【ソムリエ監修】マルベックとは?特徴からおすすめのワイン15選を紹介

2019/09/23 おすすめ赤ワイン

アルゼンチンを代表するブドウ品種であるマルベック。

マルベックはその濃色なワインの色合いから「黒ワイン」と呼ばれることも。

今回の記事では、そんなマルベックの特徴やおすすめ銘柄、合わせる料理などについて解説していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

記事の監修者

佐々木 健太

J.S.A. ソムリエ・エクセレンス

ソムリエ/年間受講者数日本一を誇るカリスマワインスクール講師  21歳でソムリエ資格を取得。南フランスにある一つ星レストラン「Keisuke Matsushima」にて研鑽を積み、帰国後は南青山「L’AS」を経て、株式会社WINE TRAILを創業。ワインのサブスク「HOME WiNE」を手掛ける。YouTubeチャンネル「ソムリエ佐々木」を運営。第9回全日本最優秀ソムリエコンクールファイナリスト。https://homewine.jp/



マルベックとは

マルベックとは

マルベック(Malbec)は、フランス南西部・カオール地方原産の黒ブドウ品種です。

マルベックから作られるワインはその色調の濃さから「黒ワイン」とも呼ばれています。

味わいは凝縮感があり、アルコール度数も高くパワフルに仕上がることが多いです。

フランスで生まれたブドウ品種ではありますが、現在はアルゼンチンがマルベックの一大生産地となっています。

その栽培面積はマルベック全体の90%程度と圧倒的です。

マルベックはなぜアルゼンチンで栽培されている?

フランス生まれのブドウ品種であるマルベック。

なぜマルベックはアルゼンチンで栽培されるようになったのでしょうか?

そこには、マルベックの品種特性とアルゼンチンの気候風土に秘密があるのです。

フランス生まれのマルベックはカオールを中心に、一時はフランス全土で栽培が行われていました。

マルベックは冷涼な気候や霜、病害などに弱く、栽培には場所を選ぶ品種とされています。

1956年にフランスのワイン業界を襲った冷害により、フランス内でのマルベック栽培は急激に落ち込みました。

その一方で、アルゼンチンに運び込まれたマルベックは大いに発展を遂げることとなります。

アルゼンチンの気候は大陸性気候

アルゼンチンの気候は「大陸性気候」と呼ばれ、温暖で日射量が豊富であり、空気が乾燥していて病害が少ない点が特徴です。

この気候風土はマルベックの栽培には最適で、果実味が豊かで酸味もしっかりとしたブドウが仕上がります。

また、マルベックから作られるボリューミーな赤ワインが、牛肉の消費量が多いアルゼンチンの食文化とうまく重なったことも栽培面積拡大の理由のひとつです。

>>アルゼンチンのワインについてはこちらの記事から

マルベックのシノニム

マルベックにはいくつかのシノニムが存在します。

シノニムとは、ブドウ品種の別名のこと。

マルベックは地域によって、以下のように呼び名が変わります。

シノニム地域
マルベック共通
コー/コットフランス・ボルドー
オーセロワフランス・カオール

マルベックの特徴

果実味豊かで力強い味わい

マルベックを使ったワインは、赤ワインらしい力強さが大きな魅力です。

ブドウらしい豊かな果実味が強く、タンニンはしっかりとしており酸味も強め。

ワインの色は黒味を感じる濃い赤で、渋くかたい印象のワインです。

比較的若いうちからも楽しめますが、熟成によって複雑な果実味や甘みを生み出すようになります。

若いマルベックはブラックベリーやプラム、スミレなど華やかな風味が特徴。

熟成されたマルベックはスパイスやなめし皮などの風味が加わり、ボルドーの赤ワインにも似た完成度の高い味わいに変化を遂げます。

マルベックの主要産地はアルゼンチンとフランス・カオール地方です。

また、ボルドー地方では赤ワインのブレンドの1品種として活躍しています。

黒ワインと言われるほど濃い色で有名

マルベックは「黒ワイン」と称されるほど、その深い色合いが印象的です。

この黒みがかったワインの色は、マルベックの果皮に由来しています。

マルベックは小粒ですが、皮の色が非常に濃くブドウの段階から黒みがかっているのが特徴。

色が黒いだけでなく皮の厚みもあり、渋みの成分であるタンニンや、色素であるポリフェノールが豊富に含まれています。

このマルベックの黒くて厚みのある果皮によって、ボリューム感のあるパワフルな黒ワインが生み出されているのです。

マルベックの選び方

こちらでマルベックの選び方をご紹介します。

選び方のポイントは以下の3つです。

 

マルベックのワインの選び方
・産地で選ぶ
・単一かブレンドで選ぶ
・価格で選ぶ

以下で順に解説していきます。

産地で選ぶ

圧倒的な生産量を誇るアルゼンチン産

マルベックはアルゼンチンの赤ワイン用品種としては生産量第1位です。

国内のブドウ栽培地の3割以上がマルベックであり、ふくよかなボディと濃厚な果実味が特徴です。

また、昼夜の寒暖差から引き締まった酸味が生まれ、標高の高い場所で栽培されるマルベックはさらに豊かな香りとスパイシーなニュアンスが加わります。

アルゼンチンは世界一の牛肉大国で、アルゼンチン産のマルベックは特に牛肉との相性が抜群です。

岩塩だけで味を整え、シンプルに炭火で焼いただけのステーキや、ペッパーソース などあまり手を加えないシンプルで豪快なステーキとマリアージュを愉しめるでしょう。

ラムチョップやポークグリルなどともよく合います。

 

フランス・カオール

西南地方のカオールは、フランス国内で「コストパフォーマンスの高いワイン」として親しまれています。

カオールを名乗るためには、マルベック(コー)を70%以上使用しなくてはなりません。

カオールワインは非常に濃い色調から、「黒ワイン」とも呼ばれています。

重圧感があり凝縮した果実味としっかりとしたタンニンが特徴で、飲みごたえのあるワインです。

若過ぎるとワイルドで荒々しく硬い印象ですが、熟成によりタンニンが柔らかくなり滑らかでエレガントな印象のワインに変化していきます。

カオールは比較的高級なワインの特徴を持ちながら、価格帯は大変リーズナブルで気軽に購入出来る点も魅力です。

濃厚でパワフルなカオールは、同じ西南地方の郷土料理である鴨肉のコンフィやカスレ(肉、ソーセージ、白インゲン豆の煮込み)との組み合わせがおすすめ。

またロッシーニステーキとマリアージュを愉しめます。

 

フランス・ボルドー

フランスではカオール地方の他に、ボルドー地方でもマルベックは栽培されています。

ボルドー地方と言えば、5大シャトーに代表されるフルボディな赤ワインが有名です。

ボルドーの赤ワインにはカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなどが主体として使われています。

ボルドーにおいてマルベックは、どちらかというとブレンド品種として使われることが多いです。

上品でコクのあるボルドーワインに、より濃密で力強いニュアンスを加えるためにマルベックが使用されます。

単一かブレンドで選ぶ

マルベックを使った赤ワインは、マルベック単体のものと複数のブドウ品種がブレンドされた銘柄があります。

マルベック単体のワインは、マルベック固有の特徴を楽しみたい方におすすめです。

力強くコク深いマルベックの個性を楽しむことができるでしょう。

一方で、ボルドー地方を中心に、マルベックをブレンドしたワインも少なくありません。

そのため、作り手の技術が光るバランスの良さがマルベックをブレンドしたワインの魅力と言えるでしょう。

また、ブレンドされたワインからは当然マルベックだけでなく、様々なブドウ品種の特徴を感じます。

ある程度ワインの知識がある方は、ブレンドワインを飲むことでマルベックと他のブドウ品種の違いを楽しむことができるでしょう。

価格で選ぶ

一般的にマルベックの価格帯はそう幅広くなく、ボリュームゾーンは1,000円台~2,000円台です。

また、高額商品に対するニーズも日本では多くないため、5,000円以内で上等な一本を選ぶことができます。

マルベックのおすすめワイン15選

ここからはソムリエが厳選したマルベックの赤ワインを各5本ずつ紹介します。

アルゼンチン産、カオール産、ボルドー産と、それぞれの産地ごとに分けてピックアップしましたので、ぜひご参考ください。[PR]
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とにかく濃い! アルゼンチンのおすすめマルベック5選

商品画像トラピチェ オークカスク・マルベックテラザス レゼルヴァ・マルベックボデガ・ノートン ロ・タンゴ・マルベックモンテス カイケン・マルベック・レゼルヴァズッカルディ・セリエ・ア マルベック
商品名トラピチェ オークカスク・マルベックテラザス レゼルヴァ・マルベックボデガ・ノートン ロ・タンゴ・マルベックモンテス カイケン・マルベック・レゼルヴァズッカルディ・セリエ・ア マルベック
詳細度数:14 %
味わい:フルボディ
産地:アルゼンチン
品種:マルベック
度数:14 %
味わい:フルボディ
産地:アルゼンチン
品種:マルベック
度数:14 %
味わい:フルボディ
産地:アルゼンチン、クージョ
品種:マルベック
度数:14.4 %
味わい:フルボディ
産地:アルゼンチン、クージョ
品種:マルベック、カベルネ・ソーヴィニョン
度数:13.5 %
味わい:フルボディ
産地:アルゼンチン
品種:マルベック
商品リンク詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

アルゼンチン産マルベックの大きな特徴は「とにかく濃い!」ということ。

ごく少数の例外をのぞいて、100%マルベックを使用したワインばかり。

「庶民価格でも品質は最高」。そんなコスパの高さを求めるなら、アルゼンチン産マルベックで決まりです。

 

5位

ズッカルディ・セリエ・ア マルベック

詳細情報
度数:13.5 %
味わい:フルボディ
産地:アルゼンチン
品種:マルベック

アルゼンチンの一大ワイン産地であるメンドーサ州のマルベックを使用。
豊かなミネラルを含む雪解け水、農薬に頼らないワイン造りを行っています。

鮮やかな赤紫色の外観があり、黒いベリー系の果実やタバコ、スパイスなどの香りが特徴。
味わいにはいきいきとした果実実と渋みが感じられ、マルベックらしさを堪能できるフルボディな仕上がりです。

産地ブドウ品種参考価格(税込)
アルゼンチンマルベック1,650円

 

香りブラックベリー、プラム
酸味★★★★☆
ボディ★★★★☆
渋み★★★★★
佐々木
豊富な日照を浴びた様子を思わせる凝縮した黒系果実味がたまらない一本です。

4位

モンテス カイケン・マルベック・レゼルヴァ

詳細情報
度数:14.4 %
味わい:フルボディ
産地:アルゼンチン、クージョ
品種:マルベック、カベルネ・ソーヴィニョン

安くておいしい、コスパの高いチリワインの代表格として世界的な人気を誇るモンテス。
そのモンテス社が優れたマルベック品種を求めてアルゼンチンにワイナリーを開き、醸造しているのがカイケン・マルベック・レゼルヴァです。

アルゼンチンのマルベックの名に恥じない凝縮された果実味にしっかりとしたタンニンがプラスされています。
バランスが秀逸なワインなので、飲む人を選ばないマルベックといえるでしょう。
ただし、アルゼンチンのマルベックとしては珍しくカベルネ種をブレンドしているので、純粋にマルベックの風味を楽しみたい人はランキング上位のワインをおすすめします。

産地ブドウ品種参考価格(税込)
アルゼンチンマルベック/カベルネ・ソーヴィニヨン2,000円

 

香りブラックベリー、スミレ
酸味★★★★☆
ボディ★★★★☆
渋み★★★★★
佐々木
カベルネ酒をブレンドしていることによって、若干の清涼感と果実味、タンニンがプラスされています。

3位

ボデガ・ノートン ロ・タンゴ・マルベック

詳細情報
度数:14 %
味わい:フルボディ
産地:アルゼンチン、クージョ
品種:マルベック

アルゼンチン産ワインとして日本で一番飲まれているのがボデガ・ノートンです。
同社がマルベックに力を注ぎ始めたのは1992年。
2010年には国内NO.1ワインブランド、2011年にはベスト・ニューワールド・ワイナリー・オブ・ザ・イヤーにノミネートされるなど、アルゼンチンを代表するワイナリーへと成長を遂げています。

アンデスの雪解け水をたっぷり吸って完熟したマルベックはミントのアロマを感じさせます。
愛と情熱を込めて造られたマルベックには「タンゴ」という名前がぴったりです。

産地ブドウ品種参考価格(税込)
アルゼンチンマルベック1,512円

 

香りブラックチェリー、スペアミント
酸味★★★★☆
ボディ★★★★☆
渋み★★★★☆
佐々木
完熟し厚みのある果実味に、円熟したタンニンがよく馴染んでおり開けた直後から美味しくいただけます。

2位

テラザス レゼルヴァ・マルベック

詳細情報
度数:14 %
味わい:フルボディ
産地:アルゼンチン
品種:マルベック

アルゼンチンワインの生みの親とも言われるソテロ・アリスがアンデス山麓にマルベックの木を植えたのが1929年。
それ以来マルベックが完熟するのにふさわしい土地を求めて植樹と研究が続けられました。
標高1,000メートルのメンドーサ州ヴィスタルバに根付いたマルベックは、1999年にテラザス・デ・ロス・アンデス社のレゼルヴァ・マルベックとして花開きます。

昼夜の寒暖差に育まれ、完璧に熟したマルベックが放つスミレの香りとダークチェリーのジャムを想わせるふくよかな果実感は、アルゼンチンのマルベックを象徴するワインだといえるでしょう。

産地ブドウ品種参考価格(税込)
アルゼンチンマルベック1,933円

 

香りカシス、プラム
酸味★★★★☆
ボディ★★★★☆
渋み★★★★★
佐々木
繊細な花の香りに加え、高度による綺麗な酸味が保たれたコスパ抜群の一本です。

1位

トラピチェ オークカスク・マルベック

詳細情報
度数:14 %
味わい:フルボディ
産地:アルゼンチン
品種:マルベック

アルゼンチン屈指の銘醸地であるメンドーサ州。そのトップワイナリーとして君臨するのがトラピチェです。
かつては国内消費用の日常使いワインの生産が多かったアルゼンチンですが、トラピチェが率先してヨーロッパのワイン造りの哲学を取り入れて以降、ワインのレベルが一気に底上げされたといわれています。
「オークカスク 」の名前のとおり、オーク樽で熟成させたマルベック100%の赤ワインです。

マルベックの野性味あふれる風味にオーク樽が醸し出す柔らかなバニラ系のアロマが加わります。
タンニンの渋みだけではない、複雑な味わいを楽しむなら最適の一本といえるでしょう。

産地ブドウ品種参考価格(税込)
アルゼンチンマルベック1,346円

 

香りブラックベリー、バニラ
酸味★★★★☆
ボディ★★★★☆
渋み★★★★★
佐々木
ふくよかな果実味に、樽熟成による甘い香辛料やオークのニュアンスがうまく馴染んでいます。

しっかりフルボディ!カオールのおすすめマルベック5選

商品画像プルヴィラン・フレール ガリオッタン・マルベックシャトー・ラマルティーヌ カオール・プレスティージュ・デュ・マルベックシャトー・ラグレゼット パープル・マルベックグレヨン・カオール・マルベックシャトー・ピネレ カオール・ロタンティーク
商品名プルヴィラン・フレール ガリオッタン・マルベックシャトー・ラマルティーヌ カオール・プレスティージュ・デュ・マルベックシャトー・ラグレゼット パープル・マルベックグレヨン・カオール・マルベックシャトー・ピネレ カオール・ロタンティーク
詳細度数:13 %
味わい:フルボディ
産地:フランス、南西部
品種:マルベック
度数:12.5 %
味わい:フルボディ
産地:フランス、南西地方カオール地区
品種:マルベック80%、メルロ20%
度数:15 %
味わい:フルボディ
産地:フランス、南西部
品種:マルベック
度数:13.5 %
味わい:フルボディ
産地:フランス
品種:マルベック
度数:13 %
味わい:フルボディ
産地:フランス、南西部
品種:マルベック
商品リンク詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

マルベックの原産地であるカオールのマルベックは、しっかりとしたフルボディが持ち味です。

フランス南西地方の顔ともいうべきカオール赤ワインの中からコスパにも優れたおすすめのワインを紹介しましょう。

 

5位

シャトー・ピネレ カオール・ロタンティーク

詳細情報
度数:13 %
味わい:フルボディ
産地:フランス、南西部
品種:マルベック

第5位はシャトー・ピネレのロタンティーク。
シャトー・ピネレを営むビュルク家は、カオールで350年前からブドウを栽培し、家族6代に渡ってカオールワインを造り続けてきた名門。
まさに「ロタンティーク(正統派)」という名にふさわしいワインです。

渋みとコクのバランスが良くややミディアムボディな仕上がり。
マルベックの個性であるどっしりしたタンニンを楽しみたい人には、後述する上位のワインがおすすめです。

産地ブドウ品種参考価格(税込)
カオールマルベック1,190円

 

香りカシス、ブラックチェリー
酸味★★★☆☆
ボディ★★★☆☆
渋み★★★☆☆
佐々木
非常にカジュアルに仕上げられた、ワイン初心者でも飲みやすいマルベックです。

4位

グレヨン・カオール・マルベック

詳細情報
度数:13.5 %
味わい:フルボディ
産地:フランス
品種:マルベック

第4位はジョルジュ・ヴィグルーのグレヨン。
ジョルジュ・ヴィグルーはカオールで4世代に渡り上質のマルベックワインを醸造してきたワイナリーです。

熟したブラックチェリーの香りと果実感たっぷりのフルボディな味わいがこのワインの魅力。
アッシェ・パルマンティエ(細かく刻んだ牛肉・きのこ・ポテトのピューレにたっぷりチーズを乗せて焼き上げた、フランスの国民的家庭料理)や牛肉の赤ワイン煮込みなど、こってりとした料理と相性抜群です。

産地ブドウ品種参考価格(税込)
カオールマルベック1,214円

 

香りブラックベリー、プラム
酸味★★★☆☆
ボディ★★★★☆
渋み★★★★☆
佐々木
ジューシーな果実味と骨格あるタンニンが印象的な一本です。

3位

シャトー・ラグレゼット パープル・マルベック

詳細情報
度数:15 %
味わい:フルボディ
産地:フランス、南西部
品種:マルベック

第3位はシャトー・ラグレゼットのパープル。
マルベック90%にメルロ10%をブレンドしています。

主役はあくまでマルベックで、ボディのしっかりした骨太なワインといえますが、メルロを10%ブレンドすることで、マルベック本来の果実味やタンニンをそこなわずにソフトさが加わっています。

産地ブドウ品種参考価格(税込)
カオールマルベック1,217円

 

香りプラム、ハーブ
酸味★★★★☆
ボディ★★★★☆
渋み★★★★☆
佐々木
メルローによるふくよかさと奥深さを生む土や草木の繊細な香りも余韻に感じられます。

2位

シャトー・ラマルティーヌ カオール・プレスティージュ・デュ・マルベック

詳細情報
度数:12.5 %
味わい:フルボディ
産地:フランス、南西地方カオール地区
品種:マルベック80%、メルロ20%

第2位はカオールの名門シャトー、ラマルティーヌの1本。
オーセロワ(マルベックの別称)80%にメルロ20%をブレンドしました。

豊満な果実味は維持しつつ、まろやかなタンニンを感じる仕上がりです。
非常に繊細な口当たりですので、タンニンがしっかりした渋みの強い赤があまり得意ではない方にもおすすめです。

産地ブドウ品種参考価格(税込)
カオールマルベック/メルロー1,512円

 

香りブラックベリー、レッドプラム
酸味★★★☆☆
ボディ★★★☆☆
渋み★★★☆☆
佐々木
先ほどのメルローブレンドよりもさらに丸みを帯びた味わい。ビーフシチューにはよく合いそうです。

1位

プルヴィラン・フレール ガリオッタン・マルベック

詳細情報
度数:13 %
味わい:フルボディ
産地:フランス、南西部
品種:マルベック

第1位はカオール産マルベックとして世界的に評価の高いガリオッタンです。
レ・シタデル・デュ・ヴァン2012金賞、チャレンジ・インターナショナル・デュ・ヴァン2011銀賞など、世界の名だたるワインコンクールでトップクラスの成績を誇っています。

ブレンドはせずマルベックだけで造っているのでフルボディの凝縮された果実味をたっぷり堪能できるでしょう。
持ち味であるプラムやラズベリーの芳香と濁りのない酸味には、牛肉グリルや酢豚、ジビエ料理など味の濃い料理がマッチします。

産地ブドウ品種参考価格(税込)
カオールマルベック1,060円

 

香りブラックベリー、熟れたブルーベリー
酸味★★★★☆
ボディ★★★★☆
渋み★★★★★
佐々木
咀嚼と共に骨格あるタンニンが肉の脂と相まり、口中をサッパリさせながらお肉の旨みも引き出してくれます。

縁の下の力持ち!ボルドーのおすすめマルベック5選

商品画像 シャトー・ラ・ヴァラドシャトー・ピュイグローシャトー・ロック・ル・メインシャトー・バルベ クロ・レオ カン・ヴァン
商品名 シャトー・ラ・ヴァラドシャトー・ピュイグローシャトー・ロック・ル・メインシャトー・バルベクロ・レオ カン・ヴァン
詳細味わい:フルボディ
産地:フランス、ボルドー
品種:メルロー87%、カベルネ・ソーヴィニヨン8%、マルベック5%
度数:14 %
味わい:フルボディ
産地:フランス、ボルドー
品種:メルロー60%、カベルネ・フラン25%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%、マルベック5%
度数:14.5 %
味わい:フルボディ
産地:フランス、ボルドー
品種:メルロー75%、カベルネ・ソーヴィニョン20%、マルベック5%
味わい:フルボディ
産地:フランス、ボルドー
品種:メルロー75%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%、マルベック10%
産地:フランス、ボルドー
品種:メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、マルベック
商品リンク詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

ボルドー地方のマルベックはあくまでもブレンド品種。

しかしながら、少しだけマルベックを使うだけで果実味やタンニンが増すことから、頼りになる縁の下の力持ちとして重宝されています。

 

5位

クロ・レオ カン・ヴァン

詳細情報
産地:フランス、ボルドー
品種:メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、マルベック

ボルドーの名門ワイナリーと日本人ワイン醸造家がコラボして生まれたワイン。
メルローを主体に、マルベックやカベルネソーヴィニヨン、カベルネフランをブレンドしています。

カシスを思わせるようなフレッシュな香りと、甘味と旨味をしみじみと感じるコク深い味わいが魅力です。
ミネラルを感じる酸味もありため、濃厚でありながらしなやかで上品な飲み口を楽しめるでしょう。

産地ブドウ品種参考価格(税込)
ボルドーマルベック/メルロー/カベルネ・ソーヴィニヨンほか2,508円

 

香りブラックベリー、スミレ
酸味★★★★☆
ボディ★★★★☆
渋み★★★★★
佐々木
タンニンと酸味のバランスがよく、果実の印象はブレンドによって複雑な印象を醸しています。

4位

シャトー・バルベ

詳細情報
味わい:フルボディ
産地:フランス、ボルドー
品種:メルロー75%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%、マルベック10%

メルロ75%にカベルネ・ソーヴィニヨン15%、マルベック10%をブレンドしたシャトー・バルベ。

力強いファーストアタックとなめらかなタンニン、完熟ベリーのアロマが見事にミックス。
ボルドー・アキテーヌ・ワインコンクール2011金賞を受賞するなど、南西地方の赤のなかでも安定した品質が高く評価されています。

産地ブドウ品種参考価格(税込)
ボルドーメルロー/カベルネ・ソーヴィニヨン/マルベック1,399円

 

香りプラム、ブラックチェリー
酸味★★★★☆
ボディ★★★★☆
渋み★★★★☆
佐々木
メルロー主体のソフトな味わいのところに、カベルネとマルベックの骨格が加わることで均整のとれた味わいに。

3位

シャトー・ロック・ル・メイン

詳細情報
度数:14.5 %
味わい:フルボディ
産地:フランス、ボルドー
品種:メルロー75%、カベルネ・ソーヴィニョン20%、マルベック5%

第3位はジャン・フランソワ・メイナールがオーナー醸造家をつとめるシャトー・ロック・ル・メインです。
玉石混交ともいわれるカスティヨン・コート・ド・ボルドーのなかで、フランス国内のコンクール14年連続金賞受賞という輝かしい成績をあげている特別な一本。

ブラックフルーツを感じる濃厚な果実味と控えめな酸味、そして適度なスパイシーさが絶妙なバランスで共存するコストパフォーマスに優れたワインです。

産地ブドウ品種参考価格(税込)
ボルドーメルロー/カベルネ・ソーヴィニヨン/マルベック2,354円

 

香りブラックベリー、スパイス
酸味★★★☆☆
ボディ★★★★☆
渋み★★★★☆
佐々木
果実味はしっかりありつつ、黒胡椒やほのかな土っぽさも感じさせるお値段以上の一本。

2位

シャトー・ピュイグロー

詳細情報
度数:14 %
味わい:フルボディ
産地:フランス、ボルドー
品種:メルロー60%、カベルネ・フラン25%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%、マルベック5%

第2位のシャトー・ピュイグローは、ボルドー地方でもプレミアムなワインの一つ「シャトー・ル・パン」のオーナー、ティエンポン家が造る一本。
このシャトーはもともと荒廃した畑でしたが、粘土石灰質の豊富な土壌を生かせるよう30年かけて土壌改良や品種植え替えに奮闘。
その結果ファーストヴィンテージとなる1983年には優れた栽培地へと変貌を遂げました。

ボルドー地方における一般的なマルベックのブレンド割合と同様、ピュイグローも5%だけマルベックを使用。
ほとんど隠し味程度ですが、それでもマルベックの存在感は消えません。濃厚なタンニンによる渋みがボリューム感にふくらみをもたせています。

産地ブドウ品種参考価格(税込)
ボルドーメルロー/カベルネ・ソーヴィニヨン/マルベックほか2,776円

 

香りプラム、スミレ
酸味★★★★☆
ボディ★★★★☆
渋み★★★★☆
佐々木
わずか数%のみですが、ワイン全体の色調、骨格、複雑味に見事に貢献しています。

1位

シャトー・ラ・ヴァラド

詳細情報
味わい:フルボディ
産地:フランス、ボルドー
品種:メルロー87%、カベルネ・ソーヴィニヨン8%、マルベック5%

ランキング第1位は、マルベックを5%ブレンドしたシャトー・ラ・ヴァラド。
伝統的な醸造法によってブドウの果実味をシンプルに引き出すことを持ち味とするシャトーです。
樽でなくコンクリートタンクで熟成させるため、ブドウ本来の自然なアロマを楽しむことができます。

ブレンドの主要品種はメルロで87%使用。
まろやかで繊細な風味にマルベックのタンニンがわずかにプラスされ、エレガントかつ複雑な味わいを楽しめるワインです。

産地ブドウ品種参考価格(税込)
ボルドーメルロー/カベルネ・ソーヴィニヨン/マルベック2,100円

 

香りブラックチェリー、スミレ
酸味★★★★☆
ボディ★★★★☆
渋み★★★★☆
佐々木
凝縮感ある果実味のみならず、複雑味を生むお花やハーブのニュアンスが印象的な一本となっています。

マルベックは肉料理と最高の相性

マルベックはとにかく肉料理との相性が抜群!

ぜひマルベックを飲む機会には、ボリューミーな肉料理を合わせてみてください。

こちらでマルベックに合わせるおすすめの肉料理をご紹介しますので、ご参考ください。

ステーキ肉

マルベックとステーキ肉は鉄板の組み合わせです。

アルゼンチンは牛肉消費量が世界一の国で、その消費量は日本人の10倍とも言われています。

そんなアルゼンチンの肉料理の王道は分厚い厚切りステーキ

「アサード」と呼ばれる、炭火で焼き上げて塩で味付けしたシンプルな肉料理がアルゼンチンの国民食です。

豪快な肉塊とパワフルなマルベックワインの組み合わせを、ぜひお試しください!

ラムチョップ

柔らかな食感と独特な風味が特徴のラム肉。

ジューシーな脂身を持つラム肉は、ボリューム感のある赤ワインと相性ピッタリです。

渋みと果実味豊かなマルベックと合わせることで、ラムの脂身をなめらかにして肉の旨味を引き出してくれます。

シンプルなラムチョップには若いマルベックを、ハーブやスパイスの効いたものには熟成タイプのマルベックがおすすめ。

ビーフシチュー

深いコクと旨味が楽しめるビーフシチュー。

そんなビーフシチューにはフルボディの赤ワインを合わせるのが王道です。

しっかりと煮込まれたビーフシチューにはカオールの黒ワインを合わせてみてはいかがでしょうか。

マルベックの持つ豊かな渋みと果実味が、ビーフシチューのコクと渾然一体となり味わいにさらなる奥行きを生み出してくれます。

土手煮込み

名古屋のソウルフードである土手煮込み。

八丁味噌で煮込まれた深い味わいのホルモンや野菜は、コクのある赤ワインとよく合います。

土手煮込みは郷土料理なので、合わせるマルベックもカジュアルタイプがおすすめです。

オリーブオイルや黒コショウなどをちょい足しすることで、ぐっとワインとの相性が良くなります。

ソースかつ

とんかつは近年世界中で人気が高まっている日本の肉料理。

甘辛いソースを纏ったソースかつは、赤ワインとの組み合わせが最高です。

ソースかつの持つ甘味・塩味・旨味に、赤ワインの渋味・酸味が加わることで味わい全体のバランスが非常に良くなります。

甘辛いソースの味わいに合わせ、果実味が豊かな若いマルベックを合わせると良いでしょう。

>>肉と合わせるワインはこちらの記事から

マルベックは肉料理と相性抜群な力強い赤ワイン!


マルベックは赤ワインの幅広い個性を知るにはもってこいのブドウ品種です。

深く濃い色調としっかり感じられるタンニン、そして濃厚な果実味。

このパワフルな風味はマルベックならではのもので、熱狂的なファンがいるのもうなずけます。

そんなマルベックはがっつりとした肉料理や濃い目の味付けの料理と相性抜群です。

ちょっとした煮込み料理ならボルドー地方産、野性味あふれるジビエならカオール産、ステーキなどがっつり肉料理を食べたいならアルゼンチン産と、それぞれの産地ごとの個性に応じてマルベックを楽しんではいかがですか!?

他の赤ワイン品種や赤ワインについてもっと知りたい方はこちらをどうぞ。

>>赤ワインのぶどう品種一覧

>>【ソムリエ監修】アルゼンチンのおすすめ赤ワイン20選!特徴から選び方まで解説

>>【ソムリエ監修】フルボディとは?フルボディのおすすめ赤ワイン20選と合わせて解説

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