【ソムリエ監修】シャンドンを徹底解説!種類、価格、おすすめの飲み方まで紹介

2018/12/17
フランス

ソース

シャンドンは、オーストラリアで質の高いスパークリングワインを提供するブランドです。優良なブドウを用い、本場フランスのシャンパーニュと同じ製法で造られていますが、価格はとてもリーズナブル。手軽に楽しむことができます。

そこで今回はシャンドンにスポットをあて、そのラインナップやおすすめマリアージュなどを詳しくご紹介しましょう!

記事の監修者

杉浦 直樹

J.S.A認定ソムリエ

歌舞伎役者として人間国宝 中村雀右衛門に師事。15年ほど主に歌舞伎座に舞台出演。 その後銀座のクラブマネージャーを経て、J.S.A認定ソムリエ資格を取得。 現在は支配人兼ソムリエとして、ブルゴーニュとシャンパーニュの古酒を専門としたフレンチレストランを経営する。

シャンドンとは

ソース

モエ・エ・シャンドン社が設立したスパークリングワインのブランド

シャンドンは、1986年モエ・エ・シャンドン社がオーストラリア、ビクトリア州のヤラ・ヴァレーに設立したスパークリングワインブランドです。

モエ・エ・シャンドンは、ヤラ・ヴァレーの冷涼な気候がピノ・ノワールの栽培に適していると考え、この地でスパークリングワインの生産を始めました。

本家フランスの製法×オーストラリアの土壌

製法は本家のフランスと同じ、伝統的なメトード・トラディショネル製法(瓶内二次発酵)を採用。品種も本場のシャンパーニュで使用しているピノ・ノワール、ピノ・ ムニエ、シャルドネを使っています。

これらブドウはオーストラリアの気候と土壌に育まれ、フランスのシャンパーニュとは違った独自の個性を表現。上質で繊細な味わいを表現しています。

シャンドンの特徴

ソース

シャンドンが拠点とするヤラ・ヴァレーは湿潤な気候で、1年で最も乾燥する時期でも青々とした植物が成長する土地です。粘土質の土壌は、シャンパーニュに欠かせない3つの品種、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネの栽培に適したもの。

海とグレートディヴァイディング山脈に近いことで冷涼な環境が作られ、豊かな香りと個性的な表現を持つブドウが出来上がります。

収穫後のブドウは大樽で別々に醸造された後ブレンドされ、瓶内で二次発酵。繊細でエレガントな泡が造り出されます。

シャンドンの種類

ソース

シャンドンのラインナップは、次の3種類です。

シャンドン ブリット

シャンドンを代表する辛口のスパークリングワイン

 

シャンドン ブリット ロゼ

ピノ・ノワールを主体とした果実味豊かなロゼ・スパークリングワイン

 

シャンドン パッション

マスカット系の品種を使った甘口のスパークリングワイン

シャンドン ブリュット

シャンドン ブリュット

2,724円 (税込)

詳細情報
アルコール度数 12 %
味わい  辛口
原産国名 オーストラリア ビクトリア
メーカー名 MHD
果実 %     シャルドネ

シャルドネ60%とピノ・ノワール40%を使用。シャンパーニュ地方の伝統的なメトード・トラディショネル製法(瓶内二次発酵)を行った後、18ヶ月間の熟成を経ています。緑がかった麦わら色の色彩で、長く続くクリーミーで繊細な泡が特徴。

柑橘系の花やレモン、ジャスミンのような華やかな香り、スパイシーなニュアンスもあります。その高貴で繊細な味わいは「シャンドン」の名にふさわしい極上の仕上がりです。

価格

定価は?

日本の参考小売定価は、3,024円です。

相場は?

ネット通販では、3,000円前後が相場になっています。

合わせる料理のおすすめは?

爽やかな果実味と優雅な味わいは、料理の味を引き立てます。魚介類のマリネや牡蠣のオードブル、白味魚を使ったメインの料理などに合わせてどうぞ。お寿司や繊細な味付けの煮物など、和食にもよく合います。

シャンドン ブリュット ロゼ

シャンドン ブリュット ロゼ

3,053円 (税込)

詳細情報
アルコール度数 12 %
味わい  辛口
原産国名 オーストラリア ビクトリア
メーカー名 MHD
果実 %     ピノノワール

シャルドネ46%、ピノ・ノワール52%、ピノ・ムニエ2%をブレンド。ブリュットと同じく、瓶内二次発酵と18ヶ月間の熟成を経ています。

ブロンズがかったサーモンピンクで、イチゴやチェリーを思わせるチャーミングな香りに、ポルチーニを思わせるニュアンスが感じられます。 スモーク・アーモンドのような複雑味があり、凝集した果実味とクリーミーな質感が幾層にも重なる厚みのある味わい。長い余韻が続く、エレガントで魅力的なロゼです。

価格

定価は?

日本の参考小売定価は、3,456円です。

相場は?

ネット通販では、3,000円前後が相場になっています。

合わせる料理のおすすめは?

果実味豊かで複雑味のある味わいは、幅広い料理によく合います。生ハムを使った前菜、中華料理のエビチリ、マグロの刺身などにも相性抜群。デザートにも合わせやすく、パンナコッタやタルト・タタン、フルーツのカクテルなどに合わせてどうぞ。

シャンドン パッション

シャンドン パッション

3,280円 (税込)

詳細情報
アルコール度数 12 %
味わい  甘口
原産国名 ブラジル
メーカー名 MHD

マルヴァジア・カンディア45%、マスカット・カネリ45%、ピノ・ノワール10%をブレンドしています。南国に咲く花束のような華やかな香りと、トロピカルフルーツのフレッシュで濃厚なアロマが絡み合う甘口のスパークリングワインです。アロマティックな品種から作られる優しくスイートな味わいは、氷を浮かべることで香りと味わいが引き締まり、爽やかな余韻を与えてくれます。

価格

定価は?

日本の参考小売定価は、3,100円です。

相場は?

ネット通販では、3,000円前後が相場になっています。

おすすめの飲み方は?


ソース

カットしたトロピカルフルーツやジュースなどを加えてカクテルにしたり、スイーツに合わせてティータイムに楽しむことができます。食前酒や、夏の夕暮れのリラックスタイムに氷を入れて楽しむのもおすすめ。パーティーやアウトドアでも大活躍します。場の雰囲気を華やかに演出してくれるでしょう。

まとめ

シャンドンについて、ご紹介しました。本場フランスの伝統的な製法で造られたスパークリングワインは、オーストラリアのテロワールが表現された個性豊かな味わいです。その品質からは想像もできないほどリーズナブルで、手軽に試せるのが嬉しいところ。

フランスのシャンパーニュと比較して飲み、その個性の違いを味わうのもおすすめです。ご紹介したラインナップを参考に、ぜひこの機会にお試しください!

     

関連記事

【ソムリエ監修】オーストラリアのおすすめスパークリングワイン10選!選び方のコツも解説

ソース 近年、日本で高い注目を集めているのがオーストラリアのスパークリングワインです。カジュアルな価格なのに高品質で

【ソムリエ監修】シャトー ラ フィット ロートシルトのおすすめヴィンテージを紹介!価格やセカンドラベルまで解説

ソース シャトー・ラフィット・ロートシルト(Château Lafite-Rothschild)はボルドーを代表す

【ソムリエ監修】シャトーディケムを徹底解説!人気の理由、価格、おすすめの当たり年を徹底解説

ソース シャトーディケムの造る貴腐ワインは、世界最高のワインと称される極上の逸品です。最良のブドウと究極のこだわり

【ソムリエ監修】ジョルジュ・デュブッフの種類や価格を解説!おすすめのワインもご紹介

ソース ボジョレー のワインといえば、ジョルジュ・デュブッフ抜きでは語れません。 そのワイナリーで造られるワイン

【ソムリエ監修】ギガルの特徴、種類を解説!おすすめワインも紹介

ソース ギガルは、南仏ローヌ地方を代表する有名ワインメーカーのひとつです。創立60年ほどですが、すでに「ローヌとい

【ソムリエ監修】パイパー・エドシックの価格やおすすめマリアージュを種類ごとに解説

ソース パイパー・エドシック(PIPER-HEIDSIECK)は200年以上の歴史がある老舗のシャンパーニュ・メゾン

シャトー マルゴーをソムリエが解説!価格や当たり年、おすすめワインも紹介

ソース ワインにそれほど関心のない方にまで、広く認知されている「シャトー マルゴー」。フランス・ボルドー地方の五大シャ

【ソムリエ監修】ラ クロワザードの特徴や種類を解説!おすすめワイン5選も紹介

ソース 南フランスのラングドック地方にある「ラ クロワザード(La Croisade)」というワイナリーをご存知です

【ソムリエ監修】ルイ・ロデレールを徹底解説!種類ごとの価格、ヴィンテージごとの特徴を紹介

ソース 今年、イギリスの専門誌であるドリンクス・インターナショナルの「世界で最も賞賛されるシャンパーニュ・ブランド

【ソムリエ監修】ボランジェの種類、価格、おすすめマリアージュを徹底解説!

ピノ・ノワール主体のシャンパーニュといえばボランジェです! 伝統的な製法で造られる高品質なシャンパーニュは世界的な

 

TOP


特集記事

【ワインエキスパート執筆】オレンジワインとは?特徴とおすすめ10選まで紹介

【ソムリエセレクト】おすすめのワイングラス15選!種類とブランドも紹介

【濃厚な甘口ワイン】アイスワインをソムリエが解説!美味しい飲み方、おすすめワインを紹介

【ソムリエ厳選】相性抜群! チーズに合うおすすめワイン14選

貴腐ワインって?美味しい飲み方、おすすめの貴腐ワインをソムリエが紹介