【ソムリエ監修】クラウディ・ベイを種類から価格まで解説!おすすめ6選も紹介

2018/11/05
ニュージーランド

クラウディ・ベイは、ニュージーランドワインを世界に広めた立役者と言われているワイナリーです。

ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランの素晴らしさを世界に伝えたことで、ニュージーランドがフランスのボルドーやロワールと並ぶ、ソーヴィニヨン・ブランの三大産地と言われるまでになったのです。

この記事では、そんなクラウディ・ベイのワインについて詳しくご紹介。後半では6つのラインナップもお伝えしていきましょう!

記事の監修者

杉浦 直樹

J.S.A認定ソムリエ

歌舞伎役者として人間国宝 中村雀右衛門に師事。15年ほど主に歌舞伎座に舞台出演。 その後銀座のクラブマネージャーを経て、J.S.A認定ソムリエ資格を取得。 現在は支配人兼ソムリエとして、ブルゴーニュとシャンパーニュの古酒を専門としたフレンチレストランを経営する。

クラウディ・ベイのワインとは

クラウディ・ベイは1985年、ニュージーランドのマールボロに創設されたワイナリーです。設立者はオーストラリアのワイナリー「ケープ・メンテル」のオーナー、デイヴィッド・ホーネン氏。

ホーネン氏はマールボロのソーヴィニヨン・ブランに感銘を受け、もともとブドウ栽培には不向きな土地と考えられていたマールボロの可能性を信じて進出。素晴らしいワイン生産地に育てあげたのです。

1985年にリリースした「ソーヴィニヨン ブラン」は豊かな香りと濃縮した果実味で、非常に爽快なワイン。それまでのソーヴィニヨン・ブランのイメージを覆すものと、国際的に高い評価を受けました。

クラウディ・ベイのワインの特徴

クラウディ・ベイがあるニュージーランドのマールボロは、冷涼ながらニュージーランドでは最も日照時間が長く、1日のうちに四季があると言われるほど昼夜の温度差が大きい気候。そのため、ブドウは凝縮した風味を持ちながら、しっかりした酸味とエレガントな果実味を備えます。

クラウディ・ベイの個性的なワインは、このような気候条件によって育まれたもの。世界的な高評価を受ける高級ワインを造りだしています。

初リリースの「ソーヴィニヨン ブラン」のあとも、シャルドネの白やピノ・ノワールの赤をリリース。マールボロの気候と土壌でしか表現できない味わい深いワインが生み出されています。

クラウディ・ベイのワインの選び方

クラウディ・ベイのワインを選ぶときは、種類、品種、価格をポイントにするのがコツです。

種類で選ぶ

赤ワインと白ワインの2種類があります。

クラウディ・ベイの赤ワイン

クラウディ・ベイの赤ワインは、ピノ・ノワールを主体にした2本です。

1994年にマールボロ産の「ピノ・ノワール」をリリースしたあと、2000年には産地をセントラルオタゴに変えた「テ ワヒ」を販売しています。

テ ワヒはマオリ語で「その場所」を意味するもの。その名の通りセントラルオタゴという場所を強調した、ピノ・ノワールの特徴が良く出たワインに仕上がっています。

クラウディ・ベイの白ワイン

1985年にリリースされた白ワイン「ソーヴィニヨン ブラン」は、これまでのソーヴィニヨン・ブランとはまるで違う品質で、世界中を驚かせた逸品です。

その後にリリースされた「テ ココ」は、樽で自然発酵・長期熟成させたもの。同じソーヴィニヨン・ブラン100%ながら最初の「ソーヴィニヨン ブラン」の爽快さとは対照的に、ボリュームを感じさせる重厚な味わいです。

品種で選ぶ

クラウディ・ベイで使われている品種で代表的なものをご紹介します。

ピノ・ノワール

フランスのブルゴーニュ原産の品種です。土地による味わいの違いを明確に反映させる品種で、世界各地でそれぞれの個性を発揮させたピノ・ノワールが栽培されています。

クラウディ・ベイはニュージーランドの地で最も表現豊かなピノ・ノワールを造ることを目標に掲げ、マールボロ産のピノ・ノワールをリリース。その後、さらに進化したセントラルオタゴ産のピノ・ノワールを造りあげています。

 

ソーヴィニヨン・ブラン

フランスのボルドー原産の品種です。世界中で栽培されていますが、ニュージーランドのマールボロはソーヴィニヨン・ブランの代表的産地として、世界的に認められた存在になっています。

柑橘系の香りにハーブや青草のニュアンスがあり、爽やかな酸味とグレープフルーツのような苦味が特徴。

クラウディ・ベイでは熟成したマールボロ産のブドウを使い、それまでのソーヴィニヨン・ブランのイメージを覆すほど、濃縮された果実味のワインを造りあげています。

 

シャルドネ

フランスのブルゴーニュ地方原産の品種です。産地や気候の違いで、さまざまな味わいを持つワインになるのが特徴。

マールボロのシャルドネは、フレッシュなアロマの奥に複雑なニュアンスを秘めた魅惑的な香りがあり、芳醇な果実味とフレッシュな酸味のバランスの良いワインに仕上がっています。

 

価格で選ぶ

クラウディ・ベイのワインは3,000円前後から5,000円ほどで、10,000円近いものもあります。特別な日のディナーに添えたり、来客用にするのに向いている高級ワインといえるでしょう。

今日は少し贅沢をしたい、自分へのご褒美に美味しいワインが飲みたいというときにおすすめです。「テーブルワインでも本格的なものを楽しみたい」という人もぜひお試しください。

その味わいは、値段以上の価値が見出せるはずです。

ソムリエおすすめのブランド、クラウディ・ベイ

クラウディ・ベイの6つのワインナップをご紹介しましょう。

赤ワイン

普段使いの赤にはコレ!

ピノ ノワール / クラウディ ベイ


個性豊かなピノ・ノワール

マールボロで育まれたピノ・ノワールです。

ダークチェリーやワイルドベリーなどの果実の香りに、野性味溢れるスパイスのニュアンスが感じられます。タンニンと酸のバランスが素晴らしく、ストラクチャーのしっかりした仕上がり。エレガントさと深みある味わいで、長い余韻が続くでしょう。

 

特別な日やプレゼントならコレ!

クラウディーベイ テ ワヒ


産地の違う濃厚なピノ・ノワール

官能的で甘くリッチな果実の香り。濃縮されたふくよかな味わいとしっかりした酸味、しなやかなタンニンのバランスが素晴らしく、長く続く複雑な余韻が楽しめます。

1994年リリースのピノ・ノワールとは違った、セントラルオタゴ産ピノ・ノワールの特徴が良く出たワインに仕上がっています。

両方飲み比べて、その違いを味わってみてください。

 

白ワイン

普段使いの白にはコレ!

クラウディー ベイ ソーヴィニヨン ブラン


クラウディ・ベイを代表する逸品

世界が白に目覚めた1本と言われています。 これまでのソーヴィニヨン・ブランとは一線を画する味わい。

ピュアな果実系の香りに、凝縮感のあるエレガントな風味が感じられます。爽やかな酸味とミネラルがバランスの良い味わい。樽発酵のワインが少量ブレンドされていることで、エネルギッシュなワインに繊細な質感を加味しています。

クラウディ・ベイを知るには、まず試したい1本です。

 

シャルドネの白ワイン

クラウディーベイ シャルドネ


シャルドネが好きならコレ!

緑色を帯びた麦わら色で、ホワイトフラワーやレモンジャムなどのフレッシュなアロマ。その奥に複雑で魅惑的な香りが漂います。

芳醇な果実味とフレッシュな酸味のバランスが良く、ヌガーやナッツの香ばしさに加えて深いミネラル感が特徴的。クラシックな味わいで、余韻が長く続きます。

 

プレゼントやちょっとしたご褒美におすすめ!


まったく違う個性のソーヴィニヨン・ブラン

小樽で自然発酵・長期熟成させたソーヴィニヨン・ブランです。初リリースの「ソーヴィニヨン ブラン」とはまったく別物とも言える、クラウディ・ベイのスペシャル・キュベ。

淡い黄金色の美しい色合いに、完熟した柑橘系果実やトロピカルフルーツのアロマ。ブリュレやキャラメルのようなフレーバーを持つ魅惑的な味わいが、エレガントな骨格を形成しています。

週末のゆっくりした時間に、ご堪能ください。

 

スパークリングワイン

クラウディー ベイ ペロリュス


ワンランク上のスパークリングワイン

シャルドネとピノ・ノワールをブレンドしたスパークリングワインです。淡い麦わら色で、熟した柑橘系果実のアロマにシャルドネらしさが現れています。

リンゴやレモンなどのみずみずしいブーケが重なり、2年間の瓶内熟成からくるイーストの香りを引き立たせています。クリーミーで複雑な味わいと、ナッツの余韻が豊かな味わいです。

パーティーなどにピッタリ。華やかな時間を演出してくれるでしょう。

 

クラウディ・ベイのワインおすすめ6選 まとめ

クラウディ・ベイのワインについて、お届けしました。

常に新しいことに挑戦して、ニュージーランドのワインを世界に広めているクラウディ・ベイ。そのワインはどれも一度は飲んでみたいものばかり。

おすすめは、クラウディ・ベイの初リリース「ソーヴィニヨン ブラン」です。世界を驚かせたその味わいを、ぜひお試しください。

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