ここ数年、ビオや自然派ワインという言葉をよく耳にするようになりました。
オンラインで自然派ワインを中心に販売するサイトや、ビオワインだけを取り扱うワインバーなどの人気も高まっています。
自然派ワインとはそもそもどのようなワインなのか、有機農法やビオに関する基礎知識を解説いたします。
ビオワインとは
有機栽培されたブドウを使用して造られたワインを、日本ではビオワインと呼んでいます。
ビオワインという言葉、実は日本で生まれた造語であり国際的なワードではありません。
ヨーロッパでは、化学肥料や除草剤を使わずに育てたブドウから自然(野性)酵母で発酵させたワイン、亜硫酸塩の添加を抑えたワインを「ヴァン・ナチュール(自然派ワイン)」とも呼んだりします。
ビオワインの種類
南アフリカ、アメリカ、アルゼンチン、オーストラリア等のニューワールドのワインは、国ごとにオーガニック表記に関する規定が異なります。
混乱を防ぐ為に、今回はEUの規定を中心に解説いたします。
有機栽培に関して
ぶどうの有機栽培には幾つかの方法があります。
EUでは厳密な規定を3年以上遵守し栽培続けた場合に認証を取得出来ます。
有機農法により栽培されたブドウのみを用いて造ったワインに「有機」と明記が許されています。「自然派ワイン」の中にはまだ認定を受けられず「有機」とは明記できないものもあります。
有機栽培の種類
有機栽培の種類は大きく分けて5種類あります。
ではそれぞれ見ていきましょう。
ビオロジック農法
化学肥料ではなく有機肥料を使用することが前提で、使用する場合はEUで認証されたもののみ許されています。遺伝子組み換えは禁止です。
亜硫酸塩の使用量は通常のワインよりも少なくなければいけません。
ビオディナミ農法
ビオロジックより更に踏み込んだ農法で、土壌や植物、生物、天体の動きまでも反映した独特な栽培方法です。自然由来のプレパラシオ肥料を使用します。
ビオディナミで栽培されたブドウから造られたワインには、亜硫酸塩の量は完全に無添加かビオロジックよりも少なくなければいけません。
上記の農法を行っていても、あえて認定を取らなかったり、それをウリにしない造り手もいます。
皆さんご存知、あのロマネコンティ(DRC) も実はビオディナミ農法を取り入れています。
ヴァン・ナチュール
こちら明確な定義はありません。
減農薬又は有機農法に加えて、醸造においても培養ではなく天然酵母を使用したり、ろ過をしない、亜硫酸塩の添加を極力抑えたワインに対して呼ぶ場合が多いワードです。
リュット・レゾネ
環境を最大限に配慮した上で、農薬や化学肥料の使用を最小限にとどめたものです。
その為、「有機」認定は受けられません。
英語ではサステイナブルと表現します。
エコセール
世界最大のオーガニック認証団体。栽培や土壌検査など厳格な検査項目があり、ワインの亜硫酸塩含有量やエチケット表記にも厳格な規定を設けています。
5年間有機農法を続けて初めて認められ、また毎年の厳しい検査をクリアする必要があります。
ビオワインの魅力と注意点
ビオワインの魅力と注意点について紹介します。
ビオワインは通常のワインと違った製法を用いていることからメリットもありますが、同時にデメリットも発生してしまうのです。
では見ていきましょう。
安心感と優しい味わい
有機栽培されたブドウから出来たワインは、ナチュラルで身体に優しく、ブドウそのものの繊細な味わい愉しむ事が出来ます。
頭痛持ちの方などは気分的に亜硫酸塩が少ない方を選びたいですよね。
非常にデリケートで独特な味わい
自然派ワインは大変デリケートです。高温では劣化を早めますし、亜硫酸塩無添加であればワインが腐敗する場合もあります。
無ろ過(ノンフィルター) のワイン中には、濁っているものやビオ臭という独特の香りがする場合もあります。
極端に安い日本のワインに注意!
日本で造られたビオと書かれた無添加ワイン等で、極端に値段が安いアイテムには注意が必要です。
減農薬・無農薬は非常に難しく多くの労力と資金が必要です。また、酸化防止剤を添加せずにワインの品質を保つのは大変難しいのです。
数百円程の無添加ワインは、有機栽培等ではない濃縮ブドウ果汁を輸入し、薄めて人口酵母を混ぜて造られている場合もあります。
極度の熱処理や、過剰なろ過を行いワインが酸化しない状態にして、無添加と謳っているアイテムもあります。
ビオワインの選び方
ここではビオワインの選び方について紹介します。
ビオワインを選ぶ際はワイナリー・添加物の有無・品種と産地に着目しましょう。
では解説していきます。
ワイナリーで選ぶ
ビオワイン選びで一番注目してもらいたいのは、ワイナリーです。
ビオワインは自然を生かした製法のため、造り手の想いがダイレクトに伝わります。
そのためワイナリーの歴史や他の扱っているワインについて調べておくと、自分にあったワインを選べますよ。
今は簡単にワイナリーについて知れるため、購入する前に調べてみてはいかがでしょうか。
添加物の有無で選ぶ
ビオワインはブドウ本来の味わいを楽しめることや体に優しいことが特徴ですが、 多少の添加物が入っていることもあります。
ビオワインは定義自体に曖昧な部分があるため、 亜硫酸塩などを含めた添加物にばらつきがあるのです。
特に頭痛持ちで亜硫酸塩を避けたいと考えている方などは、一度確認しておきましょう。
ブドウ品種や産地で選ぶ
ビオワインはブドウ品種や気候の特徴を強く反映したワインが多いです。
そのため品種や産地に着目することで、自分にピッタリのワインが見つかります。
特に産地はニューワールドとオールドワールドで分けると、考えやすいためおすすめです。
また産地によって価格にも差があることも意識しておくと、失敗を避けやすいですよ。
ビオワインの人気おすすめ15選
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15位
アロイス ラゲデール ピノ グリージョ
品種:ピノ・グリージョ
ビオディナミ
石灰岩豊富で栽培された樹齢15~40年のピノ・グリージョ種を使用しており、華やかな香りを感じられることが特徴。
リーズナブルな価格設定ながらも、高級感を感じられるリッチさがあります。
コクのあるスモーキーな辛さは、デイリーワインとしても楽しみやすい味わいです。
香り | 黄色いリンゴ、蜜蝋 |
酸味 | ★★☆☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
14位
ボデガ・チャクラ バルダ
品種:ピノ・ノワール
ビオディナミ
アロマの香りとみずみずしさの組み合わせが絶妙な一本。
いちごやラズベリーの酸味を感じられるアルゼンチン産の魅力を残しつつも、フローラルで華やかな要素も取り入れています。
エレガントな雰囲気を漂わせるため、ちょっとした特別な日におすすめです。
香り | チェリー、シナモン |
酸味 | ★★☆☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★☆☆☆ |

13位
テヌータ ラゲデール ルーウェンガン シャルドネ
品種:シャルドネ
ビオディナミ
ビオディナミ農法の認証を受けたワインを3つも所有しています。
桃や梨、アプリコットの果実味を感じられ、フルーティーな口当たりが魅力です。
その中にもウッディな香りがあり、リッチな一本に仕上がっています。
香り | アプリコット、ヘーゼルナッツ |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |

12位
プリューレ・ロック ラドワ・ブラン ル・クル
品種:シャルドネ
ビオロジック
ラドワ・セリニィ村産のシャルドネを使用した一本。
畑の広さは0.35haと非常に希少価値が高いことから、マニア垂涎の的となりました。
青リンゴやレモンなど爽やかな香りが特徴で、シャルドネそのものを感じているような気分にさえなれます。
広がりのあるふくよかな口当たりと、キリッとした辛口がベストマッチです。
またプリューレ・ロックについて詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください。
香り | 青リンゴ、マッシュルーム |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |

>>【ソムリエ監修】プリューレ・ロックとは?おすすめ10選を紹介!
11位
ポストカード シリーズ カベルネ ソーヴィニヨン スターク コンデ ワインズ
産地:南アフリカ
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
サステイナブル農法(有機を目指し中)
南アフリカトップワイナリーのひとつ!
いちごやチェリーの果実香に心地よい酸と滑らかなタンニンが特徴で、ブドウそのものの旨みをよく表現した女性的な仕上がりです。
香り | ベリージャム、バニラビーンズ |
酸味 | ★★☆☆☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
渋み | ★★★★☆ |

10位
ミュスカデ・ラ・タルシエール ボネ・ユトー
産地:フランス、ロワール
品種:ミュスカデ100%
ビオロジック (有機認証)
2010年に全ての畑が有機認定された家族経営ワイナリーです。
ミュスカデに使用されるブドウの樹は、なんと平均樹齢30年!手摘みでの収穫です。
メロンや柑橘系のアロマ、溌剌とした酸にフレッシュで濃厚な果実味と複雑さを兼ね備えた上質の辛口ワインです。
香り | レモン、イースト |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★☆☆☆ |

9位
カサ・ベナサル
味わい:ミディアムボディ
産地:スペイン、バレンシア
品種:ガルナッチャ・ティントレラ40%、シラー30%、モナストレル30%
有機栽培( CAECV ビオロジック認証)
どの畑でも100%有機栽培にこだわる造り手です。
黒すぐりやブラックベリーの果実香にミネラル感と穏やかな口当たり。
ブドウ本来に旨みを堪能出来るナチュラルな味わいで、コストパフォーマンスに優れたスペインワインです。
香り | 木の実、丁子 |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★★☆ |
渋み | ★★★★☆ |

8位
チェラズオーロ コッレフリージオ
品種:モンテプルチャーノ100%
イタリア有機農業協会、イタリア認定機関にて有機認証
アブルッツォで最も有名な醸造家のひとり。
チェリーやすもものフレッシュな香りにしっかりとした果実味、フルーティな余韻が続くモンテプルチアーノ100%のロゼです。
香り | さくらんぼ、プラム |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |

7位
ル・カノン ルージュ
品種:シラー50%、グルナッシュ50%
ビオロジック
ボルドー大学醸造学部でワインを学んだ日本人大岡さんの手掛けるワイナリー。
野いちごやさくらんぼなどぼ果実香にホワイトペッパーのニュアンスもあり、穏やかなタンニン印象的。
グルナッシュとシラーのブドウ本来の味わいを最大限に活かした穏やかで優しい味わいが特徴です。
酸化防止剤不使用
香り | ベリージャム、バニラビーンズ |
酸味 | ★☆☆☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★☆☆☆ |

6位
パタポン・ルージュ
産地:フランス、ロワール
品種:ピノドニス
ビオディナミ
ダークチェリーやクランベリー、ローズマリーなどの豊かなアロマにフレッシュな果実味と引き締まったタンニンが心地よく調和したピノドニス100%の珍しいワイン。
酸化防止剤極少量、ノンフィルター
香り | 野イチゴ、土 |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★☆☆☆ |

5位
ラシーヌ レ・カイユ・デュ・パラディ
産地:フランス、ロワール
品種:ガメイ、ピノ・ノワール、コ、カベルネ・フラン
ビオロジック
奇跡のワインとも呼ばれ、フランスでは熱狂的なファンが多いクロード クルトワ。
よく熟したブルーベリーやハーブの香りにジューシーな果実味が口いっぱいに広がります。
ミネラル感と酸とのバランスも良好、ナチュラルで優しい飲み心地はクセになる味わいです!
酸化防止剤不使用
香り | フレッシュベリー、ミント |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★★☆☆ |

4位
ドメーヌ ド シャソルネ ブルゴーニュ アリゴテ
味わい:辛口
産地:フランス、ブルゴーニュ
品種:アリゴテ
ビオロジック
シャソルネは、フィリップパカレと並んで高い評価を受けるフレデリック コサールが手がけています。
青リンゴやグレープフルーツなどの清涼感溢れる香りにミネラル感と穏やかな酸が印象的。辛口ですがブドウそのものの甘いニュアンスを感じる仕上がりです。
酸化防止剤不使用ノンフィルター
香り | レモン、アーモンド |
酸味 | ★★★★☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |

3位
ヤルデン シャルドネ オデム
産地:イスラエル
品種:シャルドネ100%
1998年有機認定
ヤルデンは最近人気になりつつあるイスラエルのワイナリーです。
オデムの畑はイスラエルで最も標高が高い場所にあり、有機栽培の認定を受けています。
リリコイや洋梨、白い花などの香りと、樽からのヴァニラ香が力強くミネラリーなニュアンスも感じられます。濃厚で複雑、奥行きのある味わいの素晴らしいシャルドネです。
※熟成はフレンチオークを使用
香り | カリン、バニラ |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★★☆ |

2位
マルセル ラピエール モルゴン
品種:ガメイ100%
ビオロジック
自然派ワインの父、巨匠とも称された故マルセル ラピエール。現在は長男が栽培、醸造を引き継いでいます。
レッドベリー系の華やかな香りに豊かな果実味と滑らかな口当たりが素晴らしいガメィ100%!ブドウそのもののピュアな味わいを愉しめる、自然派ワインの原点とも言うべく素晴らしい赤ワインです。
香り | ラズベリー、焼き芋 |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★☆☆☆ |

1位
ロマネ・コンティ
品種:ピノ・ノワール
ビオディナミ
世界最高峰の造り手による一本。
実は86年ビオロジック、96年からビオディナミを始めています。
力強さと複雑さを感じられる味わいは、熟成させることでまろやかで深い奥行きを示すようになります。
一度は飲んでみたいビオワインですね。
香り | ラズベリー、腐葉土、バラ |
酸味 | ★★★☆☆ |
ボディ | ★★★☆☆ |
渋み | ★★☆☆☆ |

おすすめビオワイン比較表
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商品名 | ロマネ・コンティ | マルセル ラピエール モルゴン | ヤルデン シャルドネ オデム | ドメーヌ ド シャソルネ ブルゴーニュ アリゴテ | ラシーヌ レ・カイユ・デュ・パラディ | パタポン・ルージュ | ル・カノン ルージュ | チェラズオーロ コッレフリージオ | カサ・ベナサル | ミュスカデ・ラ・タルシエール ボネ・ユトー | ポストカード シリーズ カベルネ ソーヴィニヨン スターク コンデ ワインズ | プリューレ・ロック ラドワ・ブラン ル・クル | テヌータ ラゲデール ルーウェンガン シャルドネ | ボデガ・チャクラ バルダ | アロイス ラゲデール ピノ グリージョ |
詳細 | 産地:フランス 品種:ピノ・ノワール | 産地:フランス、ブルゴーニュ地方 品種:ガメイ100% | 味わい:辛口 産地:イスラエル 品種:シャルドネ100% | 度数:12.5 % 味わい:辛口 産地:フランス、ブルゴーニュ 品種:アリゴテ | 味わい:フルボディ 産地:フランス、ロワール 品種:ガメイ、ピノ・ノワール、コ、カベルネ・フラン | 味わい:ミディアムボディ 産地:フランス、ロワール 品種:ピノドニス | 産地:フランス、ローヌ 品種:シラー50%、グルナッシュ50% | 産地:イタリア、アブルッツォ州 品種:モンテプルチャーノ100% | 度数:14 % 味わい:ミディアムボディ 産地:スペイン、バレンシア 品種:ガルナッチャ・ティントレラ40%、シラー30%、モナストレル30% | 味わい:辛口 産地:フランス、ロワール 品種:ミュスカデ100% | 味わい:フルボディ 産地:南アフリカ 品種:カベルネ・ソーヴィニヨン | 産地:フランス、ブルゴーニュ 品種:シャルドネ | 産地:イタリア 品種:シャルドネ | 原産:アルゼンチン 品種:ピノ・ノワール | 産地:イタリア 品種:ピノ・グリージョ |
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ビオワインの美味しい飲み方
ここではビオワインの美味しい飲み方について紹介していきます。
ビオワインは自然の豊かさを生かしたワインであると同時に、劣化しやすいことも特徴の1つです。
まずはビオワインの質を落とさずに楽しめるように、購入後からのポイントをご紹介していきます。
では早速見ていきましょう。
2~3日寝かしておく
ビオワインを通販などで購入した場合には、2~3日冷暗所で寝かしておくことがおすすめです。
ビオワインは通常のワインよりも刺激に敏感なため、輸送の際に受けたストレスから開放してあげましょう。
また購入の際には、寝かせる日数のことも考えて選びましょう。
高温を避けつつ立てて保存
ビオワインは劣化しやすいため、保存方法に注意する必要があります。
まずは高温を避けることが大切です。
基本的には冷蔵庫かワインセラーに収納しておくことが推奨されます。
またワインを立てて保存すると、ボトル内でワインが空気に触れる面積が少なくなり酸化スピードが遅くなります。
しかし家庭によっては冷蔵庫でワインを立てて保存することが難しい場合もあるでしょう。
そこでワインセラーなどを使うことをおすすめします。
ワインセラーやワインクーラーを使用することで、ビオワインの劣化を防ぎ新鮮な状態で楽しめますよ。
家庭用のワインセラーについてはコチラを参考にしてみてください。
>>【ソムリエセレクト】おすすめワインセラー17選!家庭用にはコレ!
注ぐときはいつもより丁寧に
ビオワインは通常のワインよりも、静かに注ぐことをおすすめします。
ビオワインにはフィルターをかけていない場合があり、勢いよく注ぐと澱が発生しすぎてしまうことがあります。
そのためボトルをあまり傾けず、ゆっくりと注ぐことを意識しましょう。
郷土料理と合わせてみる
ビオワインと合わせる料理に困ったら、郷土料理と合わせましょう。
ビオワインも通常通りワインの色に合わせてマリアージュが変わりますが、自然の豊かさを生かしたビオワインには、産地ごとの郷土料理との相性が抜群です。
郷土料理は、その地の気候から生まれた食材を使用しているため、ビオワインと相性が良いのです。
ただ、産地ごとに分けるのが難しい場合は、ヨーロッパなどのオールドワールドとそれ以外のニューワールドの郷土料理で考えてみるのも良いかもしれません。
ぜひ自分にピッタリのビオワインのマリアージュを見つけてくださいね。
ビオ臭は、消すことができない
ビオワインには、ビオ臭と呼ばれる独特の匂いがする場合があります。
これを通称「マメ香」といい、枝豆のような香りがします。
またこの香りを感じるワインのことを「マメる」と表現することもあり、ビオワインの劣化臭として代表的な香りの一つとして挙げられます。
ビオ臭があるからと言って飲めないことはありませんが、ワイン本来の香りが損なわれてしまいます。
また通常のワインの劣化臭の場合、空気にある程度触れることで香りが落ち着き、美味しく飲めることがあります。
しかしこのビオ臭は、空気に触れると強まることが知られており、抜栓直後にビオ臭を感じた場合、基本的に対処法が存在しません。
その為、信頼のおける生産者のワインを、信頼のおけるワインショップ等で購入することが大切です。
ビオワインを楽しもう!
オーガニックのフルーツや野菜にこだわりを持つ方は特に、ビオ(自然派)ワインに興味を持たれたことと思います。
日本ではビオと名乗るのもまだ規定がないため、まずはフランスを始めヨーロッパのアイテムから色々飲んでみると良いのではないでしょうか。
是非、ランキングを参考にお気に入りにワインを見つけてみてください。
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