モスコミュールとは?味、度数、カロリーから、作り方まで徹底解説!

2020/07/25
カクテル

定番カクテルの1つ、モスコミュール。

今回はモスコミュールの意味や度数から、作り方、おすすめの材料をご紹介します。

記事の執筆者

吉川 大智

J.S.A 認定ソムリエ

世界40ヶ国200都市の酒場とワイナリーを旅した元バーテンダー。 現在多数のメディアにてコラムやエッセイを執筆するライターとして活動中。 Twitter:@sukoburuwines Instagram:@sukoburuwines

モスコミュールとは

モスコミュール(Moscow Mule)は、ウォッカベースのカクテルです。

別名「ウォッカジンジャー」、「ウォッカバック」とも言われています。

 

モスコミュールの意味

モスコミュールは「モスクワのラバ」という意味を持ちます。

飲んでいると、「ラバに蹴飛ばされたように、アルコールがガツンと効いてくる」という由来から来ています。

 

モスコミュールの発祥

発祥は諸説あります。

一番有力なのは、1940年代にハリウッドのバーテンダー「ジャック・モーガン」が、ジンジャービアの在庫を減らすために、当時流行っていたウォッカと混ぜて作ったのがきっかけと言われています。

他には「ウォッカを在庫に抱えた商人」と「ジンジャービアを在庫に抱えた商人」と「銅製マグカップを在庫に抱えた商人」がモスクワで出会って、3人がタッグを組んで作ったカクテルだ、という説もあります。

 

モスコミュールのカクテル言葉

モスコミュールのカクテル言葉には「けんかをしてもその日のうちに仲直りをする」という意味があります。

家族や友人、恋人との喧嘩は誰にでもあるかと思いますが、そんな時はモスコミュールで乾杯するのが良いと言われています。

 

モスコミュールの味

ジンジャエールの爽やかなのどごしが印象的。ライムの柑橘系のアロマも相まって、すっきりとした味わいの非常に飲みやすいカクテルです。

使うジンジャエールにもよりますが、辛口タイプで「生姜の味」を強く感じられるジンジャエールを使うのがオススメ。

 

モスコミュールの度数

ベースに使うウォッカによりますが、ほとんどの場合40%前後のウォッカを使うので、ジンジャエールを入れて作ったら約8~12%になります。

このような「蒸留酒+ソフトドリンク」といったカクテルは、ウォッカの量やソフトドリンクの比率を簡単に変えられるので、強めにも軽めにも仕上げることができます。

 

モスコミュールのカロリー

ウォッカとジンジャエール、カットライムと材料はシンプルですが、カロリーは150~170kcalほどです。

糖質だけを見ればビール以上にあるので、カロリーが気になる方は注意が必要です。

 

モスコミュールの作り方

元々は「ジンジャービア」を使うのがはじまりでしたが、今ではジンジャエールを使うレシピが一般的となっています。

今回は、ジンジャエールを使ったモスコミュールのレシピをご紹介します。

 

道具

・バースプーン(なければマドラーやストローでも可)

・※銅製のマグカップ

※モスコミュールには銅製のマグカップを使うのがオフィシャルのメニューです。ない場合はタンブラーやコリンズグラスのような細長いグラスで作っても構いません。

 

材料

・ウォッカ(事前に冷凍庫で冷やしておくとよい)
・ジンジャエール
・大きめの氷
・ライム1/10(小さいライムの場合は1/8で可)

 

割合

ウォッカ:ジンジャエール=1:4

 

作り方の手順

①搾ったライムを銅製マグカップの底に落とす。

 

ポイント

ライムをカットする際に真ん中の「軸」を取りのぞきましょう。

果実の真ん中の軸はエグみが多くあるので、その軸を取りのぞくだけでも味わいに差が出ます。

 

②銅製のマグカップに氷を入れる。

 

ポイント

小さい氷は溶けやすいため、サイズの大きいアイスで隙間をつくらないようにするのがポイント。

 

③ウォッカを30ml入れる。

 

ポイント

ウオッカを事前に冷蔵庫に入れておきましょう。冷やしておくとカクテルの温度を保つことができます。

 

④ジンジャエールをアップしてグラスを満たす。

 

ポイント

炭酸の泡が抜けないように、氷に当てずに、銅製マグカップのフチに沿うように静かに注いでください。

 

⑤バースプーン(またはマドラー)でステアして完成。

 

ポイント

銅製のマグカップ全体をおさえると、手の温度でマグカップが温まってしまいます。

混ぜるときは、「マグカップの底」だけを、親指と人さし指で押さえるようにしましょう。

 

モスコミュールを一段とおいしくするアレンジレシピ

ウォッカに生姜を入れて「オリジナルジンジャーウォッカ」を作る

市販のウォッカの中に、ボトルの中に入る大きさに生姜を切って中に入れます。

そのまま漬け込むので生姜の皮は剥いておいてください。2週間ほど放置したら完成です。

生姜のフレーバーがしっかりついたウォッカでつくるモスコミュールは格別に美味しいです。是非試してみてください。

 

ストーンズジンジャーワインを仕上げにたらす。

ストーンズ ジンジャー ワイン 13度

1,266円 (税込)

詳細情報
度数:13 %
味わい:甘口
産地:イギリス

1740年にロンドンで生まれた歴史あるフレーバーワインです。

このストーンズジンジャーワインを仕上げに10ml程ちょろっとたらすだけで、生姜感が強まってより美味しいモスコミュールに変身します。
ちなみにこのストーンズジンジャーワイン、単体でロックスタイルで頂いても美味しいので、ご家庭に一本置いておいてもよいでしょう。

生姜好きにはたまらないお酒です。

 

モスコミュールにおすすめのウォッカ

スカイ ウォッカ

スカイウォッカ

アメリカ産のウォッカで、アメリカ国内では主流。価格もリーズナブルで手に入れやすく、スミノフと並ぶ人気のウォッカです。

お手頃ながらも4回の蒸留と3回の濾過を経て作られていて、不純物のないクリアな味わいに仕上がっています。

 

シロック ウォッカ

シロック ウォッカ

2,750円 (税込)

詳細情報
度数:40 %
産地:フランス

フランス産で通常は穀物が原料のウォッカとしては珍しく、世界初で唯一の100%フランス産ブドウのみを使って作られています。

口当たりはとてもまろやかで、ブドウの香りとも残りつつも柑橘風味の味わいが爽やかです。

ジンジャエールとも相性がよく、エレガントでフレッシュな仕上がりのモスコミュールになります。

 

ギルビー ウォッカ

ギルビー ウォッカ

イギリスの老舗メーカーW&Aギルビーが手掛けるウォッカです。

元々ギルビー社はドライジンで有名でしたが、1956年にウォッカの製造も開始しました。

お手頃な価格で初心者にも手が出しやすいウォッカです。

まろやかで透明感のある味わいで、癖が全くないのでカクテルのベースとして世界でも好まれています。

かなりスッキリしたシンプルな味なので、ベーシックなモスコミュールにはおすすめです。

 

モスコミュールにおすすめのジンジャーエール

ウィルキンソン ジンジャーエール 辛口

ウィルキンソン ジンジャーエール 辛口 190ml

市販のジンジャーエールならカナダドライでも良いですが、私がオススメするのはウィルキンソンの辛口ジンジャエールです。

生姜感が強く、甘味と辛味のバランスが絶妙。

モスコミュールを作るためにあるジンジャーエールと言っても過言ではありません。

瓶で売っていることが多いですが、現在ではペットボトルでも販売されています。

 

ウィルキンソン ジンジャーエール 甘口

ウィルキンソン ドライジンジャーエール 甘口 190ml

ウィルキンソンは甘口もあるので、辛口が苦手な方にはこちらもオススメです。ジンジャーの辛みもおさえられていて非常に飲みやすい仕上がりになっています。

 

 

さいごに

モスコミュールはウォッカとジンジャエール、ライムで作るシンプルで美味しいカクテルです。

のどごしもさっぱりとしていて、暑い季節にはピッタリ。

ご家庭でも簡単に作れるカクテルなので、みなさんも是非この機会に試してみてください。

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