レッドアイとは?味、度数、カロリーから、作り方まで徹底解説!

2020/07/13
カクテル

ビールとトマトのカクテルの「レッドアイ」。

今回は、レッドアイの味、度数といった基礎知識から、作り方、アレンジレシピまでご紹介します!

記事の執筆者

吉川 大智

J.S.A 認定ソムリエ

世界40ヶ国200都市の酒場とワイナリーを旅した元バーテンダー。 現在多数のメディアにてコラムやエッセイを執筆するライターとして活動中。 Twitter:@sukoburuwines Instagram:@sukoburuwines

 

レッドアイとは

レッド・アイ(Red Eye)は、ビールベースのカクテルで、一般的にはピルスナータイプ(チェコが発祥)のビールとトマトジュースを混ぜてつくられます。

アルコール度数が低めで、ビール特有の苦味も控えめになるため、飲みやすいカクテルのひとつです。

 

レッドアイの由来や意味

レッドアイの名前の由来は諸説あり、「二日酔いで目が赤くなった人がよく飲んでいた」という説があります。

いわゆる「迎え酒」として有名なカクテルなので、「飲みすぎた酔っぱらいは、たいてい翌日赤い目をしている」ことからつけられたようです。

地域によっては生卵を入れるレシピがあったため、そのカクテルを上からのぞくと充血した目に見えることから「レッドアイ」と呼ばれるようになったという説もあります。

 

レッドアイのカクテル言葉

レッドアイのカクテル言葉はずばり「同情」。

親しい友人や恋人に悩みを打ち明けられた時や相談事をされた時に、そっとレッドアイを頼むのが粋ですね。

 

レッドアイの度数

レッドアイは、ビールとトマトジュースをハーフアンドハーフで割るカクテルなので、アルコール度数は低めです。

使うビールによりますが、一般的なピルスナータイプのビールは5~6%なので、カクテルにすると約2.5~3%になります。

 

レッドアイのカロリー

トマトジュース自体のカロリーは低いので、一杯作っても45~60kcalほどです。

栄養価も高いので、そこまで心配する必要はありません。

 

レッドアイの作り方

道具

・ビールジョッキ、または細長いコリンズグラス、ワイングラスでも可。
・バースプーン(なければマドラーやストローでも可)

 

材料

・ピルスナータイプの缶ビール
・トマトジュース

 

割合

ビール:トマトジュース=1:1

 

作り方の手順

①使うグラスを冷凍庫に入れてキンキンに冷やしておく

 

ポイント

レッドアイは氷を入れないカクテルなので、出来上がった瞬間から温度が上がっていきます。

10分ほどでもよいので、グラスを冷凍庫に入れておきましょう。

冷たいうちに飲むのはもちろんですが、ぬるくなってしまうとおいしくないので、少しでも冷たい温度を保つための、ひとつの工夫です。

またはグラスに氷を入れてマドラーでくるくる氷を回すだけでも、グラスをしっかりと冷やすことが出来ます。

 

②トマトジュースをグラスの半分程入れる

 

ポイント

トマトジュースは「有塩」と「無塩」があります。

どちらもお好みで選んでよいのですが、最初は無塩のトマトジュースを選ぶのが無難でよいかと思います。

 

③ビールをアップする。

 

ポイント

ビールの泡がしっかりと立つように、最初は勢いよく注いで、ビールの泡を作り、一度泡を落ち着けることがポイントです。

その後は、グラスのフチに沿うようにゆっくりとビールを注いで、泡を持ち上げるようなイメージで入れていきましょう。

 

④ バースプーン(またはマドラー)でステアして完成。

 

ポイント1

混ぜるとき、グラス全体を手でしっかり握ってしまうと、手の温度でグラスが温まってしまいます。

そのため、ステアする際は、「グラスの底」だけを、親指と人さし指で押さえるようにしましょう。

ジョッキの場合は取っ手だけを軽く持つのもいいでしょう。

 

ポイント2

ステアの際は、ビールの炭酸が抜けないように、回しすぎないように注意しましょう。

静かに1周まわしたら、その後は上下に一回マドラーを動かすだけで十分です。

 

レッドアイのアレンジレシピ

レッドアイはさまざまなバリエーションが楽しめるカクテルです。

以下は一例ですが、どれも美味しいアレンジなので、是非トライしてみて下さい。

 

スティックセロリをさす

完成したレッドアイにスティックセロリをさすだけ。

これならスティックセロリがマドラーの代わりになるので、混ぜながらかじりながら楽しめます。

トマトとセロリの相性が良いので、さっぱりした飲み口になって美味しいです。

スティックセロリがない場合は、コンビニエンスストアで売っている「野菜スティック」でも良いです。

きゅうりやにんじんをさしてもトマトジュースとの相性が良いので、色鮮やかな見た目になります。

 

カットレモンを搾って入れる

レッドアイにカットレモンを搾って中にしずめると、その爽やかな柑橘のアロマがふんわりと香り、とても飲みやすくなります。

トマトジュースが苦手な方でも、レモンを搾るだけで最後までおいしく楽しむことができます。

レモンがない場合は、ご家庭にある「ポッカレモン」をちょろっとたらすだけでも良いです。

 

タバスコとブラックぺッパーを入れる

こちらは中級レベルの方向け。

トマトジュースはスパイスや辛いものとの相性が良いので、タバスコやブラックペッパーを少しずつ足して味の変化を楽しむ方法。

ここにさらにウスターソースをたらす人もいますが、これがまた意外においしいです。

 

生卵を割り入れる

こちらは上級者向け。完成したレッドアイに生卵を割り入れるスタイル。

このときはタバスコやブラックペッパーも一緒に入れたほうがよいです。

これはトム・クルーズ主演の映画「カクテル」で、バーのマスターが主人公に生卵入りのレッドアイを出しているシーンで有名になりました。

二日酔いで食欲がない時に、栄養補給をかねて飲む迎え酒として、飲むレシピです。のんべいにはぴったりのカクテルです。

 

グラスをスノースタイルにする

「スノースタイル」とはグラスのフチにソルト(塩)をつけることを言います。

ソルティドッグなどで使う手法です。

無塩のトマトジュースの場合は、フチについた塩をなめながらレッドアイを味わうのも美味しいです。

 

スノースタイルのやり方

グラスのフチにライム果汁を軽くこすりつけ、グラスを逆さまにして小皿に盛った塩をグラスに軽く当てていきます。

この後、材料をグラスに注いでいくのですが、塩に触れないように慎重に注いでいきましょう。

 

レッドアイにおすすめのビール

レッドアイに使われるビールは一般的には「ピルスナータイプ」のビールです。

ピルスナーとは、チェコ生まれのビールで、いまや世界の7割を占めます。

日本の大手が作るビールも、ほとんどがピルスナーのビールです。

レッドアイに使うビールは、サントリーやアサヒ、キリン、サッポロのビールをベースにして作っていただいて構いません。

 

サントリー ザ・プレミアム・モルツ

サントリー ザ・プレミアムモルツ

この4社の中でなら、サントリー「ザ・プレミアム・モルツ」がホップのアロマが強く出ているので、レッドアイに一番合います。

ただ、こちらはあくまでもお好みで。

 

ピルスナー・ウルケル

本格的に楽しみたい!という方には、元祖ピルスナーの「ピルスナー・ウルケル」をおすすめします。

19世紀頃から伝統的な製法を守り続けてきたピルスナー・ウルケルは、日本のビールよりもコクと苦味がしっかりと感じられるので、トマトジュースとの相性は抜群に良いです。

とびきりの一杯を作るなら、こちらも検討してみてください。

 

ヒューガルデン・ホワイト

ヒューガルデン ホワイト

ベルギービールの「ヒューガルデン・ホワイト」はピルスナーでなくホワイトビール。

しかしホワイトビール由来のマイルドでフルーティな飲み口は、トマトジュースと非常に相性がよいです。

 

 

レッドアイにおすすめのトマトジュース

トマトジュースもお好みで選んでいただいて構いません。

ただ食塩無添加のものを選んだほうがよりクリアな味わいになります。

 

カゴメ・トマトジュース

カゴメ トマトジュース 食塩無添加

ペットボトルや瓶で買うのもよいですが、トマトジュースは開封後の劣化が他のソフトドリンクに比べると早いので、飲みきりサイズの缶を選ぶのが良いです。

 

北海道 なかのファーム SUNSET

果汁をそのままたっぷりと使用したトマトジュースも、ジューシーでおいしく仕上がります。

最高級のトマトを使った糖度の高いトマトジュースを使うと、味わいも濃い上品なレッドアイに。

 

コロポックルの里から ミニトマトジュース 無塩

コロポックルの里から ミニトマトジュース

こちらは無塩の糖度が高いトマトジュース。

通常のトマトではなくミニトマトを使用しているので、穏やかな酸味とビールの苦味が好相性です。

 

缶のレッドアイ

作るのが面倒な方は、アサヒが出している缶のレッドアイをおすすめします。

アサヒ レッドアイ

スッキリした味わいなので、トマトジュースのドロドロ感が苦手な方にはぜひ飲んで欲しいです!

サラリとした飲み心地で、すいすいと飲めてしまいます。

トマト果汁は20%入っていますので、トマトの味わいはしっかりと感じることができます。

 

さいごに

レッドアイは度数が低くてビールが苦手な方でもおいしく飲めるカクテルです。

作り方も簡単でアレンジも多種多様にできますので、是非この機会にご家庭でレッドアイをお楽しみください。

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