マティーニとは?味、度数から作り方、美味しい飲み方まで徹底解説!

2020/07/27
カクテル

マティーニを飲んだことはあるけど、その意味や、作り方が分からない方も多いのでは?

今回は、マティーニの味、度数、種類といった基礎知識から、作り方までご紹介します。

記事の執筆者

桶本 ひとみ

WSET Level2(Wine & Spirit Education Trust)、テキーラ・マエストロ、ウイスキー検定2級

高級レストランから銀座のクラブまで、10年間さまざまな飲食店に勤務。 大のお酒好きで自称プロ「ノムリエ」趣味は世界と日本各地のBAR巡り。旅好きでこれまで訪問した国は32か国75都市、海外生活歴は5年半以上。 現在ノムリエ女子ライターとして活動中。 Twitter/Instagram @hetoldme_ok


マティーニとは

マティーニ(Martini)は「カクテルの王様」とも言われるジンベースのカクテルです。

 

マティーニの歴史

元々、アメリカで1920年から1933年までの禁酒法時代に人気を博したカクテルとも言われています。

これは、違法とされていたお酒の製造で、特にジンの製造が容易だったためです。

 

1950年代と1970年代のジンとウォッカを扱う酒造会社のマーケティングも、マティーニの人気に火をつけたと言われています。

数々のアメリカのドラマや映画などでも、登場人物がマティーニを飲む姿が表現されてきました。

特に有名なのが1955年作の「七年目の浮気」で主演を演じたマリリン・モンローがマティーニを飲むこちらのシーン。

 

「007」シリーズで主人公ジェームズ・ボンドがウォッカマティーニを飲むシーンも有名です。

ジェームズ・ボンドがウォッカマティーニを世界中で流行させたと言っても過言ではないでしょう。

 

マティーニの由来

名前や発祥にはいくつか説があります。

1つ目はカクテル「マーティネズ(Martinez)」がマティーニの前身カクテルだと言う説。

カリフォルニア州のサンフランシスコからマーティネズ行きのフェリーに乗る乗船客が、フェリーに乗る前にホテルで飲んでいたお酒です。

 

2つ目は、イタリアからの移民でマティーニと言う名前のバーテンダーがニューヨークで発明したので、バーテンダーの名前から名付けられた説。

 

3つ目は、イタリアのマルティーニ社のベルモットから名付けられた説。

その当時マーケティングの一環としてマルティーニ社のベルモットを使ったカクテルに、社名と同じ名前を付けたとも言われています。

 

3つの有力な説があるものの、どれが本当なのかは現在でもわかっていません。

 

マティーニの味

昔はスイートベルモットを使っていたので、強いカクテルながらもほんのりした甘みを感じられました。

時代と共にドライジンにドライベルモットを使うようになり、徐々にジンの分量を増やしベルモットの分量を減らしていくスタイルが主流になっていきました。

現代の一般的なマティーニは、かなり辛口でキレのある味です。

 

マティーニの度数

マティーニの度数は約35%、マティーニの種類によって度数は前後するでしょう。

極めて度数の高いカクテルです。

 

マティーニの種類

マティーニには数多くの種類、レシピが存在します。その数なんと300種類以上も存在すると言われるほど。

その中でも、クラッシックマティーニの次に定番なのはこちらの2つです。

 

ドライマティーニ

ドライマティーニとは定番のマティーニよりジンの分量を増やし、ベルモットの分量を減らして作られます。

そのため味はさらに辛口に感じ、度数も強くなるでしょう。

 

ウォッカマティーニ

ジンの代わりにウォッカで作ったマティーニです。

ジンに比べてウォッカの方がさっぱりとした味なので、レモンピールを少し入れると飲みやすいでしょう。

映画「007」シリーズの主人公が愛飲していることから、人気のカクテルになりました。

 

マティーニの作り方

材料

・ドライ・ジン:45ml
・ドライベルモット:15ml
・オリーブ:1個
・大きめの氷

 

作り方

①氷の入ったミキシンググラスに材料のお酒を全て入れてステアする

②カクテルグラスに注ぐ

③オリーブを入れる

 

マティーニ作りのコツ

最後にレモンピールを少し絞ると(絞った後皮はグラスに入れない)香り付になり、味も引き締まります。

もちろん、無くても十分なのですがレモンピールの香り付があった方がよりすっきりとフレッシュに仕上がります。

 
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マティーニにおすすめのベルモット

チンザノ ベルモット エクストラ・ドライ

チンザノ ベルモット エクストラ・ドライ

詳細情報
度数:18 %
味わい:辛口
産地:イタリア

ベルモットとは、要するに白ワインをベースにしたフレーバードワインのこと。

味は白ワインにとても似ていて、そのままでも飲むことが出来ます。

チンザノはイタリアの大手ベルモットメーカーで、どこのバーにもある定番のドライベルモットです。

値段もお手頃で、簡単に手に入れることができるのでオススメです。

 

マルティーニ エキストラ・ドライ

マルティーニ エキストラ・ドライ

カクテル「マティーニ」の由来になったとも言われている、イタリアマルティーニ社のドライベルモット です。

白ワインをベースにハーブやスパイスなど80種類を使用、芳醇な香りとドライな味が特徴。

こちらもリーズナブルでとても手に入りやすく、老舗ブランドの安定の使いやすさです。

 

マティーニにおすすめのジン

季の美 KINOBI 京都ドライジン

季の美 KINOBI 京都ドライジン

日本で初めてのジンを専門に扱った「京都蒸留所」が作る、日本各地の和のボタニカル素材をブレンドさせたドライジンです。

11種類ものボタニカルを配合して、ジンそのものが香りと味わいがとても豊で旨味があります。

そんなジンの良さがより一層引き立つのが、まさにマティーニです。

 

タンカレーNo.10 ナンバーテン ジン

タンカレーNo.10 ナンバーテン ジン 

言わずと知れた世界的にも大人気のタンカレーですが、No.10は通常より少し高級なタイプ。

過去には2000年から3年連続でサンフランシスコでの世界スピリッツ大会でベストスピリッツに選ばれた実績のあるスーパープレミアムジンです。

タンカレーNo.10を使うとエレガントなマティーニに仕上がるでしょう。

 

桜尾ジン オリジナル

桜尾ジン オリジナル

2018年に発売されたばかりの、まだ新しい広島発純国産のジン。

広島産柑橘類や、9種類のボタニカル、計14種類の素材を使用した、香りゆたかなアロマが特徴です。

2020年の東京ウイスキー&スピリッツコンペティションの金賞を受賞。

これから大注目のジンで作るマティーニは、日本産の良さが感じられる優しい味わいです。

 

マティーニの美味しい飲み方

マティーニにオリーブ

日本ではオリーブ1つが一般的ですが、海外ではオリーブが2つや3つ刺さっています。

それほどマティーニ=オリーブが定番なのでしょう。

塩気のあるオリーブはマティーニととても相性が良いので、ぜひ飲みながら食べてみてください。オリーブが苦手な場合は残しても問題ありません。

 

合うつまみ

アンティパスト(前菜)

アンティパストはイタリア語で前菜と言う意味です。食前酒なので一般的な前菜と合います。

特に塩気のある食べ物との相性が良いので、チーズや生ハムなどは間違えなく合うでしょう。

 

生牡蠣

海外では生牡蠣とマティーニの組み合わせが定番になります。

辛口でキレのあるシャープなマティーニは牡蠣の臭みなども消してくれるので、魚介類との相性が抜群です。

 

 シュリンプカクテル

アメリカンレストランなどで定番の前菜です。カクテルソースをつけて食べるシュリンプカクテルは、定番のジンマティーニととても合います。

マティーニと一緒に食べるとエビの甘さが増すので、お酒とのペアリングの醍醐味である良い相乗効果が得られます。

 

さいごに

マティーニと言えばハードルの高い「大人のカクテル」のイメージが強いですが、世界で1番親しまれているカクテルでもあります。

お酒好きの方にはぜひいろいろなジンを試していただき、お好みのマティーニを見つけてください。

特に最近は日本産のジンが世界的にも注目されています。

度数がかなり強めなので、チェイサーと一緒にゆっくり味わってみてくださいね。

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