹甘酒をトマトで割ることで、さっぱりした甘さと酸味のバランスが際立ちます。

トマトジュースのようにライトな感覚で飲めるため、朝食に合わせた毎日の飲用習慣をつけやすい商品です。

冷蔵庫から出してそのまま飲めますが、ひとつまみの塩や、挽き立ての黒胡椒を微量に加えるのもおすすめ。

 

菌活美人 甘酒スリム(ベジエ)

ベジエ 菌活美人 甘酒スリム

一般的な酒粕や米麹を使用した甘酒と違う、栄養補助食品的甘酒です。

酒粕パウダーと玄米麹粉末に、ヒエやアワなどの8種類の穀物類と11種類のビタミンを配合しています。

商品は150gのジッパー付きパック入り粉末です。

水や豆乳、ヨーグルトなどに溶かして飲みます。

新しいタイプの甘酒として注目を集めています。

 

一糀 ノンアルコール甘酒 吟醸、抹茶、古代米セット(山崎)

一糀(いちこうじ)。ノンアルコール甘酒

オリジナル酒造好適米の夢吟香(ゆめぎんが)を、60%精米して造った吟醸麹を用いて造られた甘酒。

吟醸酒らしいすっきりとした甘みが特徴。

レギュラーの他に、抹茶と古代米を配合して造られた3種類の味わいが同時に楽しめるセットです。

 

乳酸発酵甘酒 蜜柑(くらしき塩屋)

白神ささら 蜜柑 30本セット

7,711円 (税込)

詳細情報

「あきたこまち」の米麹と米、さらには世界自然遺産の白神山地から生まれた乳酸菌「白神ささら」を使用。

米麹と乳酸菌によるダブル発酵させた甘酒です。

使用する水も名水・白神山水で仕込まれ、さらにみかんを加えることでさっぱりした酸味の飲みやすい味わいに仕上げられています。

 

さいごに

最近では飲む点滴などとも言われ、美容や健康を気にする人たちの間で大人気を博している甘酒。

身体のためを考えるのなら、一気に飲むより毎日少しずつ飲むのが理想的です。

自家製甘酒も作ることはできますが、手間がかかることは間違いありませんので、こうした市販の甘酒なども上手く使って、賢い飲用習慣に役立ててください。

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