シードルとは?種類から、おすすめのシードルを味わいごとにご紹介!

2020/06/08
ワイン

りんごのお酒として知られるシードル。

実は、アルコールのないシードルもありますし、産地によってその特徴はさまざまです。

今回は、そんなシードルの特徴から、種類、おすすめのシードルまでご紹介します。

記事の監修者

外山 ゆみ子(とやま ゆみこ)

■JSA認定ワインエキスパート ■JSA認定ワイン検定ブロンズクラス講師 ■WSET LEVEL2 AWARD IN WINES AND SPIRITS

化粧品メーカー、ワイン輸入販売会社などに勤務。東京都内でワインを飲みながら官能文学を楽しむ「ゆみこの官能文学サロン」を定期的に開催中。詳細はこちらから→ https://coubic.com/kanno_wine_dokusho/booking_pages

シードルとは?

りんごをつかったお酒

シードルは、リンゴを使って造られる醸造酒です。

ヨーロッパではワインやビールの代わりに昔から親しまれてきました。

シードルは発祥地であるフランスの呼び名であり、英語では「サイダー」、「ハードサイダー」と呼ばれています。

 

シードルの味わい

シードルには辛口と甘口があります。

多くの場合、発泡しています。

リンゴの果実味と酸、そしてシュワッとした泡がとてもさわやかなので、暑い日に飲むのにぴったりです。

 

シードルの度数

シードルのアルコール度数は低いもので3%、高いもので8%程です。

甘口の方がアルコール度数は低めです。

ワインのアルコール度はだいたい12~13%程度。ワインはアルコールが強くて苦手、という人でもシードルなら飲みやすいかもしれません。

 

シードルの種類と特徴

現在シードルはヨーロッパだけでなく、世界各地のリンゴ産地で生産されています。

産地ごとに呼び名も特徴も異なりますので、それぞれご紹介します。

 

フランス

シードル発祥の地

フランスでは紀元前1世紀にはシードルが飲まれていたようです。

シードルはフランスでワインに次いでよく飲まれるアルコール飲料です。

フランスのシードルは規定が厳しく、指定の土地で造られたものしかシードルと名乗れません。

主にノルマンディ地方とブルターニュ地方で生産されています。

 

特徴

フランスのシードルのアルコール度は3~5%程度と低く、甘口から辛口まであります。

比較的フルーティーな味わいのものが多いです。

フランスではシードルをグラスではなくマグカップで飲むというのが定番のスタイル。

フランス産はアルコールがあまり強くない方におすすめです。

 

イギリス

イギリスで、サイダーはりんご酒

イギリスではシードルを「サイダー」と呼びます。サイダーと言ったらイギリスではリンゴ酒のことです。

ノンアルコールの炭酸飲料ではないのでご注意ください。

イギリスではサイダーは「ビール代わり」のような存在なので、パブではビアグラスで出てきます。

 

特徴

イギリスのサイダーはフランスのシードルと比べるとアルコール度数が高めで5~8%程度あります。

イギリスのサイダーは辛口のものが多くタンニンがきいていて、発泡は弱めです。

イギリスのサイダーはビール好きの方におすすめです。

 

スペイン

シドラ

スペインではシードルは「シドラ」と呼ばれます。主にスペイン北部で造られています。

スペインでもシドラは昔から飲まれてきました。スペイン北部には「シデリア」というシドラを専門に出すバーがあるほど。

 

特徴

アルコールは4~6%程度です。スペインのシドラはフランスやイギリスのものと比べ野生の酵母の風味が強いです。

そして辛口でタンニンがきいています。発泡していないものが多いです。

 

アメリカ

ハードサイダ―

アメリカではシードルは「ハードサイダー」と呼ばれます。単に「サイダー」と言ったらアメリカではリンゴジュースを指します。

イギリスと同じように「サイダー」という言葉を使いますが、意味が異なります。

アメリカでは植民地時代からハードサイダーが飲まれてきました。

 

特徴

ハードサイダーは辛口が主流で、ビールに近い位置づけです。

すっきりとした味わいで喉ごしが良いものが多いです。アルコールは4~8%程度です。

 

日本

シードルが一般的

日本ではシードルをフランス式に「シードル」と呼んでいます。

主な産地はリンゴで有名な青森県や長野県などです。

 

特徴

日本のシードルはフランスの味わいに近く、果実の甘味があるタイプのものが多いです。

紅玉やふじなど糖度の高い品種が使われるせいです。そして繊細な味のものが多いです。アルコール度数は4~6%程度です。

 

ここからは味わいごとにおすすめのシードルをご紹介します。

おすすめの甘口シードル5選

メルシャン シードル おいしい酸化防止剤無添加ワイン

メルシャン シードル おいしい酸化防止剤無添加ワイン


12年連続で酸化防止剤無添加ワインのカテゴリで売上ナンバー1という商品。

りんご果汁100%で、自然な果実の甘さが楽しめます。アルコールは5%です。

 

シードル・ドゥ ドメーヌ・ド・コックレル

シードル・ドゥ ドメーヌ・ド・コックレル

1,133円 (税込)

詳細情報
度数:2.5 %
味わい:甘口
産地:フランス、ノルマンディー

フランス、ノルマンディ産のリンゴを使ったシードル。

アルコールは2.5%と低いですからとても飲みやすいです。クレープなどと合わせてお楽しみください。

 

シードル ヴァル・ド・ランス クリュ・ブルトン 甘口

シードル ヴァル・ド・ランス クリュ・ブルトン 甘口

660円 (税込)

詳細情報
度数:2 %
味わい:甘口
産地:フランス、シャロネーズ

フランス、ブルターニュ産のリンゴ100%。一番搾りだから雑味がなくピュアな味わいです。

 

ラシャス フレンチグリーンアップル

ラシャス フレンチグリーンアップル


こちらもフランス、ブルターニュ産のシードルです。青リンゴのギルビックという品種100%。

アルコールは4.0%。青リンゴらしい透明感、白い花のような香りが感じられます。

 

サミュエルアダムス アングリー・オーチャード・ハードサイダー

サミュエルアダムス アングリー・オーチャード・ハードサイダー


アメリカのクラフトビール会社「サミュエルアダムス」の手がけるシードルです。

ほんのり甘く苦みはありませんが、フルボディタイプでアルコールは5%。お得な3本セットです。

 

おすすめの辛口シードル5選

シードラ アバロン トラバンコ

シードラ アバロン トラバンコ

638円 (税込)

詳細情報
度数:5.5 %
産地:スペイン、アストゥリアス
品種:りんご

スペイン産の中辛口シードルです。酸が豊かですっきりした味わい。

ほんのりとした甘味も感じられます。アルコールは5.5%です。

 

ダンカートン・ドライ・オーガニック

ダンカートン・ドライ・オーガニック

1,078円 (税込)

詳細情報
度数:7 %
味わい:辛口
産地:イギリス
品種:有機栽培されたリンゴ

イギリスのオーガニックシードル。豊かな酸と渋みがあります。アルコールは7%とシードルの中では高めです。

最低でも12か月熟成させていて重厚な味わいがあります。

 

キクスイ シードル ドライ

キクスイ シードル ドライ

504円 (税込)

詳細情報
度数:8 %
産地:日本、甲信越
品種:南信州産のりんご

南信州産のリンゴを使ったシードルです。アルコールは8%とシードルにしては高いです。

ふじ、シナノゴールド、紅玉、秋映、シナノスイートをバランスよくブレンド。

繊細でスッキリとした辛口は和食とも合わせやすいです。

 

アバヴァス・シードル・ブリュット

アバヴァス・シードル・ブリュット

1,760円 (税込)

詳細情報
度数:8.5 %
味わい:辛口
産地:ラトビア

とても珍しい、ラトビアのシードル。国際見本市で金賞を受賞した商品です。

アルコールは8.5%ですから、シードルにしてはかなり高めになります。

酸味と渋みの強い地元の品種をブレンドした超辛口です。

 

シードル・フェルミエ・プティ・ブリュット

シードル・フェルミエ・プティ・ブリュット

876円 (税込)

詳細情報
味わい:辛口
産地:フランス、ブルターニュ
品種:ブルターニュ産リンゴ

フランス、ブルターニュ産のシードルです。アルコールは5.5%。

リンゴは無農薬栽培。完熟したリンゴのフルーティーさと、リンゴの皮の苦みのバランスが絶妙です。

 

おすすめのノンアルコールシードル3選

ヴァルドランス ポムビオ ノンアルコールシードル

ヴァルドランス ポムビオ ノンアルコールシードル

1,512円 (税込)

詳細情報
味わい:甘口
産地:フランス、ブルターニュ

フランス、ブルターニュ産の有機栽培のリンゴを使っています。

砂糖、香料、酸化防止剤不使用なので、とてもヘルシーです。

 

ポミヨン

ポミヨン

1,498円 (税込)

詳細情報
味わい:甘口
産地:フランス

フランスのノンアルコールシードル。リンゴは1つ1つ手摘みで丁寧に収穫されています。

バニラの風味が付けられていて、飲みやすいです。甘酸っぱいリンゴの果実味とバニラのやさしい香りが感じられます。

 

ピュアポム スパークリングアップルジュース

ピュアポム スパークリングアップルジュース


創業100年を超えるシードル生産者の造るノンアルコールシードル。

シードル1本にたっぷり1.5㎏のリンゴを使っています。リンゴ本来の味わいをお楽しみください。

 

シードルまとめ

シードルと言っても、甘口から辛口、アルコールが強いもの弱いもの、とその種類はさまざまですね。

好みや飲むシーンに合わせて、ぜひ美味しいシードルを見つけてみてください!

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